2018年08月30日

 棒振虫




蚊の幼虫、即ち『ボウフラ』が傘立てに溜まった水の中でフラフラと泳いでいました。ああ、蚊が湧くのでこのままにしていたら女房にまた叱られるなぁと思いつつ、その動きにしばし目を留めて観察してしまいました。こんな小さな虫だってこの猛暑の中一生懸命生きているのだなぁと思えば、命の尊さを考えてしまいます。東北の詩人宮沢賢治も『春と修羅』の中でこの虫を観察した『蠕虫舞手』という詩を詠んでいます。蚊に食われれば痒くて忌々しいと思う虫ですが、生きる為の食餌は生き物の特権、正当な行為ですので尊重するべきではないのか・・・と、蚊の幼虫にポエティカルな同朋意識を暫時持ってはみたものの・・・

蚊の嫌いな女房には逆らえませんので、結局は水を抜いてボウフラは駆逐いたしました。アーメン。

posted by かまなりや at 18:32| 自然・花・虫・鳥