
5月の中頃に挿し木をした染井吉野の苗の発根が確認できました。5本挿した鉢の全ての苗にしっかりと根が出ていました。今日はひとまわり大きめのポリのポットに入れて赤玉土を足しました。今使っているポットはそのまんま土に植えても良い生分解性の高い鉢だからです。これを使うと一度抜いて植え替える手間が省けます、が、ぼんやりしていると溶けてバラけてしまいます。

しっかりと根が出て、はみ出している様子が見て取れます。さてさて、これをしっかりとした苗にするまではまだまだ目を離せません。まずはこれからの夏を水を切らさず育てて、秋に来年の芽をつけて葉が落ちたら、厳しい冬を越さねばなりません。

園芸家の生徒さんから聞いた話では、根が出ると嬉しくてすぐに植え替えたくなるものだけれど、2年ぐらいはこのままの小さい鉢で育ててしっかり根が巻いたくらいのところで植え替えてやるのがいい、とのことでした。大先達のアドバイスをキチンと踏まえて実践いたしましょう。
先ずは一安心です。