2014年05月19日

 どろんこ


 磯子区の屏風ヶ浦保育園さんで、今
 年度も陶芸教室が始まりました。昨
 年度から、土づくりから体験する本格
 教室として取組んでいるものです。

今日は第一回目、4・5歳の年中、年長さんと原土を溶かし
て水簸する作業をしました。あまり複雑な作業ではなく、土
を溶かすといった大人からすれば少々退屈な仕事ですが、
幼児の皆様にはそれも刺激のある体験のようで、とても
楽しんでる様子に、子供さんの感受性の豊かさを再確認
しました。

乾いた土は水を吸うことで容易にバラけます。およそ20
分ほどではらはらと崩れるので、その間はあまりかきまぜ
ない方がダマが残らないのですが、これは触ってみたく
なるのが人情。お子さんのするに任せて見ていました。
不思議と飽きる子が少なく、土が自然に溶けていくのを
我慢強く見ている背中がかわいかったです。

溶けたものは篩に通し、石やごみのとれたトロトロの泥水
の出来上がり、これを干してまとめます。幼児さんたちに
陶土の組成や水簸技法を覚えてもらう必要はありません、
この乾いて固い土が水と混ぜて柔らかくなったりするその
変化と、手触りやにおいといったリアルな感触を体で感じ
てほしいです。テレビやゲーム機からは伝わってこない
感触を、一人一人の感受性で脳にきざんで欲しいです。

次回は来月、水けが抜けたらこれで土遊びをしましょう。
先生方には、またまた色々とご面倒をおかけしますが、
なにとぞよろしくお願いします。


posted by かまなりや at 17:24| 焼きもの