2013年05月31日

 楽 日


今月の市場も目出度く千穐楽を無事に納めました。お越しくださった
皆々様には誠にありがとうございました。

 さて、卒爾乍ら来月8日(土曜日)に前回ご好評を
 いただいた 『芋乃酒場』 を再び開催いたします。
 時間は17:00より、前回は日本料理中心でしたが、
 今回は洋風のお料理も献立いたします。

今日は午後に横浜の君嶋屋さんへ日本酒を仕入れに行ってきました。前回
同様本醸造中心ですが、静岡焼津の 『磯自慢』 と 茨城結城の 『武勇』
を買ってきました。これに新潟と山梨あたりのものを揃えてお楽しみいた
だこうと考えております。

メニュー等詳細は近々アップいたします、お楽しみに。
posted by かまなりや at 17:38| お知らせ・ご挨拶

2013年05月30日

 こうめ酢


 一昨日塩漬けした小梅二瓶都合10sは、すっかり
 梅酢が上がり、第一段階終了です。このあと塩が
 馴染み次第、第二段階の天地返しをして重しを掛け
 ます。その後は黴に気をつけながら夏を待ちます。

例年より早く関東も梅雨入りしたとみられるとの気象庁の発表がありまし
たが、この 『みられる』 というおよそ断定を避けた表現に、若者のボカシ
表現のような歯痒さを感じるのは私だけでしょうか。昨今の気圧配置の複雑
さと予報の難しさには同情を禁じえませんが、気象庁の弱腰には呆れます。
梅雨入りしたならしたでバシっと断定宣言してほしいものです。

皆が嫌がる長雨も、畑の作物には天の恵みの水ですな。

posted by かまなりや at 16:55| 梅干し・漬物・保存食

2013年05月29日

 ごむぞうり


 ビーサン、ゴムサン、ジモサンなどと呼ばれるサンダ
 ルですが、私はゴムゾーリと呼ぶのが一番しっくり
 くるように思います。夏に向けて新調しました、今年
 は葉山のブランド 『げんべい』 です。

白のゾーリに紺の鼻緒はかなりお気に入りの配色、やはりマワシと鼻緒は
黒か茄子紺が格好良いです。そして鼻緒の踵側の根元にはgenbeiのロゴ!
あのユーミンも贔屓にしているブランドです。湘南市民御用達ですかな。

ゴムゾーリは履き込んで自分の足形にへこんでくると更に履きやすくなり
ます。この夏はしっかり履き倒して自分の足の一部にしてやりましょう。

おなまえ書いとかなきゃね。

posted by かまなりや at 16:25| 時事・私事・家事

2013年05月28日

 ひらひら


 四辻藍美さんのアイヌ刺繍野外展示作品が風に
 なびいてとても風情があります。道寄りの作品は
 少々風の影響を受けすぎて不憫な気もしますが、
 穏やかな時にはとてもきれいです。

列島は西から順に入梅の知らせが届いています。関東も明日の昼前後か
ら時雨れる予報、明日は野外展示は無理かもしれません。そのまま梅雨
になってしまうようであればあと三日間の会期中、野外の展示は断念せざ
るを得ません。もしそうなってしまった場合には、こちらの動画をご覧い
ただき、ご容赦願います。

今月の芋乃市場は31日金曜日まで、天気は不安ですがお運びを願います。

posted by かまなりや at 18:42| 芋乃市場

2013年05月27日

 完 熟


 小田原昇珠園さんより、小梅が届きました。
 樹上完熟手捥ぎの新鮮果実です。今年はどんと10s!
 小さな実なので数がありますが、お臍のゴマを一つ
 一つきれいに取って塩漬けします。

まだまだ手のかかる仕事ですが、省かずに頑張りましょう。小梅の関東干し
(紫蘇を使わない白干し)の完成は梅雨明けの7月、その後酸味と塩気の落ち
着きを待って秋頃には販売したいと思っております。

posted by かまなりや at 00:00| 梅干し・漬物・保存食

2013年05月25日

 チョットコイ


 先日、映画 『のぼうの城』 のDVDを見ていたら、
 戦国時代の忍城界隈の風景にコジュケイの声が
 高らかに入っていました。おや?この時代にはまだ
 移入していないはずでは?と感じ調べてみました。

