2012年12月09日

 冬


 今朝は、横浜新井町も冷え込みました。畑は霜で真っ白、
 外のバケツには薄っすらですが初氷がはりました。日中は
 小春でしたが、午後三時過ぎにはまた冷えて、素焼きの窯
 詰めをしていたらすっかり体が冷えてしまいました。

冷えた体には、お燗に限ります。今日は少々熱くして中から温めながらこれを
書いています。今日のお酒は広島の銘酒 『賀茂鶴』 お酒らしい味のしっかりと
した造りが五臓六腑にしみわたります。私の一日はこのためにあるのだといっ
て良いくらいこの晩酌の瞬間が堪りません。

気が付いたら生まれていて、死ぬまで生活をするのが生きることなのですから、
生にどれほどの意味があるでもないことに薄々気づき、でも生きることに投げ
やりでは飲食が充実しないことも理解し、では何の為に頑張るのかと聞かれた
ら、表向きは家族の安寧や将来のためなどときれいごとを言いますが、その実
はうまい酒を呑み、うまい肴を食べ、笑っていられることに尽きます。

野心あふれる家人はそんな私を小人(しょうじん)扱いしますが、私はそれで
充分満足なのです。巨万の富も、文化勲章も、豪邸も別荘も要りません。
この小さな幸せがずっと続くように、明日も身の丈の分だけ頑張ります。

posted by かまなりや at 17:16| 哲・考・生