2018年12月08日

 でんきがま




出稽古先の江戸川の施設の窯は小振りな電気窯なのですが、プログラムコントローラという制御版付きのとても便利な窯です。焼成パターンをセッティングしてスイッチを入れるとその通りに昇温してくれて、希望の温度で自動的に止まります。ある温度で一定時間温度を保持することも可能、24時間以内ならタイマーで点火時間を予約することもできます。とーっても、お利口さんなのです。

ずぶずぶマニュアルな灯油窯を焚いている私は最初は心配で心配で窯の側を離れるのが不安でしたが、今はすっかり慣れてしまって、これっきりボタンを押した後は他の仕事に没頭しています。何とも便利な世の中になったものですが、この窯は酸化焼成しかできません。オプションでバーナーを設置すれば還元もできるらしいですが、さすがに窯内の還元雰囲気(炭酸ガス濃度)は制御できますまい。

然しながらこの窯、実にいい仕事をしてくれます。織部や黄瀬戸、朱泥の焼き締めなどには重宝な窯です。備前の火襷などにも持って来いだと思いますが、いかんせん街中の住宅街ですので、藁をぐるぐる巻きにした作品を焼いて煙を出したら、消防車が素っ飛んで来てしまうでしょうねぇ。試しに今度ひと窯ヒダスキで焚いてみましょうか。

即刻、閑を出されるでしょうね・・・ やめときましょう。

posted by かまなりや at 18:44| 焼きもの

2018年12月06日

 みかん




冬になると『焼き蜜柑』が頗る美味しくなります。こんがりと皮が黒くなるまで焼いて、ハフハフ言いながら頬張るミカンは最高です。不思議と焼いたミカンは白い筋が皮の方にきれいに残って実がはがれます。これは、スジスジが気になる人にはとても心地よいことですが、栄養的にはミカンの皮の白い内果皮(アルベド)と、筋(維管束)は栄養価が高く食べた方が良いのだそうです。それならば、皮ごと食べれば良いのでしょうけれど、ちと抵抗がありますねぇ。(更に生食のほうが体に良いとの説も有る)

何にしても、焼き蜜柑はやめられませんなぁ。

posted by かまなりや at 18:40| 水・酒・食材

2018年12月05日

 なんこう




年内最後の献血に行ってきました。血小板の成分献血は年間回数が12回と定められているので、私は月一ペースで献血をするようにしているのですが、今日は血管の出が思わしくなかったようで穿刺が逸れて思うように採血ができないという状況に陥りました。こういった場合、内出血を想定してヒルドイドという軟膏を呉れます。これ、近年美容目的での需要が増えている薬で、有名芸能人も愛用などという記事も見受けますが、本当に効くのかどうかは定かではありません。然しながら、血行を促進し血液凝固を抑制するといった薬効薬理はきちんと謳われている薬ですので信頼はできましょう。

さてこれで2018年の献血は終了です。来年はまた、1月の2日に箱根駅伝を応援しがてら東口ルームへ赴きましょう。看護師の皆々様、今年も一年、ありがとうございました。

posted by かまなりや at 18:09| 養生話・献血・湯屋

2018年12月03日

 どじゃう




ずいぶんと久しぶりに泥鰌を食べました、柳川です。茨城修行時代にはお金が無くて、夏場は近くの川でとって味噌汁にして食べたもので。横浜に戻ってからはついぞ食べることも無く、わざわざ『どぜう屋』さんへ赴いてまで食べる気にもならない食材でしたので随分と縁遠くなっていましたが、久しぶりに食べてみると骨がコリッとして身はふわふわで旨いものです。東北者の女房はそれほど好きではないようですが、関東者の私はこういった川魚が好きで、泥鰌の柳川で燗酒をきゅっと呑るなんてぇのは、実に乙で嬉しく感じます。

どじゃう・どじょう表記は生きている物、締めて調理すると『どぜう』と表記されるようですが、今はすっかりなじみが薄くなった食材です。いっそ、お若い人にはキビ悪がられるかも知れませんねぇ。

ささがしのごぼうのそばでみなごろし(江戸川柳)

なんまんだぶ なんまんだぶ

posted by かまなりや at 17:41| 水・酒・食材