
京都から徳島に転居されたポルトガル料理の先生から、ちょっと珍しい『徳島ラーメン』をいただいたので、早速食べてみました。即席麺ではありますが、中々に美味しかったです。麺は九州ラーメンのようなストレート麺、スープは色の濃い醤油味、出汁は鶏ガラと豚骨が柱らしいです。

見た目通りのしっかりとしたスープで、スルッとしたストレート麺でも物足りなさは感じません。今日は茹で卵と海苔とネギだけのシンプルなトッピングで食べましたが、ご当地では豚肉や生卵を乗せるようです。味がしっかりしているので、すき焼きのような楽しみ方で食べるのでしょうね。
徳島と聞くと、麺数寄者はパッと徳島製麺の金ちゃんラーメンが頭に思い浮かびます。屋台の前に座るおじさんなんだか少年なんだかちょっとわかりにくいキャラクター『金ちゃん』のズボンの膝の継ぎ当てが昭和世代にはグッとくる憎めないキャラです。関東でも金ちゃんラーメンは流通しており、たまに買って食べますが今回のものとはちょっと違う感じ。
四国には行ったことがありませんが、香川の讃岐うどん、愛媛の砥部焼き、高知のカツオと、魅力はいっぱい。機会があればぜひ行ってみたいものです。
阿波徳島のご当地麺、美味しくちょうだいしました。合掌。