2018年11月01日

 阿佐ヶ谷で憩う




昨日の午後、時間ができたので阿佐ヶ谷に繰り出しておそば屋でゆっくりとお酒を楽しんできました。荻窪生まれの私ですが、もう神奈川横浜での生活時間が長いので地元はすっかりヨコハマなのではありますが、時折り幼少期に気持ちが回帰して杉並界隈が無性に恋しくなります。(所謂inprinting、摺りこまれているのでしょう)

夕暮れ前の午後、青梅街道から中杉通りをポクポク歩き、途中からパールセンターへ分け入って人混みを掻き分けながら商店街の風情を眺め、ハロウィンの仮装の連中が思いのほか居ないことにホッとしつつ目当てのおそば屋『大古久』さんの暖簾をくぐりました。手打ちの有名店ではありませんが、古くからこの地に根を下ろし、昼休みをとらずにしっかりと通し営業をしてくれているお店です。

お燗酒を一合、お通しの小皿とつくね一本、じゃこ天一皿を肴にちびちびと昼酒を楽しみ、仕舞いに温かいたぬきそばを手繰ってきました。これだけ楽しんでお値段何と1700円、頗る良心的です。お土産に揚げ玉一袋(50円)をぶる提げてお店を出ました。夕暮れ間近の阿佐谷南口にはちょっと仮装した方々も見受けましたが概ね平和な日常で、なんだかホッとした時間でした。

夏からこっちあれよあれよと忙しさに流されて少々疲れていたのですが、大人の憩いの時間で肩の荷が心持ち軽くなった気がします。これから年末にかけてまだまだ繁忙が続くのですが、こういう時間をちょいちょい拵えて上手に乗り切っていくことにしましょう。故杉浦日向子師が推奨した『おソバ屋さんでの大人の憩い』はまったくもって乙な妙薬です。

おとなになって、良かったね。

posted by かまなりや at 19:02| お蕎麦屋・麺物屋