やはり、コジュケイは1900年代になってから中国から持ってきた鳥で、
天正年間にはまだその姿は日本には居なかったことが分かりました。
小さなことですが、時代考証はきちんとしてもらいたいもので、些細な
ことですが、それだけで映画の興も冷めるというものです。

最近ではガビチョウなどという鳥も増えてきて、新井町界隈でもチャイ
ナ産の鳥がうるさいほどに鳴いています。あんまりにも増えるようなら、
コジュケイガビチョウもとっ捕まえて焼鳥にして食ってやりましょう。

チャイナチキンケバブー!

posted by かまなりや at 16:57| 自然・花・虫・鳥

2013年05月24日

 なつび


 今日は新井町も少々気温が上がり、午後は室内
 でも25℃になりました。そんな中、明日からの催し
 用のうどんを打ちました。加水を減らして按配しま
 したが生地は伸びやすく、少々細長くなりました。

これから麺を打つには厳しい気候になります。極力空調を使わずに頑張ろ
うとは思いますが、盛夏ともなれば使わずには打ち難いでしょう。今のとこ
ろ朝方は涼しいですから、早朝に頑張って仕事をしましょう。今年の小麦
もそろそろ収穫の時期になります、豊作を祈るばかりですが、新小麦が出
回るのはやっぱり秋。今使っている粉はちょうど一年物!じわじわと熟成
が進んで滋味深い味わいになっています。

さてこのおうどん今月の市場では 『肉味噌うどん』 でご提供いたします。
釜石出身の女将が、盛岡じゃじゃ麺をアレンジしたオリジナルメニューです。
香川県産小麦十割の手打ちうどんに、自家製味噌で作った肉味噌を乗せ、
お好みでキムチと卵スープで食べるうどんは滋養満点。初夏にぴったり
の献立です。

5月の芋乃市場は明日25日から、今月はアイヌ刺繍の展示です。
皆々様のお越しを一同お待ち申し上げております。

posted by かまなりや at 19:29| そば・うどん・麺類

2013年05月23日

 月見草


 自宅陶芸教室の生徒さんで小品盆栽をやってらっ
 しゃる方が居て、専らその盆栽用の鉢を専門に作っ
 ていられます。最早玄人裸足で私はお手伝いをする
 程度、たまさか植えたものを持って来て下さいます。

画像は八角の青磁鉢に植えた 『ツキミソウ』 なんとも可愛らしく納まっ
ています。黄色い花の系統はマツヨイグサと呼ぶことが多いそうですが、
ツキミソウの方が通りが良いように思います。小さな鉢に植えるとその
環境に適応して草丈も花も小さくなって、それでもきちんと花や実を付け
るから不思議です。野生種の極端な矮小化として盆栽を敬遠する向き
の方も見受けますが、上手に育てているものを見るとこれはこれで品の
良い園芸文化だなあと感心してしまいます。まして鉢も手作り、何とも
いい〜仕事です。 因みに大きさは一辺2cm高さ4cmほど。

今日は満月二日前、まん丸ではありませんが割りと早い時間にお月様
が顔を出します。宵の空には蝙蝠も羽ばたく季節、初夏の月を眺めなが
ら冷や酒でもくいっと呑りましょう。 たまには自作のサカズキでね。

posted by かまなりや at 17:17| Comment(0) | 焼きもの

2013年05月22日

 新 梅


 2013年収穫の梅干し用生梅の予約をしました。
 今年もいよいよ保存食作りのシーズンが到来します。
 生梅が届くのは6月になってからですが、お得意先
 の昇珠園さんに無事予約ができて一先ず安心です。

画像は昨年の 『十郎梅干し』 です、もうあとこれだけしかありません。
昨年は十郎を20s、小梅を5s漬けて干しました。小梅の評判が良かった
ので今年は倍量の10s注文しました。十郎は昨年同様20s、都合30sの
仕事です。小田原昇珠園さんではカリカリ小梅用の梅が早くも収穫されて
いる模様、追々完熟小梅も出荷されることでしょう。品物が届き次第まず
は小梅の塩漬けから、順々に仕込んでいきましょう。

干すのはまだまだ先ですが、この時ばかりは暑いのが嬉しく感じます。

posted by かまなりや at 17:44| 梅干し・漬物・保存食

2013年05月20日

 土ごしらえ


 年長組さんの一日陶芸教室でお世話になっている
 磯子区屏風ヶ浦保育園の教室が今年からグレード
 アップしました。なんと今年は土を作るところから
 じっくりと取り組みます。今日はその初日でした。

生憎の雨模様になってしまいましたが、原土とタライ、フルイなどを携え
て行ってまいりました。今日は土を水に溶かして篩に通し砂や葉っぱなど
を漉す作業です。簡単な作業ですから3歳、4歳の皆さんにも参加していた
だきました。初めての試みで私も段取りがおたついてしまいましたが、そこ
は保育士さんたちが上手にお子さんたちをいざなってくださり、およそ60名
弱のお子さん達に土ごしらえの仕事を体験していただけたように思います。

年長さんには多少なりとも土の性質やスイヒ作業の意味合いも説明を試み
ますが、肝心なのは変化する土の色や匂いや手触りです。気持ちわるいと
感じたり、おもしろいと感じたり、土のぬるぬる感や湿った香りなどを瞬間
瞬間に五感で体感して欲しいと思います。

バーチャルなんて言葉が横行し、それに対応するようにリアルなどという
言葉も氾濫し、現実世界での五感の体感が鈍くなりつつある時代、焼き物
を通して土や石や水や火をしっかりと感じて欲しいと思います。感性の発達
は一概に割り切れませんが、この体験はきっとお子さん達の人格形成に
良い糧となることでしょう。

さて次回はこのスイヒした土を干しあげて、まとめる作業をします。
保育士の皆々様、また御面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願い
いたします。

お子様方にはまたまた泥んこ遊びしてもらいますよー お楽しみに。

posted by かまなりや at 17:23| 焼きもの

2013年05月19日

 新企画


 芋乃市場では今日から新台所企画が始まりました。
 その名も 『つくってのむ料理教室』 色々なお料理
 を女将りえ子と参加者が作り、出来上がったらその
 お料理に合うお酒を呑みましょうという教室です。

本日記念すべき第一回は 『手作りソーセージとドイツビール』 ソーセー
ジ作りをしながら燻製も作り、出来上がったらドイツビールで乾杯という
実に美味そうな企画が只今4時現在、正に進行中ですです。

来月16日には第二回 『ソバ屋料理で呑む 憩いのお酒』 が開催されます。
何と!講師はこの私、手打ちそばに玉子焼き、そばがきを作って銘酒を呑む
という安直な企画です。が、精一杯おいしいものができるよう、わかり易く
ご指導いたします。詳しくは後ほどコーナーを作ってアップいたします。

さて、私も混ぜていただいてビールとソーセージを試食して参りましょう。

posted by かまなりや at 16:12| 芋乃市場

2013年05月18日

 おりべ


 焼き物屋のくせに釉薬が嫌いです。けれども、織部
 の絵付けと釉掛けはとても楽しめます。絵付けと
 いっても私の場合字付けですが、鬼板でズバッー
 と字を書き柄杓でダダーっと釉掛けします。

本歌の織部焼きのようなひょうげた個性の発露は職人気質には不可能
ですが、若林が織部をやるとこうなるのだくらいのものにはなるでしょう。
あとはご覧になる方との感性の相性でしょう。首尾よく焼きあがりました
ら、また露悪いたします。

因みに左側は風、右側は波と書いてあります、奥のものは釉掛け完了。

関連記事 5月1日 銅鑼鉢

posted by かまなりや at 17:08| 焼きもの

2013年05月17日

 おまけ


 マルちゃん焼きそばのキャンペーンで応募したスト
 ラップが届きました。想像以上に可愛らしいデキで
 マニア心をくすぐる逸品です。大盛りのマルちゃん
 焼きそばに這い登るキティちゃんが泣かせます。

子供の時分、お菓子に付いている 『おまけ』 が欲しくて仕様がありませ
んでした。が、そういう無駄な物を買うゆとりの無かったであろう我が親は
いっこう買ってはくれず、丸美屋のふりかけやケロッグのコマーシャルを
恨めしく眺めたものです。長じてこういった玩具が好きなのも子供時分の
渇望が燻っているからなのでしょうか?下らぬオモチャに心惹かれます。

とは言え最近のおもちゃは細かい所までよくよく作り込んでいて驚きます。
一昔前はこういったものは 『こどもだまし』 などと揶揄されたものですが、
昨今はれっきとした大人が騙されてしまいます。この商品などは包装も一
工夫されていて、マルちゃん焼きそばのパッケージデザインになっており、
小憎い演出に一本とられていっそ愉快でした。

さて、このストラップをどこぞに付けてイカす中年になりましょう。

関連記事 4月2日 全プレ

posted by かまなりや at 17:30| 数寄・骨董・道楽

2013年05月16日

 旬 菜


      

先日、アイヌ刺繍の先生から千葉のソラマメを頂戴しました。時同じく、
小谷村の旧友が地元産のコゴミを携えて訪ねてくれました。おとつい家人
の弟の伴侶のご実家新潟能生から朝採りのワラビをたくさん頂きました。
そして今日、青森の知人からタラの芽がドサリと届きました。折しも昨日、
関東の山菜はもう終ったなどと書いた舌の根の乾かぬうちにまた北国の
美食材が食べられるかと思うと幸甚の至りです。

南北に長い日本の風土と各地のお知り合いに感謝して、イタダキマース。

因みにワラビはマヨネーズ醤油が美味しいですよねぇ。

posted by かまなりや at 17:12| 水・酒・食材

2013年05月15日

 みょうが


 お隣との地境に茗荷がもりもりと生えてきました。
 ちょうど春に松の木を倒したあたりで、明るくなった
 のが良かったのか例年よりたくさん出ているようで
 す。地境が判然としないので迂闊には採れません。

何にせよ、こういったものが自生するのは好ましいことです。筍も終わり、
関東では山菜の類はほぼ終りました。これからの楽しみは茗荷の子くらい
でしょうか、花芽が付いたら我が家寄りの奴を控え目にいただきましょう。

posted by かまなりや at 16:54| 自然・花・虫・鳥

2013年05月14日

 つ る


 土瓶の持ち手をツルで編んでみました。中々難しかっ
 たですが、コツさえ掴めば職人気質の自分には性分
 に合う仕事です。いかんせんツルが古い材質で堅く、
 皮が切れてしまい美観が優れません。

試みにいくつか作ったこの手の土瓶を量産しようかと考えている折、市販
の持ち手では詰まらないので編むようにしたいのですが、良い蔓の入手先
を知りません。時季的に秋のものであろうことは予想できますが保存して
使っている編みこみ専門職の方もいらっしゃるはずだと思います。

なんとか探し出して、良い手が作れるようにがんばりましょう。

posted by かまなりや at 17:00| 焼きもの

2013年05月13日

 立 体


 連休が忙しく過ぎ、やっと休みが一日作れました。
 気晴らしに、映画館に行ってデジタル3D公開のアイ
 アンマン3を観てきました。噂に聞く最新鋭の立体映
 像はきれいでしたが、いやいや目が草臥れました。

