2016年07月31日

 ごうら




休みを活用して、温泉に湯治にきています。神奈川県で湯治と云えばやはり 『箱根』 中でも今回は強羅の湯にしました。まだチェックインしたばかりではありますがこれからのんびり湯につかって痛めた肘を養生します。

肘のみならず、腰も、首も、膝もみなギシギシですから、このさい箱根の湯でせいぜい温めましょう。

ああ、極楽は箱根にあり。

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posted by かまなりや at 16:11| 養生話・献血・湯屋

2016年07月30日

 合




巷で噂のスマホゲーム 『GO』 とやらを友人がやっていたので、どれどれと見せてもらったら、モンスターと一緒に写真を撮ってくれました。イイ大人も夢中になるくらいのものだから中々によくできています。でも、依然ガラパゴス型携帯端末を使用している身には縁のないアプリですし、ゲーム等に現を抜かしている閑はありません。がしかし、夢中になっている人と事故などおこせば、あながち他人事とは云っておれません。ややこしい世の中になったものです。

さて七月も晦日、今月も無事に納まりました。明日明後日は本当に久しぶりの連休を作れました、真剣に休みましょう。

posted by かまなりや at 00:00| 時事・私事・家事

2016年07月29日

 はりら




本日、芋乃市場ではモロッコ料理の会が催されました。私は自分の仕事が忙しくって工房でロクロにかかりきりでしたので市場会場には顔を出せませんでしたが、盛況であったようです。お越し下さった皆様には厚く御礼申し上げます。

画像は料理人の藤井華名さんが丹精して下さった 『ハリラ』 スープです。モロッコの方々が断食のあとに食べる栄養食で、完全食品なのだそうです。野菜、豆、魚、肉がバランスよく煮込まれて軟らかく、絶妙な塩加減が体にやさしく染み込むお味です。トマトの風味がベースで、軟らかいもの好きにはとても好ましい一品でした。

今月も頗る付きで忙しく、心身ともに疲れ気味、そんな体にたいそう優しいスープでした。

この夏、暑さでバテてしまったら、このスープで養生いたしましょう。

posted by かまなりや at 18:06| 水・酒・食材

2016年07月28日

 けんうん




関東地方も 『梅雨が明けたとみられる』 という、歯切れのよろしくない発表がありました。季節が移ります。

日暮れ間近の新井町の空には、きれいな巻雲(絹雲とも)が掃かれていました。

イヤなニュースが多くて気が滅入りますが、晴れて夏の到来! さあ、こうなると梅干しを干したいところですが、今しばらくは時間に余裕がありません・・・月が明けて晴れが続くような日を選んで実行しましょう。

みなさん、長の梅雨時季 『おつかれサマー』

posted by かまなりや at 17:00| 時候・紀行・鑑賞

2016年07月27日

 つるのゆ



江戸川区船堀の 『鶴の湯』さんへ行って来ました。船堀界隈は金魚の生産の盛んなところ、養魚場の多い地区です。このお湯屋さんは、入母屋造りの体裁はとっているものの、今風にきっちり改装がなされていてバリアフリーです。フロントは広く、脱衣所もとてもきれい、洗い場もかっちりと改装済みで今風の作りになっています。そして何と、天然温泉! いわゆる関東の黒湯です。


そして、スタンプラリーも5軒を達成し、『お湯の富士タオル』 をいただきました。このスタンプラリー、各判子の個数で一つの景品と交換と勘違いしていましたが、引換券形式になっていて引き続き10軒、20軒のトライアルができる仕組みになっていました。 んん〜、良心的、でかしたお湯の富士。

さ、当面10軒達成を目標に次は同じ船堀地区の 『小島湯』さんあたりを予定しましょう。

関連記事 2016年 7月16日 ことぶきゆ

posted by かまなりや at 17:26| 養生話・献血・湯屋

2016年07月25日

 茗 荷



ミョウガの花がきれいに咲いています。花芽であるミョウガの子を採って食べてはいるのですが、そうそうたくさん食べるものでもなく、どんどん花が咲きます。ふわーっとした慎ましやかなランのような花弁で、好きな花です。


夏のミョウガは辛いので、薬味などにはうってつけ。また、秋になれば秋ミョウガの花芽がついて楽しめます。こちらは辛みが穏やかですから、天ぷらにしていただきましょう。

夏の植物の恩恵は、ともかくもありがたいものです。 感謝。

posted by かまなりや at 17:21| 水・酒・食材

2016年07月24日

 えんこ




愛車スバルサンバーが冷却水漏れを起こして緊急停止しました。あわやメルトダウンかと青ざめましたが、落ち着いて考えれば原子炉は積んでおらず、比較的単純なオーバーヒートでした。

我々の世代はこういったトラブルを 『車がエンコした』 と言っちゃいますが、最早死語でしょうか・・・知らない方のために解説すると 『エンジン故障』 約してエンコ、と云う訳です。

現場からレッカーで真っ直ぐ修理工場へ運んでもらいましたがさて、高い修理代にならないと良いのですが。

やれやれです。

posted by かまなりや at 21:03| 自動車・乗り物

2016年07月23日

 げんきです




拝啓 日報読者の皆々様、お元気ですか?

おかげさまでジンマシンは出なくなりました。

今月は休みのやり繰りも上手くいって、こんなおバカをする余裕すら、あります。 

元気です!

あらためまして、暑中お見舞い申し上げます。

posted by かまなりや at 18:46| お知らせ・ご挨拶

2016年07月22日

 くすくす




芋乃市場では、来週 29日(金)に、『モロッコ料理』 の会を開催します。詳しくは、芋乃市場のfacebookをご確認の上、ご予約を願います。

さて、画像は女将が事前に習ってきた 『クスクス料理』 です。ご存知かとは思いますがクスクスは硬質小麦をつぶ状にした穀物で、主に北アフリカから中東地域で食されている食材です。ヨーロッパにも伝播しており、イタリアなどではパスタの仲間のように調理して食べられているようです。

日本人には一目、おからですか?と云いたくなるお料理ですが、モロッコ流は味付けがシンプルで、オリーブオイルと塩といくばくかの香辛料を入れるのみ。発酵調味料に慣れた我々には少々深みのない味に感じますが、飽きのこない味でパクパク食べられます。

当日のメニューは、クスクスサラダ、チキンタジン、ホモス、ブリワット、ハリラスープというものですが、実は私にはチンプンカンプン・・・ 詳しくは芋乃市場まで、お問合せ願います。

芋乃市場 080-5013-5166  e-mono.18@ezweb.ne.jp

posted by かまなりや at 00:00| 芋乃市場

2016年07月21日

 はちごうめ




今春2月から取り組んでいます、記念品製作は今月になって佳境に入り今日までにおおよそ2300個のロクロ挽きが終わりました。概ね成形はめどが立ちました、が、高台を削って仕上げ素焼きをし釉をかけて焼き上げるまで油断は禁物です。山登りに例えれば 『八合目』 といったところでしょう。

今月も下旬に差し掛かり、疲労はいや増しております。然しながら先月のような体たらくに陥らぬよう、ほどほど休みを組み立てつつきちんと完走できるようにしましょう。山頂にたどり着いたとしても本当の見せ場は下山です。作品を納入してのち、返品やクレーム等にきちんと対応できるように気を緩めず心構えましょう。

梅雨明けも間近です。どうぞ皆様も夏風邪などひかれませぬようご自愛願います。

関連記事 2016年4月11日 たどり

posted by かまなりや at 18:21| 焼きもの

2016年07月18日

 lasagna




先日打ったパスタ皮を使って、ラザニアを女将が焼きました。美味かったです。はじめて使うデュラム粉だったので少々心配ではありましたが、打った感触は上々でしたのでまずは大丈夫だろうと思ってはいましたがやはり食べてみないことにはその真価はわかりません。結句、及第の味で満足です。

カプートのリマチナータ、これからも贔屓にしましょう。

画像は女将りえ子がスマートホンで撮ったものです。あたしのきたねぇ手が写っていてスミマセン。

関連記事 2016年7月15日 生パスタ

posted by かまなりや at 17:01| そば・うどん・麺類

2016年07月17日

 大胡瓜




七月も中旬となり、蝉も鳴き始めました。そうなるとやはり夏野菜が美味しくなります。そしていよいよ出始めました 『おおきゅうり』 画像手前の物が標準の大きさ、奥が大きく育ったやつです。 ゆうに40pはあるでしょう、へちまかよと云いたくなりますな。

