2018年05月01日

 しどろやき



浜松へ出ばった帰り道、島田市の『志戸呂利陶窯』さんへ立ち寄り見学させていただきました。窯元二代目の青嶋利陶さんに志戸呂焼について色々とお話を伺い、窯やろくろ場を見せていただきました。大井川鉄道が側を走る山あいの窯場はのどやかな雰囲気で陶器の仕事にはとても似つかわしいなぁと思いました。


乙なぐい呑みを一つ買いました。土味はねっとりとキメ細かく、地薬の釉薬がてろりと溶けていかにも遠州好みといった雰囲気です。几帳面なろくろ挽きながら心持ち口縁に変化をつけている造りが心憎いです。箱をお願いしたのでまだ手元にありませんが、手元に届いたら早速この器でお酒を呑みましょう。

志戸呂は地名では『しとろ』と読むそうですが、陶器はしどろという表記の文献が残っているそうです。静岡県には他に森焼、賤機(しずはた)焼という窯業地があります。愛知の窯業地に比べると少々地味な印象ですが各工房がしっかりと地に足をつけて仕事をしていて好ましい限りです。今回は志戸呂しか廻れませんでしたが次回は森焼や賤機焼にも足を伸ばしてみましょう。

良い勉強ができました。

posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの