2016年05月16日

 みぢか




今年度も、土から作る陶芸体験が磯子区の保育園で始まりました。今日は原土を溶かして篩を通し、きれいな泥水を作る作業。4歳さん、5歳さんが楽しく遊びながら作業しました。できた泥水をさわって喜ぶ子供たちの楽しそうな姿に心が和みました。

陶芸などというしゃちほこばった名称を考案したのは昭和の大作家加藤唐九郎氏であるという話ですが、私はこの言葉は好きではありません。陶芸家なんて、僭越にすぎる職業名だと思います。もちろん焼き物は素晴らしい芸道だとは思いますが、陶芸家でござい、究極でございなどと云うと、焼き物がどんどん遠ざかっていってしまうように思います。

お子さんたちと一緒に焼き物を作るのはその点、焼き物という工芸が縄文の昔から生活に密着した身近なものなのだと再認識できます。私はどちらかと云えば芸術家肌ではなく、職人ですので、お子さんたちの目線と同じ高さで陶磁器に関わりたいものだと思います。

これからほぼ一年間、お子さんたちの成長を見守りながら土を作り、形を作り、焼きましょう。

posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの