2015年11月29日

 そばきり




やっと、新そばをいただきました。自分で打っていながら、商売物のそばは口に入らないことが多く、切りはじめと切りあまりの端そばを試食はしても、ゆっくりと味わうことができないのが実情。でも今日は昨日の残りそばがありましたので、お昼に 『つけトロ』 にしてじっくりと味わいました。

やっぱり、加水がベストとは云えず心もち締まったそばなってしまっていましたが、味は上々。とろろの浮いたつゆでつるつるともりそばを楽しみました。

さて、今月の芋乃市場も明日一日。明朝もはりきって細く打ちましょう。

posted by かまなりや at 17:28| そば・うどん・麺類

2015年11月28日

 そばねり




芋乃市場用の新そばを打ち始めて四日目、やっと適正な加水量が見えてきました。今朝も寒く、水回しから練ってまとめるまでは暖房をつけました。今日は49%の水が入りました、気候のせいばかりではないでしょうがもう少し冷えてきたら50入っちゃうかもしれません。

画像はソバ玉の練り込み、所謂 『菊練り』 これ、まるっきり土の練り方と一緒です。おそば屋さんはこういう練り方はしないでしょうねえ、この作業だけは本業の焼き物屋流です。

私が師と仰ぐ 『鷺沼よしみや』 大塚氏のそのまた師匠は、今は閉じてしまいましたが小田原の名店 『星月』 の諸星氏。氏の流儀はソバを締めないこと。あくまでふんわり打つのが眼目で、私も末席ながらそれを踏襲しているつもりです。毎日食べても体に負担が少なく、白くて細いしなやかなソバ、そんなイメージで日々打っています。

益子産常陸秋そばの秋新粉は、ほんのり青みがあって香りが良く甘くてバランスのとれた良い粉です。今月の市場はあと30日一日だけの営業ですが、ぜひ私の打つ益子の秋新を召し上がりに、足をお運び願います。

posted by かまなりや at 17:44| そば・うどん・麺類

2015年11月26日

 だ ん




今日もぐっと冷えて、早朝に打つおソバの加水が増えて往生しました。それでもソバの生地が硬く感じ、ああ、暖房が欲しいな、と思わずにはおれませんでした。

芋乃市場の暖房器、薪ストーブのクラフトマンは4年前のちょうど今頃、釜石の石村工業さんから買い求めました。薪の調達に不安はあったものの、運良く各方面から廃材や植木の剪定材を頂戴することができ、順調に運用しています。

今年もそろそろ薪のストーブに火を入れたくなる時季になってきました。去年煙突掃除をしていますから今年は点検程度で大丈夫でしょう。週末からさらに冷え込む予報、煙突周りの枯草やごみを片付けて、いつでも火を入れられるようにしておきませう。

posted by かまなりや at 18:19| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月25日

 冬支度




昨日はあれほどよいお月様だったのに、夜半から風が変わり夜が明けてみればどんよりと曇り空、昼前からは冷たい雨が降り出して寒い一日になりました。工房は幸い素焼きの窯を焚いていたので暖かでしたが、自宅土間はストーブを焚いてもどこかヒンヤリとしています。

石油ストーブと、ご飯のお釜と、七輪が並んで何とも昭和な風情です。蚊取り線香のカンカンを片付けていないのが、これまた庶民丸出しの景で風流といえば風流。

ストーブの上の大薬缶は茨城修業時代に住んでいた、旧岩間第一分校の厨房から記念に(実は内緒で)頂戴したもの。(もう時効ですよね)6Lもお湯が沸くので重宝していま〜す。

posted by かまなりや at 18:06| 時事・私事・家事

2015年11月24日

 つきよ




お天気が回復して、空が澄んで、東の空に良いお月様が顔を出しました。月齢の若い月はまん丸ではないものの、早く出るので嬉しいです。

ウチの台所の東側には窓があって、ちょうど月が拝めます。ラジオのFM放送ではクリスマスのひと月前だと騒ぎ立てますが、馬鹿馬鹿しく時期尚早な電飾を眺めるよりも、今日只今の月を拝んで心を洗いましょう。

今日は、ラジオも消しましょう。

posted by かまなりや at 17:07| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月23日

 よこはま




我が家は、横浜とは名ばかりの内陸部で、潮の香りからほど遠い場所にあります。せめてもの救いは今は暗渠になってしまっている自宅前の小川(新井川)が帷子川へと流れ込み、それが横浜の港につながっているというところです。それもちょうど画像の横浜東口シーバス乗り場(ヨコハマベイクォーター)のところが河口になっているのがちょっと自慢です。(かなり無理はありますが・・・)

我が家の前から川伝いに距離を測るとちょうど10q、直線距離にしても6.8キロもあります。(キョリ測での測定)これを考えると、住まいは横浜ですというのは憚られるところですが、横浜市民の大半はこういった状態なのですから、私一人が恥じ入る必要もありますまい。川でつながっているだけでも良しとしましょう。

親の仕事の関係でうっかり東京で生まれてしまいましたが、物心ついてからこっちは横浜新井町住まいですので、横浜には一塩の愛着があります。中区や西区の人たちにはかないませんけれど、これからもマイソウルタウンヨコハマと仲良く暮らしていきましょう。

posted by かまなりや at 17:23| 時事・私事・家事

2015年11月22日

 ぼんさい


陶芸教室の生徒さんが出品している 『小品盆栽展』 を観にみなとみらいへ行って来ました。横浜のそれもみなとみらい地区へ繰り出すのは久しぶりでしたが、とても良い展示で楽しく見せていただきました。


画像では大きく見えるかと思いますが、この盆栽で鉢のサイズは10pもありません。にもかかわらず、立派な樹形に育ててしっかりと紅葉している景色は心憎いばかり。


野鳥ファンとしては添え物の雀が気になってついつい接写。これは本当に豆粒ほどのサイズです。

大きな木を小さく仕立てる盆栽をさらに小さくする 『小品』 の景色は可愛らしさの中にも古木の風格が醸されて風流です。昨今ミニ盆栽が流行っていますが、一砂会さんの展示はお手軽な盆栽モドキではなく本格小品盆栽で、実に見応えのある展示でした。

小品盆栽に興味のある方はこちらのサイトをご覧になってください。 横浜小品盆栽一砂会

posted by かまなりや at 18:18| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月20日

 うどんうち


港南区のオハナ上永谷保育園さんで、園児さんと一緒に 『うどん打ち』 をしてきました。年中組と年長組の40人の皆さんと、栃木県産イワイノダイチを使った本格手打ちうどんです。水回しと伸しはみんなにやってもらうのが難しそうなのでこちらでやって見てもらい、踏むのと切るのはきちんと実践してもらいました。


踏んで、踏んで、しっかりグルテンの網目を作りましょう。 踏むとおいしくなるんですよー。


小さい包丁ながら、上手に切れました。 ちょっと太くなっても気にしない気にしない。


切れた麺線は伸ばして整えます。 小さな手がとても良く動いて微笑ましい限り。



とっても色々な幅の麺ですが、美味しくできました。 ツヤツヤと光って上出来です。

保育園での麺作りは初めてでしたので、園児さんたちが飽きちゃわないか心配でしたが、各組の保育士さんが上手く園児さんたちの興味を引き出して下さって、とても助かりました。いつも一人で黙々と打つうどんも、みんなで打つとずいぶん楽しいものだなぁと思いました。何より一緒に作った物を一緒に食べるのは素晴らしい一体感です。そんな気持ちが園児さんたちの心にも小さく宿ってくれたら幸せです。

刃物や火を使う教室なので緊張しましたが、事故なく終わってホッとしました。

にじ組さん、そら組さん、保育士の皆々様、ありがとうございました。

posted by かまなりや at 18:10| そば・うどん・麺類

2015年11月18日

 あきなす




美食の王様 『秋茄子』 をいただいたので、今日はこの肴で晩酌です。

ちょうど長野の父親に貰った 『真澄』 があるので、熱燗で呑りましょう。

晩秋の宵の口の美酒美肴、果報なことです。

posted by かまなりや at 18:00| 水・酒・食材

2015年11月17日

 大きな木




新井町に古くからあるお宅に大きな銀杏の木があって、国道16号線から新井町へ向かって走ってくるとすぐに目に入ります。このお宅は元は立派な藁葺き屋根でした、藁屋根の頃はその立派な屋根の向こうに銀杏の木が聳えてそれはそれは良い景色でした。

藁屋根こそ葺き替えられましたが、木の大きさは年々増していきます。大きな木があるとそれだけで何だかうれしいものですが、それを保つのは中々に至難なことです。

新井町の銀杏の木も末永く残ってほしいものですねぇ。

こちらにいらっしゃる機会がありましたら、稲荷通りバス停前の銀杏の木にご注目下さい。

posted by かまなりや at 18:57| 時事・私事・家事

2015年11月16日

 ガイド




我が家の働き者 『スバルサンバー』 のタイヤを交換しに藤沢のタイヤ屋さんへ行って作業の待ち時間に何気なく手に取った、かの有名なタイヤメーカーの食堂案内本(横浜・川崎・湘南版)に、とっても懇意にしているお店が三軒も掲載されていました。 おお!すげぇなあと驚きつつ、心の底では複雑な思いがしました。

お店にとっては名誉なことですので、こちらが色眼鏡をかけず、常と変らぬお付き合いを心がければ良いのでしょうねぇ。

posted by かまなりや at 22:01|

2015年11月15日

 えんとつ




ご家庭から煙突が消えて久しいですが、我が家は幸い少々煙を出してもご近所にご迷惑にならない環境にあるのでお風呂の煙突があります。旧弊な仕組みですし、たまの煙突掃除は厄介なものですが煙突から煙が上がる風情は何とも良いものです。

横浜市歌の歌詞にも 『むかし〜おもえば〜とまやの〜けむうり〜ちらり〜ほらりと〜たてりし〜とこおろ〜』 という一節がありますが、こういった長閑さはだんだんと消えていくものなのでしょうねぇ。

さてウチもいつまでこうしていられることやら。

posted by かまなりや at 18:00| 時事・私事・家事

2015年11月14日

 し し




大きな柚子の実を頂きました。獅子柚子とか、鬼柚子と呼ばれるものだそうですが、分類的にはブンタンの仲間だそうです。まったくもって獅子のような面構えですねぇ、マーマレードやジャムに良いのだそうです。

いっそ暮れの冬至までとっておいて、柚子湯の時に浮かべましょうか? 

今年の冬至は来月22日ですねぇ。

posted by かまなりや at 16:45| 時事・私事・家事

2015年11月12日

 トリミング




今月の芋乃市場のDM画像をかまなりやトップページに揚げました。毎月のことですが、サイズの都合で画像は加工されています。この日報の画像も、トリミングしていますので、オリジナルは上記の画像をクリックしてご覧ください。

画像の共有がたやすい時代になりましたが、色や質感がどれだけ見た方に伝わっているのかは測れず、そういった不安定要素は今も昔も変わらないようです。いくら便利な世の中になってもやっぱり実物を見て触って感じることに勝ることはありませんねぇ。

ぜひ、品物をじかに感じに芋乃市場へ足をお運び願います。

posted by かまなりや at 18:22| 芋乃市場

2015年11月11日

 おだまき




こっつぁむい晩には、あったかいものが美味しいです。今夜は、うどんの茶碗蒸し 『小田巻蒸し』 最近はおそば屋でも小田巻をやるところは少なくなりましたが、これで一杯やる楽しみは何とも乙なものです。

語源は麻糸を巻いた玉、苧環に由来するとか。

今日は麺の日、愛麺家冥利に尽きる献立です。

posted by かまなりや at 18:00| そば・うどん・麺類

2015年11月09日

 はやい




早、立冬を過ぎ季節は着々と冬に向かっていますが、横浜の町中はまだまだ晩秋の風情。港北ニュータウンの駅前広場はケヤキの葉がきれいでした。しかし、隣接するショッピングセンターに目を移せば早くも聖夜樹がそそり立ち、何とも気障りな雰囲気です。



競争に負けじと売り上げを見込んで早々クリスマスを煽るのも理解できなくもないですが、ゆっくりと季節の移ろいを楽しむ心の余裕もないほどに無節操な飾りつけを見るにつけ、ああ、こういうところで買い物などすまいと思います。

せめて12月になってからにすればいいのに・・・

posted by かまなりや at 18:03| 時事・私事・家事

2015年11月08日

 ふ た




蓋だけのご注文を頂き、フタを要する器に合わせて縮み寸法を逆算して挽きました、瀬戸の磁器土です。

後付けの蓋は寸法どりが難しく、聊か厄介な仕事なのですが職人の腕の見せ所でもあります。多めに作ってご注文の品を納品し、ハネた蓋だけが残っても使い道がないので蓋用の器も作っときました。寸法は口径60oと小さなもの。

首尾よく焼き上がったとしてさて、何に使いましょうか。

posted by かまなりや at 17:00| 焼きもの

2015年11月06日

 イヒ成




連日報道で、 『傾いたマンション』 について報じられていますが、記者会見のたびに取材陣に頭を下げている企業トップの面々に少なからず同情の念が湧きます。もちろん、問題は企業体質にあったであろうことから推し測って酌量の余地はないのですが、当事者である担当者は一切顔を出さず上役さんばかりが頭を下げているのも何だか奇異に映ります。責任ある立場と云うのはつらいものなのですねぇ。

自分には直接関係のないことではありますが、当該現場が近所とあって何だか身近に感じるのはどこか野次馬根性も手伝っていることは否めませんが、遂には大元の三井の人たちまで頭を下げているのを見ると、何だか哀れで溜め息が出るばかり。

それでも個人的に私はサランラップ贔屓ですので、カセイさんには頑張ってほしいと願うところです。

一昔前にやってた イヒ!君 の人形劇CM好きだったんですよねぇ。

posted by かまなりや at 17:37| 時事・私事・家事

2015年11月05日

 エ コ




釜石駅前橋上市場 『サンフィッシュ』 裏手でのひとコマです。エアコンの室外機のファン風を利用したイカ干し。実にエコロジカルで、無駄のないエネルギー利用だなぁと感心しました。

鉄の街釜石には、原子力施設はありませんし、似合いません。大松地区にはメガソーラーもできました。何か新しいエネルギーと資源と町のあり方を発信する拠点になってほしいものです。

近代製鉄発祥の地には、そういった開拓魂が潜在的に内包されていると思います。

posted by かまなりや at 18:08| 核は要らない

2015年11月04日

 こねこ



久しぶりに子猫にさわる機会を得ました。まだ本当に小さな子で、やっと目も見え始めたというくらい。


左側が飼い主のミオさん、新生 『かしゃま文化会館』 の、ご主人です。久しぶりに猫にさわる女将もご満悦、すっかり目尻が下がっています。


まだ、ミルクを飲んでいるのです。早くに親から離されて、捨て猫同然の個体だったそうですが、良くここまで育てたものだと感心しました。情も一塩でしょう。

しっかり食べて、大きく育つのだよ、メイちゃん。

posted by かまなりや at 19:02| 時事・私事・家事

2015年11月03日

 活

釜石の駅前市場で売っていた鮮魚の数数。


種類はわかりませんが、小振りな烏賊です。赤くてきれいでした。


ソッコ? イナダのさらに小さいもののようです。


鮭、川を遡上したものでしょうか。いや、沖の鱒かも。


ドンコ、これの鍋物が美味いんですよねぇ。


高級魚キチジ 『喜知次』 と、書く縁起物です。画像は吉次になってますし、北海道産ですねぇ。

今回は生物は買って来れませんでした。ドンコ汁が食べたいなぁ。

posted by かまなりや at 00:00| 水・酒・食材

2015年11月02日

 いせがはま




いよいよ11月、今年も納めの九州場所の初日が8日と迫ってきました。先場所は一人横綱の鶴竜が良く踏ん張って土俵を沸かせました。然しながらその内容は横綱の名を危うくするような引き相撲が多く、お世辞にも横綱相撲とは言い難いもの。今場所は三人の横綱が揃って呉れることを願うばかりですが、中でも目が離せないのが伊勢ケ浜部屋の面々です。
 
日馬富士、照ノ富士、誉富士、宝富士と元横綱旭富士の伊勢ケ浜親方率いる 『富士軍団』 が、ひと暴れしてくれそうな予感がします。中でもベテラン安美錦のしぶとい取り回しに期待が集まります。先場所からまた番付を上げて今場所は西の三枚目に名を連ねています。

勝っても負けても飄々とした談話が好ましく、そのせいか土俵際の引き技や注文相撲にも観客が肝要なのが面白いところです。普通ならアナウンサーも 『あーっと、引いてしまいました。お客さんも溜息です。』 となるところ、安美錦関には 『おーっと、これがあります安美錦。お客さんも思わず拍手。』 って、なっちゃうのが不思議な魅力なんです。

今場所は、強くて、おもしろい相撲が見たいです、ガンバレ伊勢ケ浜部屋!

posted by かまなりや at 17:20| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月01日

 海 猫




昨日宿泊した波板海岸沿いのお宿 『三陸花ホテルはまぎく』 の、お部屋からは三陸の海が一望。朝は陽が眩しいほどに入って、清々しい気分でした。部屋の窓の手すりに停まったウミネコは餌目当てで人を怖がらず、ずいぶん近寄って写真が撮れました。

多くの方がウミネコとカモメの区別がつかずにこの手の鳥を見ると、『カモメだ』 と云いますが、野鳥ファンは間違いません。冬鳥のカモメはいくら東北と云えどこの時季はまだ渡ってきてはいませんし、カモメとウミネコは良く見るとはっきりと違います。

一昔前、カモメのジョナサンと云う本が流行りました。中学生のころ読みましたが、内容はおぼろげにしか覚えていません。確か主人公のカモメは哲学的だったような・・・

画像の個体(ウミネコですが)も何やら海を見つめて沈思しているようにも見えます。こんな姿が、作者にジョナサンのキャラクターをイメージさせたのかもしれませんねぇ。

親しみを込めて、波板三十郎と名付けてやりました。

カモメとウミネコの違いが判るサイト カモメ類の基本種その3

posted by かまなりや at 17:17| 自然・花・虫・鳥