2014年09月18日

 みんよう


 教室の生徒さんで骨董に造詣のある方
 が軽井沢は追分の骨董市で見つけたと
 いう佐久間藤太郎氏の壺を見せてくれ
 ました。中々に良い物でした。

端正なロクロ仕事、削りは一切なく、裏はポンポンと押し戻す
程度の浅い碁笥底。益子の土特有のザラリとした土味を残し
つつ、勢いよく三色の釉薬を打ち込んである荒々しさが均整
を崩して良い景色です。益子焼にしては軽く、肩に目立たぬ
程度の箆目を入れてあるのも泣かせます。職人肌の作者の
腕の確かさが解る逸品です。

箱書きがまた中々の能筆で、崩した文字ながら筆順が美しく、
昔の人は良い字を書いたものだと感心しました。印のイモ判
風なのも民窯の書と相まって益子らしさが感じられます。

良いものを見せていただき、目の保養になりました。 眼福!

posted by かまなりや at 16:53| 焼きもの