2020年02月10日

 ふきのとう




今年はとても早く蕗の薹が、それもたくさん顔を出しました。オオブキの仲間なので一つの花芽が大きく、とても食べ応えがあります。かと言って大味ではなく、しっかりした風味があり、アクも控えめでとても食べやすい蕗です。小振りな物は天ぷらに、大振りな物は刻んで蕗味噌を拵えて(調理担当は女将)美味しくいただきました。

野生の熊は冬眠から覚めるとまず、フキノトウなどの春の新芽を食べるそうです。長い休みで眠っている体を苦味で覚醒させると聞いたことがあります。人間も冬眠こそしないものの、春の苦味は心身を冬から春へ切り替えるためにとても良いのだとラジオで誰かが言っていました。とても理に適っているように思います。

今年は記録的な暖冬で、蕗も早々出たわけですが、やはりちょっと気が抜けた冬でした。長い長い地球の歴史の中では氷期や間氷期が繰り返されてきたということですが、20世紀の後半からの温暖化は温室効果ガスの増加が主要因といわれています。欧米の活動家のお子さんたちに言われるまでも無く、何がしかの方策を勘案せねばならない状況だと思います。

蕗味噌を嘗めながら脳を覚醒させて、良ーく考えましょう。

posted by かまなりや at 08:26| 梅干し・漬物・保存食