これの糠漬けが頗る美味いのはこの陶房日報でも再三書いてきましたが、今年もまた書いちゃいます。まず、きれいに皮をむき、この大きさでは糠床に入らないので半分に切り、糠床に漬け込むだけです。今頃の気温だとだいたい24時間で食べごろ、朝に糠床に埋めたら次の朝ご飯には美味しく漬けあがります。ただ、この胡瓜の弱点は種が硬いこと・・・少々手間がかかりますが、食べる前に縦半分に切って丁寧に種取りをした方が食べやすいです。

この大胡瓜、八百屋さんでは売っていません。手に入れるには農家さんに頼むか、家庭菜園を作っている方にお願いするしかありません。幸いウチは畑をやっている方に大きくなった胡瓜を下さいと頼んであるので、皆さん喜んでくださいます。意外やこの胡瓜は皆さん召し上がらないようで、「ちょっと畑に行かないと大きくなってて困っちゃう」 と仰りながら快く譲って下さいます。こちらとしては買ってでも食べたいくらいですから、大ラッキー!

暑い暑いと嘆きながらも、この時季にしか手に入らない上手いものが食べられる幸せを素直に喜びましょう。

posted by かまなりや at 16:53| 梅干し・漬物・保存食

2016年07月16日

 ことぶきゆ




今日も江戸川出稽古の帰りに湯に行って来ました、今日のお湯屋さんは前回予定した通り、江戸川一丁目の 『第二寿湯』さん。こじんまりとした佇まいのお湯屋さんですが、玄関先も脱衣所もとてもきれいに掃除が行き届いていて気持ちの良いお湯屋さんです。何よりトイレがきれいで驚きました、こう言っちゃあナンですがレトロな銭湯ほどトイレ設備が古く、今時和式で狭くて汚いところが多いのですが、こちらのトイレはバリアフリー!広くてきれいで便器もTOTOのアプリコットシリーズが設置されていて頗る良い感じです。

よく見ると、洗い場にも手すりが多くつけられていて高齢社会を見据えた改装がきちんとなされています。そして何と何とこちらの浴槽壁は田中みずきさんのペンキ絵なのです。営業中に湯に入りながら写真をとることは憚られるので揚げることが叶いませんが、ご本人のブログに制作風景がアップされています、ぜひご覧ください。

さてさて、今日はちょっと仕事先で心を痛める出来事がありましたので、朝から少々気持ちが塞ぎぎみだったのですが、さっぱりと湯を浴びて切り替えました。燻るわだかまりは霧散しませんが、これはゆっくり咀嚼することにしましょう。

ともあれ今日も、いい〜湯でした。

関連記事 2016年 7月12日 たけのゆ

posted by かまなりや at 22:14| 養生話・献血・湯屋

2016年07月15日

 生パスタ



ずいぶん久しぶりにパスタを打ちました、ラザニアの皮です。麺線に切らない分、手間はかかりませんが何分久しぶりなのでちょっと緊張しつつ、でも、打ち始めればカンがよみがえり、きれいなラザニアシートができました。


ここの所しばらく打っていなかったのは良い粉が手に入らなかったからです。重宝に使っていたディチェコのデュラム粉がネットショップから消えてしまい、意気消沈していたのですが新しくカプートというメーカーの粉が出回り始めました。試しに取り寄せて打ったのが今日のパスタですが、粉の香りも良く挽き具合も細かめで良い感じでした。

明後日、芋乃市場のベンガラ染め教室の参加者の皆さんと夕飯に頂く予定です。生のパスタはモッチリ感が格別です。特にラザニアのようなソースたっぷりのお料理には最適。乾麺パスタに慣れた方には硬さが物足りないかもしれませんが、生のパスタは打たないと中々口にできないものですので、明後日の参加者の皆さんにはその辺を味わっていただけたら幸いです。

味が良いようならば、この粉を贔屓にしましょう。そして、切り麺のパスタも市場で献立できるように女将と相談しましょう。

posted by かまなりや at 18:56| そば・うどん・麺類

2016年07月14日

 スマメ




今春、新電力会社に鞍替えを果たし、いよいよ東電とは手を切りましたが、待てど暮らせどスマートメーターが設置されず、業を煮やして5月の末に東電に苦情を申し立てるべく電話をして、つらつら担当者に説教をしてやりました。そして今日7月14日、やっと取り付けにやってきました。現場を回る取付業者は下請けでしょうから、文句など言わずにごくろうさまですと労いつつ工事を歓迎しましたが、この東京電力の体たらくはどうでしょう。まったくもって成長進歩のかけらも見受けられません。

原子力発電所を使わなくても電力不足が深刻化しなかったのは証明されています。さらに新電力が参入して、供給元が増えた分電力には余裕が出たはずです。にもかかわらず鈍重で危険で災害に弱い原子力稼働を叫ぶ既存電力会社にはその良識を疑うばかりか、何か裏があるのではと疑いたくなるのは不自然なことではありますまい。

ともあれ、スマメの導入で色々と便利になります。

posted by かまなりや at 19:05| 核は要らない

2016年07月13日

 かんげん




ウチの窯は、ほとんどの場合 『還元焼成』 です。一言でいえば燻べ焼き、窯の中の一酸化炭素濃度を上げた状態で焚きます。計測機器が無いので、原始的ではありますが色味穴から出る炎の大きさと煙突から出る煙の量で雰囲気を判断して焚いています。

先日、益子の大塚一弘さんから、「あまり煙を出さなくても窯圧をきちんと上げてやれば還元はかかるし、燃料費も抑えられる、色味の炎は青い色」 という、目から鱗の落ちるお話を聞きました。いつだか岐阜の窯屋さんにも同じようなことを聞いたことがありますが、これはチャンスとばかり根掘り葉掘り質問をしました。気さくな大塚さんは丁寧に疑問に答えて下さって、とても勉強になりました。が、実践はなかなか難しそうです。前回の窯で意識してみましたが、どうも呉須の発色が釈然としません・・・

理屈では、窯内の一酸化炭素濃度4%で還元、8%になると強還元ということですが、計測機器を持たない身には経験則が全て。窯ごとに課題を設定して実験を繰り返しつつ、窯丸ごとしくじらないように経験値を上げていきましょう。

教わるのは簡単ですが、技術として身に付けるまでには時間がかかります。やはり、一生学習です。

posted by かまなりや at 18:14| 焼きもの

2016年07月12日

 たけのゆ




江戸川区篠崎町の 『竹の湯』さんへ行って来ました。どうですか、この堂々とした入母屋造りに唐破風の店構え!大仏殿のようじゃぁあーりませんか!? 銭湯はこうでなくっちゃぁ詰まりません。もちろん番台、脱衣所は豪壮な格天井、浴室も見上げるような高い天井に浴槽壁面には中島絵師の富士のペンキ絵、お湯は水道水に薪焚きの江戸前、カランの湯も頗る勢いが良く申し分ない環境です。一つ難を付ければ照明器具が拙く少々暗いことでしょうか・・・まあ、これも銭湯らしいと云えばらしいのですが。ともあれ、駐車場も広くお手本のような湯屋でした。

先日始めたスタンプラリーもこれで2軒目、ひと月3〜4軒回れば年内に達成できそうです。スタンプを集めていただける景品もさることながら、台紙が判子で埋まっていく快感にしびれます。さて、次は同じく東部地区の 『第二寿湯』さんを、予定しましょう。

関連記事 2016年7月5日 スタンプらり〜

posted by かまなりや at 00:00| 養生話・献血・湯屋

2016年07月11日

 じょうわんこつがいそくじょうかえん




『上腕骨外側上顆炎』 になりました、所謂 『テニス肘』 です。今月初めあたりから肘が痛み、日に日に痛みが増すようなので整形外科を受診しました。お医者は 「手首を使いすぎる仕事をしてますか?」 と質すので、 「ここ半年ロクロ挽きっぱなしです」 と答えると、成程と云った風に頷き、この症状を解説してくれました。

要約すると、手首の使い過ぎで前腕伸筋腱群にストレスが集中し、外側上顆に収束付着した部位で微小断裂が起き炎症を起こしているという仕組みであるようです。うーん、中々に専門的な単語で舌をかみそうですが、概ね3週間は手首に無理を掛けぬようにとのこと・・・無理です。まだまだ今月もロクロを挽かねばなりません。

テニスはしないので、『ロクロ肘』 というのが相応しいのでしょうが、怪我は職人の名折れ。挽き過ぎて痛むなどと云うのは仕事が下手な証拠です。手首の使い方を工夫して乗り切りましょう、痛みを緩和するストレッチの方法も教わりました。

職人の辞書には名誉の負傷などという言葉はありません。

posted by かまなりや at 17:38| 養生話・献血・湯屋

2016年07月10日

 じゃくちゅうじゃ




家人が京都へ行って来ました。8月に計画されているベトナム料理の会の料理人高谷亜由さんと、秋に計画されているポルトガル料理の会の料理人丹田いづみさんとの打ち合わせです。お二人とも京都を拠点にご活躍ですが、ここ横浜新井町にも出張して下さいます。

お土産に細見美術館で手ぬぐいを買ってきてくれました。伊藤若冲の群鶏図です。何と!原画は若冲81歳の作であるとか、落款の上に 『米斗翁八十一歳画』 と書いてあると、手ぬぐいの栞に解説がありました。若冲は85歳まで生きたと伝えられています、江戸後期にしては異例の長寿!しかしながらこの絵の筆の若々しさはどうでしょう。物理的に加齢はしても、絵に向かう気力には老いぼれた感じはありません。

俗に東の北斎、西の若冲などと比較されますが、北斎も死ぬまで絵筆を折らず、晩年は画狂老人と名乗るなど、描画への執念には共通したものを感じます。が、年齢的には若冲が50年以上の年嵩で江戸と京都という距離はありますが、北斎が若冲の絵に刺激を受けたであろうことは想像に難くありません。

手ぬぐいとして使うには畏れ多い画風の水墨ですが、思わず日付と署名をしてしまいました。一目見たときの感動を 『若冲の鶏だー』 としたためましたが、 『若冲の鶏じゃー』 の方が良かったなぁとささやかな後悔をしています。

生誕300年伊藤若冲絵師の画業専心に感服しました。

posted by かまなりや at 00:00| 書・画

2016年07月09日

 ぬかよろこぶ




気温がぐんぐん上がり、糠床の乳酸菌も活性がモリモリ上がっています。糠床の乳酸菌の適温は25℃と聞いた覚えがありますが、今頃の気候は正に適温!表面には産膜酵母の膜もできて、見た目にも菌類が活発であることがわかります。

夏野菜も本番、短時間でとても良く漬かって美味しいです。糠喜びなどと云う比喩もありますが、正にささやかながら糠の喜び!

せっせと漬けましょう。

posted by かまなりや at 17:48| 梅干し・漬物・保存食

2016年07月07日

 くだりもの




空梅雨の七夕は小暑と重なり、暑い一日になりました。かてて加えて工房では本焼きの窯を焚いていますので、室内でも40℃近くあり、そんな中でロクロを挽くのは楽ではありませんでした。幸い、夕方には涼しい風も吹いて楽になりましたが、いやはや難儀なことでした。

暑い日は暑い地方のお酒をいただくのが重畳、今宵は鹿児島の焼酎その名もずばり 『七夕』 で晩酌と洒落ましょう。肴は女将の京都土産 『カレイの一夜干し』 所謂 『下り物』 西の美食で今日の暑気を払いましょう。

posted by かまなりや at 17:55| 時事・私事・家事

2016年07月06日

 おないどし




有楽町東京交通会館のアンテナショップ 『兵庫わくわく館』 で、イトメンのチャンポンめんを発見!迷わず買いました。即席ラーメン図鑑で見知ってはいたものの、食べたことのなかった即席麺ですが、イトメンという変わった名前と、イメージキャラクターのトンボのイラストが印象的で、いつか関西へ行くことがあれば買いたいものだと思っていた袋麺です。早速作って食べてみましたが、名称と相反してチャンポンのようなとんこつこってり味ではなく意外や薄味の塩ラーメン。でもダシはしっかりしているので物足りなさはありません。メーカーのサイトで調べてみると、あっさりした味なのでどんな具材にも合わせやすいことからチャンポンという命名になったのだとか。

