
四国旅行から帰ってきた家人が、お土産に金刀比羅様の孫の手を買ってきてくれました。よくよく聞けば本人は金刀比羅宮には登らず、同行の有志の皆々様が選んできてくれたようです。さすがに金刀比羅様の物だけあって手が込んでいます、緩やかながら切込みの深い 『掻き先』 細身に削られた 『中軸』 には家内安全無病息災の朱印 『持ち手』 は三段階にくびれた削りが入り金刀比羅の刻印。何とも品の良い作りなのでさぞやわらかい掻き心地なのだろうと思いつつ背中に当ててみると、どうしてどうしてキリッとした心地よさ。質実剛健な秀品です、選んでくださった皆様ありがとうございました。
讃岐香川のこんぴらさん、いつかはお参りしたいお宮さんです。