2012年08月15日

 ピロリ


 お盆終戦記念日の内視鏡検査も無事に終わりました。噂にたがわず
 経鼻内視鏡は楽で、あっという間に検査は終了し、検査時間に引き
 比べての待ち時間がじれったいほどでした。結果 『萎縮性胃炎』 と
 の所見、長年の暴飲食生活のツケが胃内膜をすり減らせたとでもい
うべき慢性症状で、すぐに危険なものではないそうです。が、楽観もできぬらしく原因は
ピロリ菌がおおいに関与していることが多く、菌が陽性なら除菌をと薦められました。が、
潰瘍が無いと保険適用にならず実費で高額だと聞き、更に成人男性のほとんどがピロリ
感染をしていて、発癌する人は確率的には低めであると聞き、じゃあせっかくだから飼っ
とくべいとピロリの検査は断ってきました。若い担当医は不思議そうな顔をしてましたが、
私はメタボだのピロリだのといったぽっと出の学説には、常に懐疑的な立場をとります。

だいたい江戸の昔から上手く付き合ってきたのであろうおとなしい菌を悪者にして何でも
かんでも除去するのは剣呑です。人の体には多くの細菌が居て、お互いに利害で共存し
ているのですからいくら清潔志向とはいえ、少々はくっつけていた方が良いでしょう。よし
んば、この菌が胃癌を助長するとしても、菌類だって宿主を失うわけですから好んで宿主
を滅ぼすような詰まらぬ悪さはいたしますまい。胃癌患者の多数がピロリ陽性だとのこと
ですが、そりゃぁこれだけ繁殖している菌なら確率は高いでしょう。菌も身のうち上手く
付き合うとしましょう。でもねぇ、ものが美味しく食べられないじゃぁ詰まらないですから、
体をいたわり養生をしてお酒も食事も生きてるうちは楽しみたいものです。そのため
にも、胃の内視鏡の検査は一年に一度受けときましょうか、とっても楽でしたしね。

ピロリーン♪ 鼻からそうにゅう〜 なんてね。

画像は全く関係ない、阿佐ヶ谷の朝焼け

えー、クリックしちゃったのー?
あーたも物好きねぇ・・・さすがのあたしも内臓まではちょっと。 

                           ごめんなさい。<(_ _)>
                           そりゃないべぇと思われる方は・・・

ピロリ菌についてとても賛同できる記事を見つけました。
栃木宇都宮 『たかのクリニック』 高野真澄先生のブログ 『診察雑感』より

ピロリ菌は本当に悪者か? 

ピロリ菌 "To be or not to be."

posted by かまなりや at 16:56| 養生話・献血・湯屋