2012年07月05日

 ろくろ2


今日は、ストレスの無いロクロを挽きました。
大きな物をひも作りと併用して、ぐりぐりとロクロ目も付くに任せ、土が伸び
たがる潮目に乗って余り恣意的にならないように且つ、きちんと作為を持って
作りました。

 画像奥は先日の数物乾燥中。中ほどにこないだ作って
 面白かった 『砧』 手前右は丸壺、俗に言う『蹲(うずくまる)』
 です。丸壺を二つ作ったら少々気分が縮こまったので、すーっと
 上に伸びた手も挽いてみました。名付けて 『のびあがる』 何か
漢字一文字で表現できれば面白いのですが、蹲のような良い字を探して当てちゃい
ましょう。

水挽きロクロは、多くの方が難しいと思っていらっしゃるようですが、手の滑ら
せ方と力のかけ具合のコツさえつかめば、厚みを整えたあとは広げたり縮めたり
しているだけですから、むずかしい技術ではありません。その技を使っていかに
自分の表現にするかという製作理路の構築が一番の勘所だと思います。良いか悪い
かなんてのは作る側も主観的ですし、見る方がそれをどう思うかはさらに主観的、
あとは同調してくださる方と良い出会いがあるかどうかです。この作品達も無事
に焼きあがったら、そういった良い方に縁付いて貰われていって欲しいものです。

『ノビアガル』 の口縁が少々物足りないですなぁ、何か一手、気の利いた細工を試みましょう。



posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの