2013年07月31日

 ガラス展


 石川県のガラス工房 『蕾』 さんガラス作品展
 を観に、聖蹟桜ヶ丘の京王百貨店に行ってきまし
 た。毎年このギャラリーで開かれている展示です
 が中々伺えず、今日は張り切って伺いました。

7階のギャラリーはすっきりとしていて入りやすく、整然と並んだガラス
作品はどれも涼やか。季節がら風鈴などもあってよい展示でした。画像は
頂戴してきた 『双葉ぐい呑み』 と 『八寸のお皿』 ぐい飲みは底部分に
淡い緑の双葉模様があり、冷たいお酒に良さそうです。お皿は浅鉢といっ
て良いくらいの深さがあり、サラダや冷麺にまた枝豆などにも良さそうで、
シンプルなだけに色々に楽しめそうです。

ガラスは夏が勝負だと内藤さんのご主人は言っておられました。確かに冬
場には購買意欲が沸かないのも無理からぬことでしょう。でも、お二人は
寒い寒い石川の白山麓で雪に覆われながらガラスを吹いているのかと思う
と、この仕事も大変だなあと頭が下がります。

会場でばったり懐かしい友人レイコちゃんとお嬢さんにお会いして、お昼
をご一緒しながら近況など伺って、お互いの子供の成長に驚きつつ再会
を約して分かれてきました。茨城の分校で知り合った皆さんと、こうして永
のお付き合いをさせていただけるのも何かのご縁。これからも作り手として
お互い頑張れるように末永くご別懇を願いたいものです。

機会があれば石川にお邪魔して、仕事場など見せていただきたくその折
には蕎麦道具も持参して加賀・越前のそば粉で打ちましょう。酒は加賀鳶
か黒龍あたりがよろしかろうと勝手に算段しております。

真冬のドカーンと雪のあるときに伺いますかー。 さぶそー。

晩酌で早速
posted by かまなりや at 17:03| 時候・紀行・鑑賞

2013年07月29日

 地炉利


 酒器 『ちろり』 の試作品です。一合物です。
 銅や錫のものが多い酒器ですが、陶器で作って
 みました。この焼き色だと燗でも冷やでも良い
 感じです。秋には量産しましょう。

ちろりは、おでん屋さんでお燗をつける器が一般的ですが、元は囲炉裏端
で使った道具であるそうで囲炉裏が訛って地炉利になったとか、ちろりと
温まるからだとか諸説があります。字も知呂利とか銚釐などが散見します
が、陶器には 『地炉里』 がしっくり来るように思います。

土から生まれた器を炉で燗をして里の肴で呑む。 いいですなぁ〜。

posted by かまなりや at 17:39| 焼きもの

2013年07月28日

 うりぃぃぃぃぃぃぃ


 大きな胡瓜が好きだとあちこちで吹聴し、この
 日報でも喧伝した効果は絶大で、コンスタントに
 頂戴します。それもわざわざお届け下さるので、
 恐縮しつつも諸手を挙げて拝領しております。

糠漬けの美味しさは言うに及ばず、炒め物もまた乙です。画像は豚肉
と炒めた物、ビールのお供にバツチリです。そして煮ても美味いんです
よぉ、お勧めは味噌汁!皮を剥き、種を取って茹がき、味噌を溶けば夏
バテ知らずの瓜汁のできあがり。

胡瓜農家の皆様、大きな胡瓜も捨てずに流通させてください。

関連記事 2013年7月15日 大木瓜

posted by かまなりや at 18:13| 水・酒・食材

2013年07月27日

 ぎざじゅう


 買い物のお釣りでたまさかギザギザのある十円
 玉を貰うことがあります。随分と見かけなくなった
 所謂 『ギザ十』 ですが、見付けると嬉しくて集め
 ています。5枚ほど持っています。

最初に発行されたのが昭和26年、昭和33年まで7年間製造されていま
す。が、発行枚数が多く価値は無いとか。画像の硬貨は昭和28年のも
の、60年前に製造された硬貨です。この年は吉田首相がバカヤロー解
散をし、テレビ放送が始まった年です。以来60年間風雪に耐えたこの
硬貨はそれなりの磨り減り方をしており、働いた美しさがあります。

