2013年05月07日

 かんとう


 衣類の物持ちが良く、自由業という職業柄も手伝っ
 て少々草臥れたシャツも、小さな穴が開いたズボン
 も一向構いません。畢竟下穿きの類もついついヨレ
 ヨレくたくたになるまで使い込んでしまいます。

先日も、ゴムが伸びて穴まで開いたパンツを穿いていたら女房に呆れら
れ、もう捨てなさいと叱られました。ああこれはひどいねぇ、ああたの言うと
おりだ、そろそろお別れをしようと相槌を打ち乍らついつい手拍子で洗濯籠
に入れてしまうと女房は女房で一纏めに洗って畳んで仕舞う始末。すると
ついついまたそれを穿いてしまい、グルグルと悪循環は繰り返されて図ら
ずも退役間近の猿股は目出度く現役続行と相成ります。

これではいかんぞと、古着を捨てる勢いをつけるために新物を買いました。
私は間道柄が好みです、それも縦縞。売り場には圧倒的に格子柄が多く、
縦縞を探すのに苦労することも侭ありますが、派手でない利休好みの縦縞
が見つかれば迷わず購入いたします。金襴,緞子に代表されるような名物裂
といわれるものは世に多々ありますが、男の最後の着衣は己の心のように
真っ直ぐな縞模様が相応しいと思います。

このパンツも穴が開くまで可愛がってやりましょう。

posted by かまなりや at 17:04| 時事・私事・家事