2019年03月03日

 みそつき




お雛祭りの今日は生憎の雨になってしまいましたが、陶房かまなりやでは、今年の味噌を仕込んでいます。昨日の予報では振出しが午後の予定だったのでおっとり構えていましたが、朝起きれば既に本降りの雨。急いでテントを用意し、合羽を着て竈を設置、鍋を乗せて火をつけたのが午前8時です。豆は4時間アクを取りながら煮て、軟らかくして潰します。その後、塩と糀と混ぜて樽詰めします。単純な行程ですが時間がかかり、ちょっとしたコツ(茨城岩間の池田さん秘伝)が随所にありますので配合等々気を抜けば来年食べる味噌の味に支障が出ます。今年は特に原材料(大豆と糀)を栃木益子産に切り替えましたので、少々勝手が違います。さて、どんな味わいの味噌になることやら。その手ごたえが解るのは来春です・・・気の長いことですが、丁寧に作って味噌の発酵をじっくり待ちましょう。

茨城の農家さんから作り方を教わったときは、杵と臼で豆を搗いて潰して作っていました。だから味噌作りを茨城では『味噌搗き』と、まるで餅搗きのように呼び慣わしていました。分量が多くなった現在我々は豆挽きミンサーで挽いていますが、そんな訳で今でも我々夫婦間では『今年は味噌搗きいつやっぺ?』『んだなや〜、3月の第一日曜あたりがいかっぺぇ』と言う会話が自然に出ます。

岩間仲通(現笠間市上郷)の皆さんはお元気でしょうか。おかげさまであれから30年、横浜でずーっと続けております。秘伝のご伝授、ありがとうございましたー。

posted by かまなりや at 11:31| 梅干し・漬物・保存食