中国の暦では十干十二支の60通りが一巡りすると還暦といって祝い
ます。古くさい、他国の暦ではありますが60年という年月は吝かでな
いことは自明のこと。敬意を表して取っておきましょう。

私は10年後に60になりますが、いったいどのようになっているので
しょうか? 楽しみでもあり、不安でもある己の姿です。

posted by かまなりや at 17:14| 哲・考・生

2013年07月26日

 う り


 アイヌ刺繍の藍美先生から立派なシロウリを頂戴
 しました。八寸〜一尺ほどもあります、千葉特産の
 『はぐらうり』 であろうと思われます。実に旨そう、
 早速糠漬けにしていただきましょう。 !感謝!

野菜ナビ 瓜

posted by かまなりや at 16:54| 水・酒・食材

2013年07月25日

 なつやすみ


 7月と8月は、芋乃市場は夏休みをいたします。
 近年の猛暑を鑑みての判断ですが、営業の形態
 を進化させていく計画があり、その準備期間という
 主宰側の実情がございます。

開店から7年、当初の計画と将来の展望のズレが見え隠れしてきました。
それをどのように修正するかに知恵を絞ります。ご贔屓をいただいてい
るお客様と、携わってくださっている皆々様とさらに充実した活動がで
きるか、前向きな軌道修正をいたします。

9月からの展開は、近々サイトと書面でお知らせいたします。

より広い活動の場となるように、拙い叡智を絞る所存です。

posted by かまなりや at 17:57| お知らせ・ご挨拶

2013年07月24日

 干し待ち


 先月21日の夏至に漬け込んだ十郎梅がもうすっ
 かり漬け上がり、干すのを待つばかりなのですが
 天気が芳しくありません。こういうお天気を、戻り
 梅雨というのでしょう、待つしかありますまい。

週間天気も予報は曇りがちで、干すには日照が弱く二の足を踏まざる
を得ません。今月はどうも難しそうです。まあ、来月になればまたグワっ
と太陽が照り付けて梅干し日和になると期待し、早まらぬように気持ち
を抑えましょう。

ああ、早く干し終えて安心したいです。

posted by かまなりや at 16:42| 梅干し・漬物・保存食

2013年07月23日

 霹 靂


 夕方、仕事がひと段落して時計を見ると4時半。
 にしては外が暗く、遠くでゴロゴロと雷鳴が聞こ
 えました。外へ出て東の空を見ると、不穏な雲が
 湧いています。すぐに、家に引っ込みました。

直後に、バラバラと大粒の雨、これは雷もこっちに来るのかと戦々恐々
お天気サイトを見ると雷の中心は東京大田区、川崎あたりにある模様。
桑原桑原と唱えつつこれを打っていますが、雨もそれほどひどくならず
雷鳴も遠のいてきました。 助かった。

いい歳をして雷が苦手で困ります。子供の時分に受けた心的外傷が、
未だに尾を引いていて雷様だけは今後も仲良くはなれそうもありませ
ん。増してこのところの劇症的な雷雨はなるべくなら遭遇したくないも
のです。そうは言ってもこの夏のうちに一度や二度はそういうこともあり
ましょう。

その時はその時ですが、せめて座り小便をして馬鹿になるようなことの
ないように覚悟だけは決めておきましょう。

posted by かまなりや at 17:04| 時事・私事・家事

2013年07月21日

 おろぬき


 津久井在来大豆の本葉が出揃い、一本立ちに
 し一回目の土寄せをしました。播種から17日目
 です。折角育った苗を抜くのは忍びなかったです
 が、発芽率が解らなかったので仕方ありません。

栽培の手引きには20〜25日で本葉5枚ほどとありましたが、ウチのは
もう8枚ほどに育っています。あまり早いのも倒伏の心配があるので
芳しくないのでは・・・そういえば茨城の農家のばあちゃん達は間引き
のことをオロヌキと言ってましたっけ、『いぐらか混んでんだねぇのげ
それぇ?ちんとおろぬいたらかっぺぇ』 なんてね。