発売開始は何と1963年(昭和38年)私と同い年です。関東では全く流通していない模様ですが、メーカーの通販サイトで買えますし、アマゾンでも売ってました。昨今、とんこつ醤油に代表されるような濃ゆい味の物が主流のようですが、薄味の中に滋味のある物こそが本当の美食と云えましょう。贔屓にさせていただきましょう。

がんばれ イトメン チャンポンめん、これからも一緒に歳をとっていきましょう。

posted by かまなりや at 19:07| そば・うどん・麺類

2016年07月05日

 スタンプらり〜




今年も江戸川浴場組合のスタンプラリーが始まりました。昨年は秋からの参戦でしたので、5個のスタンプを2回集めてオリジナルタオルを二本いただきました。今年は20軒回ると貰えるバスタオルを狙ってみましょうか。

とりあえず今日、贔屓の金城湯さんで台紙をいただきまず一つハンコをもらいました。さてさて実施期間は大晦日までのあと半年、頑張って集めましょう。

ちょっとした楽しみができました。

関連記事 2015年12月7日 判子耐久競争

江戸川区のサイト ぶらり 湯らり スタンプらりー

posted by かまなりや at 00:00| 養生話・献血・湯屋

2016年07月04日

 ね む



昨日は益子町のキッチンスロープさんに無理をお願いして、夜の宴会をやっていただきました。ここ数年来、色々な面でお世話になっている、造形作家KINTAさんの御一家、陶芸家大塚一弘さん、彫刻家古川潤さんと我々家族合わせて9名でお店を貸し切りにしていただき、ゆっくりと坂口シェフの美しくおいしいお料理をいただきながらお酒を酌みました。あまりに楽しくてお料理の写真を撮りませんでしたが、女将りえ子のfacebookに揚がっていますのでアカウントをお持ちの方はそちらからご覧ください。


楽しく美味しく鯨飲し良く笑い、頗る酩酊してKINTA邸に一夜お世話になりましたが、KINTAさんの奥様ミユキさんの細やかなお心配りで、ぐっすりと休めました。一夜明けた朝は、明け方の雨でしっとりと濡れた木々の葉が美しく、とりわけ玄関先のネムノキのしなやかな樹形が目を通して心に沁みました。

久しぶりに朝雉の声も聞けました。 げに、果報この上ない二日間でした。 すべてに感謝!合掌。

posted by かまなりや at 19:06| 自然・花・虫・鳥

2016年07月03日

 たんぼ




久しぶりに、広々とした田んぼを見ました。場所は栃木県の芳賀町、田植えからほぼふた月の田はしっかりと根が張り、青々として美しい景色でした。今日は北関東栃木県でも30℃を超える夏日、午後の田んぼにはモヤ〜っとした湿気が漂っていましたが、時折吹く風に若い苗がそよいで清々しい気分でした。

田んぼの向こうには鎮守の森がこんもりとして、小さな祠が見えました。用水の水門からはどんどんと水が流れ、田の畔にはまだ小さなカエルがたくさん居ました。久方ぶりにニッポンの田園風景を見て、少々疲れていた気分がスーッと楽になりました。

さて、下半期に突入です。秋の実りを楽しみに、もう半年がんばりましょう。

posted by かまなりや at 00:00| 時事・私事・家事

2016年07月02日

 回数券




東京の銭湯の共通入浴券が発売になりましたので、10枚買いました。前回より100円値上がって4300円でした。今東京のお湯屋は一回の入浴料が460円です。回数券は一枚換算430円、一回30円のお得です。ドライヤーが20円ですから、髪を乾かしても10円残ります。長ーい目で見ればお得でしょう。

郵便局の切手など、何百枚買っても、これっぱかりの割引もない詰まらぬ券ですが、それに比べると入浴共通券には湯屋らしい人情を感じます。富士山の絵柄がまた乙ですな〜。

暑い時分の銭湯はまた格別の風情、熱い湯につかって涼む風の心地よさ、ああ〜日本人で良かった。

posted by かまなりや at 20:45| 養生話・献血・湯屋