立体映像の技術は格段に進歩しているようですが、メガネが必要なところ
やメガネをかけないで見ると映像が二重に見えるところなどは旧式のもの
と変わらぬようです。その昔はなんだかちゃちな紙でできた青と赤のセロ
ファンが貼ってある頓馬なメガネをかけて見たのを覚えています。最近の
はあれに比べるとちょっと格好よくなったようですね。でも、やはり目の
疲れは残りますし、いかんせん画面が暗くなるようで、いい歳のおっさん
には3Dは些か負担です。

それでも、切符の買い方や劇場のカッコよさには驚きます。今朝思い立っ
て、自宅のパソコンで上映館を調べ、空席を検索しチケットを予約、カー
ドで支払い劇場の端末機でポポンと発券。座席指定で並ぶこともなく着席、
始まり始まり〜ですからね。その昔、前売り券を買って宝物のように眺め
て暮らし、封切になった映画館に並んで堅い椅子の席で見た007シリーズ
などとは比べものになりません。

世の中はどんどん変わっていきますねぇ、長生きはするモンです。

でも立体映画はもう、ご勘弁願いましょう。

posted by かまなりや at 17:13| お知らせ・ご挨拶

2013年05月12日

 糠元気


 気温が上がり、糠床の微生物たちが活性しています。
 春先の肌寒かった頃は二日に一度ほどかき混ぜてい
 ましたが、毎日ペースになりました。これから更に気温
 が上がれば朝晩といった頻度になるでしょう。

理屈で言えば、微好気性の乳酸菌と嫌気性の酪酸菌と好気性の産膜酵母
が互いに野菜表面と糠床の底と糠床表面に繁殖して、それが入れ替わるこ
とでお互いの繁殖を抑制し糠漬け特有の風味を生み出す。ということらしい
ですが、やっていることは毎日塩を足してかき混ぜ、野菜を埋めているだけ。

知識で理解することはとても重要ですし、美味しい漬物がなぜできるかを
知ろうとせずにただ教わったことだけを繰り返すだけでは幼稚です。けれ
ども、数値化してマニュアル通りに漬けただけでは満足の行く物にはなり
ません。その日の気温湿度、漬ける野菜の状態、糠の手触り、五感を使っ
て聴きとることが重要です。

毎日が百点満点にはなりませんが、上手くゆくと本当に美味しい漬け物が
いただけます。そういう日には画像のお野菜のように食べたあとは家族み
んなの顔に、にっこり笑顔が浮かびます。 果報、果報。

posted by かまなりや at 17:20| 梅干し・漬物・保存食

2013年05月11日

 ぼっち


 信州で本場 『戸隠そば』 を食べてきました。とは
 言え、戸隠まで行ったわけではなく須坂の戸隠そば
 屋さんでいただきました。噂に聞く 『ぼっちもり』 の
 おそばは太くしっかりとしてとても美味しかったです。

ざるに少量ずつ分けて盛り付ける 『ぼっちもり』 には諸説所以があるよう
ですが、神事の際に複数の神様にひとぼっちずつお供えする風習が広く
一般にも定着したものであろうということのようです。機能的にも食べやすく、
手間の掛かった盛り付けは見目にも良いものです。畢竟一枚の分量も多く、
ざるそば一枚で充分お腹が満たされました。

関東には関東の、信州には信州の、東北には東北の文化に根ざしたおそば
があり、行く先々でそういった成熟した麺文化に触れることは幸せです。江戸
そばで無けりゃぁいけねぇとか、そばは信州に限るとか、狭い料簡で物事を
限定せず、色々な郷土食を楽しむ視野を持ち続けたいものです。元より、私
は麺の硬さについてはストライクゾーンがだだっ広いですから、これからも
色々な麺を広く深く愛していきましょう。

次は 『越前おろしそば』 なんかいいですなぁ。

posted by かまなりや at 16:57| そば・うどん・麺類

2013年05月10日

 よろいかぶと


 信州行でちょっとだけ観光をしてきました。松代の
 真田屋敷です、宝物館だけささっと見学してきました。
 中でもこのトンボの前立ての甲冑が格好よかったです。
 戦国時代のこういった美意識は何とも不可思議です。

