
ました。図抜大一番の桶の底を抜い
たような雨と、歯に沁みるような落雷、
生きた心地がしませんでした。
今朝、窯に火をつけるべく5時前に起き出して工房へ登って
ゆくと銀杏の木の下に実のようなものが落ちています。おや?
この木は実がなるのかいと気に留めつつも窯に点火をし、火
が落ち着くのを確かめてから繁々と銀杏の木を観察してみた
ところ、上の方に数個の実がなっていました。
植物好きの母が近所の鎮守の森からくすねてきた小さな苗
木を植えたのがもう十数年前でしょうか、てっきりならぬもの
と思っていたので得をした気分ではありますが。敷地の中に
銀杏の実が落ちるのはいかがなものでしょう・・・
さりとて鎮守様から授かった木を早々切るわけにもいかず、
もはや植え替えもできぬほどに大木とあれば見守るほかは
ありますまい。
さてさて、嬉しいような嬉しくないような、複雑な気分。
梅雨明けも近いですな。