2012年09月17日

 燻し焼き


 7月の『若林和正の本業展』で、一点だけ焼いた炭化の作品
 です。黒っぽい作品は滅多に焼かないのですが、この形は
 貝殻での焼き締めに不向きなので籾殻を使って燻しました。
 上手い具合に色々と景色が出て、有体な形が救われました。

炭化焼きは焼く人によって色々な助剤を使います。私が教えを請うた笠間の作家
さんは、細かい炭の粉を使うのだよと仰っておられましたし、鶴見区でお知り合い
になった女流作家さんは、窯を焚きながら冷ましつつ還元をかける 『還元戻し』 
というやり方もあるよと教えてくれました。耳学問で自分なりに実践をしなければ
気がすまない性格ですから教わったとおりのことはやらず、勝手流で通していま
すが、それはそれで満足しています。私はあくまで我流独流を通すつもりです。

さて、この壷、二ヶ月たった今も我が家に鎮座しておりますが、お察しのとおり
お客は付きませんでした・・・どなたかと縁付いてくれると良いのですが・・・
因みにお値段 42,100円です。この妙に中途半端な値段については7月25日の
過去記事 『はつび』 をご参照下さい。

悪くはないんですが、これといって良くもあらず・・・まだまだ修行が・・・

posted by かまなりや at 17:10| 焼きもの