殺し合いの装束に色々に個性を出すのはやはり、戦争の形態が 『合戦』
というある種の作法に則っているからなのでしょうか。兵器の未熟な時代
の武士の身嗜みを見るようで、凛々しさを感じました。これに比べると最近
の兵隊さんは野暮ったい格好をしていますねぇ。

仕方ないことですけどねぇ。

posted by かまなりや at 17:23| 哲・考・生

2013年05月09日

 信 州


 おはようございます、信州へ来ています。
 昨日こちらに移動し、アイヌ刺繍展の会場となる
 若穂保科 『ねこぽぽテラス』 で四辻藍美先生と
 お弟子さん達の作品搬入のお手伝いをしました。

会場は広い庭園をカフェに改造した素敵な場所で、信州の山間からは
イカルの囀りも聞こえてくる山里といった佇まい。透けるタペストリー
作品を中心に野外に展示された作品が空間をさらにおもしろく演出す
る楽しい展示になりました。本日初日!会期は11日土曜日まで。3日
間と短めですが、この素敵な空間で、石窯ピザとお茶を楽しんでみて
はいかがでしょうか?

四辻藍美+・・・ アイヌ刺繍展
『一本の縄から始まる 光と風と緑につつまれて』 11:00〜17:00

posted by かまなりや at 06:58| お知らせ・ご挨拶

2013年05月07日

 かんとう


 衣類の物持ちが良く、自由業という職業柄も手伝っ
 て少々草臥れたシャツも、小さな穴が開いたズボン
 も一向構いません。畢竟下穿きの類もついついヨレ
 ヨレくたくたになるまで使い込んでしまいます。

先日も、ゴムが伸びて穴まで開いたパンツを穿いていたら女房に呆れら
れ、もう捨てなさいと叱られました。ああこれはひどいねぇ、ああたの言うと
おりだ、そろそろお別れをしようと相槌を打ち乍らついつい手拍子で洗濯籠
に入れてしまうと女房は女房で一纏めに洗って畳んで仕舞う始末。すると
ついついまたそれを穿いてしまい、グルグルと悪循環は繰り返されて図ら
ずも退役間近の猿股は目出度く現役続行と相成ります。

これではいかんぞと、古着を捨てる勢いをつけるために新物を買いました。
私は間道柄が好みです、それも縦縞。売り場には圧倒的に格子柄が多く、
縦縞を探すのに苦労することも侭ありますが、派手でない利休好みの縦縞
が見つかれば迷わず購入いたします。金襴,緞子に代表されるような名物裂
といわれるものは世に多々ありますが、男の最後の着衣は己の心のように
真っ直ぐな縞模様が相応しいと思います。

このパンツも穴が開くまで可愛がってやりましょう。

posted by かまなりや at 17:04| 時事・私事・家事

2013年05月06日

 つつもの


 黄金週間最終日、本焼きの窯を焚きながら作品
 を作っております。先日平たいものを作った反動
 か筒物を作りたくなって、ひょろひょろとした花入れ
 を挽きました。つつもののロクロも中々楽しいです。

とは言えハナっからの水挽きではなく、まずは底を作って紐でこつこつ
一尺ほどに積みその後水挽きして仕上げています。あんまりつるりとして
いるのも詰まらないので一箇所縦箆を入れ、口は絞って波打った成りの
仕上げ。底も削らずにポンと亀板からはがして完成です。

これは横倒しに転がして貝殻で焼き締めます。焼きあがるのは先ですが、
今の時季ならアヤメなど活けたら良いのではないでしょうか。本格的な
活花は学んでいませんが、筒の花活けは何だか作りたくなることがあり
ます。こういうものは花が入っていなくとも存在感がありますから、置物
としても良いように、姿や焼き按配に気配りが必要です。

気張って焼きましょう。

posted by かまなりや at 16:21| 焼きもの

2013年05月05日

 焼鳥法法華経


 2年ぶりに車検を通したハイエース号の試運転に
 東京は等々力のKINOKUNIYAさんへお買い物
 に足を伸しました。久しぶりの大型ワンボックスは
 乗り心地もよく、楽しい小ドライブをしました。

美味そうな焼鳥セットを見つけ、陽も長くなったし外で焼いて食べるべぃ
と購入しました。夕方、陽のあるうちからちょいと炭を熾し、じわじわ焼い
ていると側のモチノキにウグイスが飛んできて鳴きはじめました。仲間
の鳥を焼いている側で鳴くウグイスの声に些かの罪悪感を感じつつも、
食欲には抗う術を持たず、ほうほけきょを聞きながらじゅうじゅう焼き
ました。  動画を撮りましたのでご覧下さい。

さて、黄金週間も佳境を迎えいよいよUターンラッシュのお時間です。
毎年の楽しみですが、高速道路の渋滞のニュースを楽しみに今日も
美酒を頂戴することと致しましょう。

ドライバーの皆様、イライラせず、安全運転でお願いいたします。

posted by かまなりや at 18:12| 水・酒・食材

2013年05月03日

 てんもり


 『天ざるそば』 というと、ざる・もりそばに天ぷらの
 添えられたものを思い浮かべると思いますが、元祖の
 ものは掻き揚げをつゆに浮かべてつけつゆとしたもの
 で、室町砂場さんの『天もり』がその嚆矢だそうです。

これ、実に美味しいです。このスタイルは 『鴨汁』 や 『けんちん』 など
と同じ発想でしょうか。もりつゆでは少々濃いので出汁で半分くらいに割る
のが良いようです。程よくつゆを含んだ天ぷらは天丼のような美味さですし、
油が効いたつゆでいただくそばはこれまた寒露です。種物の天ぷらそばの
台抜きを俗に 『ヌキ』 と言いますが、天ヌキにそばをつけて食べている
ような感覚で楽しいです。ラーメン業界で流行のつけ麺はこのスタイルの
応用編ともいえるでしょうねぇ。

おそば屋さんの天ぷらは衣が厚くてつゆを吸うとそれはそれは美味になり
ます。天ぷら屋さんのカラッとした揚げ物も美味しいものですが、衣の厚い
天ぷらの油を上手に切って揚げ置きをし、そばつゆで味をつけたものはこれ
また滋味深いものです。

蕎麦屋の天ぷら谷中の質屋』 ってね。 是非お試しを。

posted by かまなりや at 05:52| そば・うどん・麺類

2013年05月02日

 ぎょく


 一月に益子の骨董屋さんで手に入れた玉子焼き鍋 
 『玉板』 を磨きました。かなり使い込まれていたので、
 中々手間がかかりましたがどうにかきれいになりました。
 蓋も削りだし、記念に 『玉』 の一字を墨書しました。

さあ、これで明日は玉子焼きを焼いてみましょう。明日はおとなりの竹山に
入らしていただき、筍掘りをして楽しみます。参加人数が多いのでこの大き
な玉板で焼いてちょうど良いくらいです。問題はきちんとこの鍋が振れるか
どうかです・・・ま、これも練習、がんばりましょう。

今年1月7日の日報 『ぎょくばん』


posted by かまなりや at 17:03| 書・画

2013年05月01日

 銅鑼鉢


 大きめの 『どらばち』 を挽きました。ほぼ一尺です。
 焼くと縮んで一割ほど小さくなりますから、27pほど
 の浅鉢になるでしょう。これに酸化鉄で絵のように字
 を書いて緑釉を掛けます。いわゆる青織部です。

本来なら美濃のそれも五斗蒔あたりの土を使うのが本道でしょうけれど、
私は信楽の砂目の土で織部も焼いちゃいます。少々混血ですが、同じ
日本の土でありまた、滋賀と岐阜はお隣り同士でもありますし、土と釉
の相性は良いのですからそれほど邪道でもありますまい。

大きな作品は、ゆっくりとロクロが回るので穏やかな気分で作れます。
五月のスタート、おおらかなロクロ挽きをして良い気分です。

posted by かまなりや at 17:12| 焼きもの