2018年11月18日

 がいし




碍子が好きで、電信柱やちょっと古い建物の配線を見るとマニア心がときめきます。家庭屋内配線ではすっかり使われなくなってしまった碍子引きですが、高圧電線などでは未だに磁器製の絶縁体として他の追随を許さない独壇場です。

画像は今年の秋の益子土祭で見た工場跡地の配線、ブレーカー型の配電盤が普及する以前の美しい配置に胸が躍りました。工業製品としての陶磁器をランキングするとしたら、第3位は建築タイル、そして2位は碍子でしょう。では、第1位はというと、やはり衛生陶器でしょうねぇ。さしもの碍子も日本のお便器の技術には歯が立ちますまい。然しながら、日本の鋳込み製法絶縁碍子は素晴らしい技術であり、あちこちの電線でけなげに絶縁している姿を見ると、我がことのように誇らしく感じます。

がんばれ、碍子。

posted by かまなりや at 18:18| 焼きもの