訳 『それ少し混んでるんじゃない?ちょっと間引いたほうがいいよ』

posted by かまなりや at 15:37| 修理・営繕・庭仕事

2013年07月20日

 選 挙


 明日は参議院議員選挙の投票日です。勿論、
 投票には行きますが何とも虚しい気持ちです。
 神奈川選挙区も与党ムード、4人の議席はハテ
 どうなるやら。投票率も伸び悩む雲行き・・・

候補者ポスターのこぼれんばかりの笑顔を見ても空々しい気分に
なるばかり、然し乍ら今日の現実から目を背けるわけにも行きます
まい。畢竟、消去法的な選び方になることは否めませんが原子力
を推進するような愚か者には努々清き一票を投じぬよう、選挙公報
などよく読んで吟味しましょうか。

せめて、投票率が50%を切りませんように。

posted by かまなりや at 17:25| 時事・私事・家事

2013年07月19日

 さんたて


 おソバは 『三たて』 が美味しいと巷では言われ
 ます。所謂挽きたて、打ちたて、茹でたてですが、
 これはどなたも異論がないでしょう、が、敢えて
 この贅言を要しない神話に異を唱えてみます。

まず 『挽き立て』 石臼製粉行程を細かく知れば玄蕎麦を挽いたものに
はそば殻が混じっていてすぐに食べられる状態ではありません。殻を除い
たヌキから挽いたとしても、甘皮が混入し野趣のある蕎麦にしかなりませ
ん。不味くはないですが、アクの強いものになってしまいます。粉は篩を
通して丁寧に調合をしてこそ美味いのです。敢えて言うなら 『篩いたて』
が良いでしょう。

次に 『打ちたて』 手打ちのお蕎麦は切ってすぐは美味しくないと言わ
れます。おソバ屋さんはこれを包丁下といって少し置いてから茹でます。
麺線から余分な空気を抜くためだそうです。私などは一晩寝かして熟成
したものを美味しいと感じます。

そして 『茹でたて』 茹でてすぐの熱々のお蕎麦はねっとりとして不味くは
ないですがどろりとしています。出雲には釜揚げソバがありますが、蕎麦
粉の多い細打ちはやはり一度水で洗い、ぬめりを取って水を切り、もりな
ら冷水で締めて、あつもりなら湯をかけて、かけでも一度洗ってから温か
い甘汁をかけるのが美味い食べ方だと思います。

さて、この三たて、製粉も打ち方も情報も流通も今のように発達していな
かった頃の神話ですから現代の暮らしにそぐわなくなってしまったのは致
し方ないことでしょう。でも、出前のお蕎麦しか食べられない状況では憧れ
るのも無理からぬこと。重箱の隅をつついて三たてに盾を付きましたが、
広義では意義はありません。きちんと挽いた粉を手打ちして、しっかりと
茹でたお蕎麦は最高です。

でもね、乾麺のおそばでもしっかりと茹でて締めて水を切っておくと茹で
置きも抜群に美味いんですよぉ。画像はお昼に茹でたよしみやさんの乾麺、
涼やかなガラスの小皿に80gほど分けてとって置きました。これからこれに
つゆをぶっ掛けて晩酌の肴にします、焼き海苔を添えてね。

ほ、ほ、果報、果報。

posted by かまなりや at 17:51| そば・うどん・麺類

2013年07月18日

 どよう


 暦の 『土用』 は各季節の間にありますが、夏の
 土用だけが一人立ちして他の土用は忘れ去られ
 ているようにみえます。まあ、元より五行説に基く
 古代中国の暦法で、現代人には不向きでしょう。

あまつさえ、土用の丑に鰻を食べようなんてのはバレンタインのチョコと
同様利害に結びつけた商法に他ならず、この日に何が何でも鰻を食べ
なければいけないわけではありません。こういう商法にはトコトン逆らい
たくなる天邪鬼は土用の丑に特別なことは一切しません。恵方巻きもし
かり、バレンタインなどはもっての外、マスコミに煽られなびく御連中を
横目に、このくそ暑いのに値の張る熱い鰻の照り焼きなどに行列を拵え
て阿呆なことよと、涼やかに活きの良いカツオやイナダなど食べるのが
乙な夏の過ごし方と心得ます。

とは言え、鰻は大好物!夏の痩せた鰻(養殖は措いといて)などには目
も呉れず、晩秋から初冬のそれこそ油の乗った奴を熱い酒と一緒にいた
だきたいものです。でもねぇ、天然物の国産鰻なんてそうそう庶民の口
には入りませんよねぇ・・・

暑い夏を乗り切ったなら、ゆっくりと安価な鰻でもつつきましょう。

※ 画像は、北斎漫画 『鰻登り』

posted by かまなりや at 17:54| 時候・紀行・鑑賞

2013年07月17日

 蕎麦本


 蕎麦博物学の権威、新島繁さんの本を読んでいま
 す。博物学などと書きましたがそんな分野がある
 のかどうか?でもしかし、この幅広い知識と多岐
 にわたる編纂には脱帽します。

蕎麦切り文化は江戸で発達した経緯から江戸前のお蕎麦が標準値的
に相対化されているように見受けますが新島氏の研究は広く日本全土
に及び、地方色のある蕎麦文化もあまねく網羅されています。読めば
読むほど江戸蕎麦に縛られている自分のお蕎麦感が揺らぎます。

はて、では自分の目指すソバはと自問するとやはり、白く細く、する
すると手繰れる長さで、濃厚なつゆにちょいと付けていただくモタレ
ない毎日食べたくなるものとなりますが、食べる側に立ってみると、
挽きぐるみの黒い田舎ソバも、真っ白い更科や季節の変わりそばも、
水の切れた出前そばも、駅前の立ち食いそばもそれぞれに良いところ
があります。

まだまだこの世界の奥深さに戸惑うばかりですが、理論も実践も一つ
一つ積み上げながら哲を深めていくしかないようです。陶器も蕎麦も
まだまだ道半ば、深い深い穴を覗き込んでいるような気分です。

posted by かまなりや at 17:55|

2013年07月16日

 ふうりん


 今日は一日涼しくなって、随分過ごし易い日で
 した。とは言え、先週の暑さが尋常とはいえず
 今頃の時期ならこれくらいだろうというところ。
 風が吹いて、釣り忍の江戸風鈴が良く鳴ります。

江戸風鈴は秋の虫の声を模して涼やかさを演出する意図があり、硝子
の切り口がヤスリで細かく荒らしてあります。チーンチーンとサスティ
ナブルに鳴るのではなく、ちりりちりりと断続的に音色を響かせます。

風流で良いものですが、集合住宅などでは忌避される向きもあるようで
万事世知辛くなったものだと、一抹の寂しさも感じずには居れません。
私も、南部鉄器や江戸風でない風鈴の長く響く音は耳障りだなと感じま
す。やはり風鈴はちりりと切れ切れに音がするのが風流です。

長屋の暮しが団地、マンションなどに変わっても隣近所のお付き合いは
芯の部分では変わらずにあってほしいものですが、時代が変われば古い
ものや考えは通用しなくなるものでしょう。物が足りて、心が貧しくなるの
は世の常と諦めるのも癪ですので、自分の中の尺度は古き良きものを
捨てきらずに、中庸しながら生きる指針としてみましょう。

posted by かまなりや at 16:28| 哲・考・生

2013年07月15日

 大木瓜


 七月も折り返し、中旬になりました。
 土用も間近、いよいよ夏本番となります。そして、
 好物の大キュウリがあちこちから届きます。何故
 に皆さんこれを食べないのでしょう?不思議です。

ちょっと畑を見ないと大きくなっちゃって困っちゃうと、畑の持ち主さん
たちは仰いますが大きくなったキュウリは煮てもよし、炒めても美味し、
糠漬けに至っては絶品です。これを食べないなんて・・・八百屋で売っ
ていれば買ってでも食べたいと思うくらいの美食材をタダでいただける
のですから、あまり啓蒙して誰も下さらなくなってしまうのも困ります。

胡瓜畑のオーナーの皆々様、大きくなってしまった胡瓜は何卒
陶房かまなりやまでお持ち願います。

画像のロクロの回転台は直径30cmあります。
乗せたらついつい廻してみたくなってしまいました。


posted by かまなりや at 17:09| 水・酒・食材

2013年07月14日

 ま め


 3日に種を蒔いた津久井在来大豆は順調に伸び、
 本葉5枚ほどに大きくなりました。そこで防鳥の
 ネットを外しました、もう大丈夫でしょう。今は
 二本立ちですがいずれ一本に間引きましょう。

なんだかとても強そうな品種です、虫を寄せ付けないような芯の強さ
を感じます。世話を欠かさず、立派に育てて豆を取りましょう。

横浜新井町は遠くでゴロゴロ雷の音が聞こえてきました、暑かった
一週間そろそろ一雨ざっと欲しいところです。

WELCOME 積乱雲!

posted by かまなりや at 16:35| 修理・営繕・庭仕事

2013年07月12日

 はこがき


 久方ぶりに桐の箱に 『箱書き』 をしました。
 伊賀・信楽形の小壺 『蹲 うずくまる』 です。
 昨年の作ですが、縁ある商家へお祝いの品に使い
 ます。ずんぐりした形なので箱もほぼ立方体です。

木箱に書くのには、木材用の墨 『木簡墨』 を使います。にじみが少な
くしっかりとくいつきます、が・・・少々粘性の高い墨汁で筆を速く運べま
せん。そこで、少しだけ水でのばして使っています。たった漢字一文字
の 『蹲』 の字ですが、画数が多いので省きつつも字としての体をなす
ように書きました。

蹲踞の姿勢のような重心の低い小壺は、花を活けてもどっしりと受け
止めてくれます。そんな地に足の付いた、いや更に根の生えた磐石の
ご商売になりますようにと願いを込めて、先様へお届けいたします。

posted by かまなりや at 17:46| 書・画

2013年07月11日

 ☆あがり!


 小梅干し、無事に干しあがりました。
 私のは赤紫蘇を使わない所謂 『白干し』 です。
 関東干しとも呼ばれます。今朝取り込んだ朝露に
 光る小梅たちはそれこそ星のようにきれいでした。

ただ、一箇所何か動物が踏み潰したつぶれ梅がありました。(`Д´)
たぶん、猫の仕業でしょうが、どこの奴だかまでは分からないし、
ウチの猫を疑えばまたぞろ女房に叱られそうなのでじっと堪えました。

ともあれ、無事に仕上がって一安心です。少々寝不足ですので今日
は雨を気にせず、ぐっすり寝むりましょう。さて、土用に入ったら次は
十郎梅の干し揚げです、体力を養ってがんばりましょう。

posted by かまなりや at 17:48| 梅干し・漬物・保存食

2013年07月09日

 はじめ


 予定通り本日早朝から小梅を干し始めました。
 天気は申し分なく、まだ初日ですが降りそそぐ
 焦熱に梅たちもすっかり良い色に焼けました。
 この分だと、二日二晩で干し上がりそうです。

今年の小梅はどうにもつぶれたものが多く、勿体無いのでそれらも
小分けに纏めてラップの上に干しちゃいました。どういったものにな
るかは分かりませんが、ある程度干しあがったら種を分けて保存し、
お料理にでも使いましょう。

しかし暑いです。梅には良くても肝心の人間が負けそうです。列島
各地では熱中症で死者までが出る始末、まだ土用前だというのに・・・

何かスタミナのつくものでも食べなければ持ちませんな。

posted by かまなりや at 17:00| 梅干し・漬物・保存食

2013年07月08日

 ほしば


 太平洋の高気圧が勢いを持て余しているようで、
 暑いです!そこで、明日から小梅を干します。
 今日は干し場を整備しました、ついでに伸びほ
 うけのモチノキの剪定もしました。

いやあ、暑い暑い。ちょっと動いただけで汗が噴出し中々引きません。
あまつさえ今日は素焼きの窯を焚いていて、発汗はいや増すばかり。
いきなりの夏到来に体も脳も順応し切れません。でも洗濯物は良く乾き、
太陽熱温水器からはバンバンお湯が出ます。太陽は有り難いです。

そんな太陽の力を借りて、明日から集中して小梅を干しましょう。

この調子だと、三日もかからずに干しあがるかもしれません。

posted by かまなりや at 16:05| 梅干し・漬物・保存食

2013年07月07日

 発 芽


 3日に蒔いた大豆の種が揃って芽を出しました。
 ピタリ、4日目です。参考にした資料・津久井在来
 『大豆栽培の手引き』 には一週間とありましたが、
 雨のあとの高気温が発芽を促進した模様です。

