
長年使っていた腕時計をうっかり無くし、どこを探しても出てこないので仕方なく新調しました。以前の物に近いシンプルで薄くて軽いアナログ時計です。革バンド党としては、樹脂バンドが体に馴染みませんがわざわざ替えるのも癪ですからしばらくは辛抱しましょう。
腕時計なんか持たなくても携帯電話があるし、どこにいてもデジタル時計があちらこちらにある時代ですから、街を歩くには無用の長物ともいえるのですが、どうもデジタルは感覚がネガティブになってしまって、ああ、あと5分しかないという風に焦ってしまいます。アナログは文字盤全体が見えるからか、おお、あと5分あるなと肯定的に考えられます。
きっと脳の造りが古臭くて数値情報の処理能力が幼稚で、文字盤に針と云うパターン認識の方が安心するからでしょう。 何とも、お粗末な脳味噌です。