2015年07月05日

 湿 湿


土曜日曜と繁忙に追われ更新ができませんでした、そんなわけで昨日分を今頃(6日午前)書いています。今日はしっかり雨降りで気分も沈静、素焼きの窯を焚きながら他の仕事は措いといて窯だけに集中しながら事務しています。



作家の藤沢周平氏は 『々』 の字を使うことを嫌いました。小説には必ずと云って良いほどこの記事のタイトルのように漢字を二つ並べて表記しています。(これを畳語という)そもそも 『々』 は漢字ではなく繰り返しの符号で 『踊り字』 と呼び習わされます。形状から、ノマ点と云う向きもあるとか。私のパソコンでは 『おなじ』 『くりかえし』 と入力すると変換候補に出てきます。

おなじ語が二つ繰り返されると二度目の語は濁音化する傾向があり、例えば人々はひとびと、神々はかみがみとなりますが湿々はしめじめではなく、じめじめとなるのは何故でしょうか?きっと湿った気分を誇張するうえからこうなったものか、じめじめに当て字を振ったからそうなったのではないでしょうか。

畳語がすべて濁音化したら違う意味になってしまうことも懸念されますので、二語目の濁音化で良いのでしょうねぇ。人々(びとびと)神々(がみがみ)国々(ぐにぐに)じゃあ何が何だかわからないですもんねぇ。

7日は 『小暑』 季節は、徐徐に移ります。

posted by かまなりや at 00:00| 時候・紀行・鑑賞