さて、ここからが一番ハトに狙われる時期です。ネットにたるみや隙間
ができぬようにきちんと管理しましょう。おっとウチの猫たちにも気をつけ
ないと軟らかい所に好んで排泄しますので、よく言い聞かせておきましょ
う。奴らは手が器用だし、ネットにもぐりこみでもしてハトの入口をつけら
れてしまった日には堪りません。うっかり猫に文句を言いようものなら、
そこは元より猫のトイレなのだからそこに大豆など蒔いたあんたが悪い
などと、バ飼い主の女房に叱られるのがオチでしょう。

豆一つ育てるのも、中々に難儀なことです。

posted by かまなりや at 17:56| 修理・営繕・庭仕事

2013年07月06日

 杏


 女将がアンズを干し始めました。何やら、赤紫蘇で
 巻いて保存食にするらしいです。今日、関東は梅雨
 明けしたとみられるそうですから、梅干しもそろそろ
 スタンバイでしょう。  夏キタ━ 人(゚∀゚)人

posted by かまなりや at 18:08| 梅干し・漬物・保存食

2013年07月05日

 どびん


 袋物を挽きました。一見、徳利のように見えますが
 土瓶になります。これはその胴体部分、ほどほど
 乾いたら蓋を切り出し、口を付け、ツル掛けを付け
 て出来上がり。焼いた後、手を編みこみます。

試作の品物が中々具合が良かったので、少し数を作って秋の作品展
で発表します。手間のかかる品物ですが、こういう細かい作業はお手の
もの、職人の腕の見せ所です。彫刻のような陶器は、なるべく土の伸び
たいように任せるのが良いのでしょうが、用途のあるもの特に急須のよ
うな道具は、お茶の出、切れ、持ちやすさ、使い勝手と、複雑に絡みま
すので、形のみを優先しても上手くいきません。もちろん形は大事です
が、色々な要素の 『中庸』 を目指すのが肝要です。

そんな中にも、おもしろさや美しさをどのように加味するかは作り手の
大きな課題でしょう。私は工芸職人ですから、造形作家の皆さんの
ように陶器のプロセスを脱線して、素材を相対化することには抵抗を
禁じえません。でも、造形家の皆さんが作る自由な作品からも大いな
る示唆を感じます。特に土に対する向き合い方に心地よいほどの潔さ
を感じます。そういった自由さから学んだものを、どのように自分の
仕事に加味するかを考えつつ、職人らしい感性を磨きましょう。

いつか名器などと呼ばれる土瓶ができたら、名刀のように作者の
名前で呼ばれたら格好良いですなぁ、正宗や村正のようにね。

いちおう正の字はあたしの名前にも付いてるんですけどねぇ。

こちら試作完成品
posted by かまなりや at 17:19| 焼きもの

2013年07月04日

 う き


 入梅時期ながら関東はあまり雨が降らないように
 感じます。それでも今日はしっとりと降って、この
 時季らしい蒸し暑さです。昨日蒔いた畑の大豆に
 も、たいそう望ましいお湿りでしょう。

部屋の片隅でアシダカグモが卵を抱いていました。毒の無い大人しい
蜘蛛ですから、そっと見守っています。そのうちに孵化してワラワラと
子蜘蛛が出てくることでしょう。雨期は虫の湧く時期でもあることを
今年も思い出しました。

生き物万歳! 毒虫はちと困りますけどね。

posted by かまなりや at 16:54| 時事・私事・家事

2013年07月03日

 防 鳥


 地元神奈川の在来大豆 『津久井在来』 を蒔き
 ました。種は信頼の置ける方から頂いた良種、さら
 に大きくふっくらした物を選別し畝幅70p株間10p
 に、この種のセオリーどおりに蒔きつけました。

発芽から子葉の発育期はハトの食害を受けるので鳥除けのネットを張り
ました。トンネル用のフレキシブルが3本しかなく、あとは篠竹で組み立て
ました。いざ網を張ってみるといくばくか長さが足りず、さてどうするべぇと
思案すること1分ほど、その辺にあったポリ鉢用のコンテナでムリフリ開口
部に蓋をしました。職人の性分では、きちんと網を張って仕上げたいので
すがこういういい加減に作るのも始めると面白くなってしまうもので、コン
テナの横の隙間などはその辺に落ちていた竹の枝で適当に格子を組ん
で仕上げちゃいました。

大豆栽培は不得手ですので、どれほどの収量が見込めるかはわかりま
せんが、上手くできたらどんどん増やして、いずれお味噌を作ってみま
しょう。

まずはハトから守って、本葉が出揃うのを待つとしましょう。

posted by かまなりや at 16:51| 修理・営繕・庭仕事

2013年07月02日

 おかん


 昨夕、上半期の労いに夫婦で寿司など喰いに出か
 けました。新横浜駅ビル内の某チェーン店で、値段
 も手頃で良かろうと暖簾をくぐりました。暑かったせ
 いもあって、生ビールが頗る美味しく感じました。

肴にいくつかの料理を頼み、ビールを干した所でタイミング良くお刺身の皿
を持って来た若い店員に店オリジナルの清酒 『漢の門出』 一合を、お燗
で頼みました。すると店員、赤い顔をして困った様子・・・そして 「冷酒です
か?」 と、頓珍漢な応対。「おいおい、燗といやぁ温めた酒だろうがい、お燗
だお燗。」 と嗜めてやりました。名札を見れば日本人の名前、いよいよ日本
の若者にも燗が通じなくなったかと愕然としつつ、店の教育の不備に呆れま
した。結局ほど良い燗の酒が運ばれてきましたが、何を間違えたか二合徳
利、軽く一合呑って冷やにするかと思っていたのに当てが外れました。

昨今、燗と言えば馬鹿の一つ覚えに 『熱燗』 という店員に閉口していたの
も束の間、燗の種類どころか燗酒の意味すら解さない日本料理店員がいる
有様は末期的です。所詮は駅ビルのチェーン寿司店ですから、こんなもん
かと思えばそれまでですが、酒の注文もまともにできないのでは店の格も
知れたもの。お料理の味はそこそこで、会計も分かりやすく悪い店ではない
のですから店員の教育にもう少し心を砕いて欲しいものです。

きっと彼は別の職種をリストラされた中途採用で、初出勤だったのでしょう。

無理にでも合理化しないとやりきれませんなぁ。

posted by かまなりや at 16:45| 水・酒・食材

2013年07月01日

 ずつう


 今朝のこと、猛烈な頭の痛さに目が覚めました、
 時計を見ると5時でした。原因は不明、割れるよう
 にガンガンと痛みます。これは脳内出血でもおこし
 たかと疑い、救急車の要請を考えました。

しかしながら、痛む頭でよくよく考えてみると昨日は芋乃市場の打ち上げ
で、展示をして下さった曽田さんご一家と、お菓子部長の武富さんご夫婦、
鮮魚部長の安藤さんご夫妻もお誘いして楽しく鯨飲したことを思い出しま
した。 『なんだ、二日酔いか・・・』 原因がはっきりしてみると、救急車両
の出動要請などという阿呆なことも考えなくなり、ひたすら己の浅墓を呪
いつつ煩悶すること3時間、8時には疼痛がとれました。

久しぶりに二日酔いで苦しみました。でも、お戻しはしませんでしたので、
最悪の結果とまではなりませんでした。思えば2006年末にG-0運動と称し
悪酔いの全廃宣言をしてより紆余曲折を経て3年後の2009年に目標を達成、
以後嘔吐を伴う泥酔はしていません。昨日もそれほど多量に呑んだわけ
ではなく、空き腹に冷や酒を煽ったのが致命であったと反省しております。

さて上半期も無事に終わり、私は秋の個展に向けてそれこそ褌を引き締め
て製作と焼成に邁進いたします。単なる陶器展ではなく、書、版画、麺、
随筆など、手工職人若林和正50歳の全貌を開陳する覚悟でございます。

生誕50周年 若林和正博覧会 WAKAHAKU2013 in KAMAKURA は
10月6日(日)より13日(日)まで 古民家スタジオイシワタリさんにて

posted by かまなりや at 17:03| 時事・私事・家事