2012年09月26日

 ヒジレポ


益子の土祭(ヒジサイ)は今年で二度目の開催となるそうですが、益子の町内
に色々なイベントや展示をちりばめて、町を散策しながら楽しめるアートイベント
になっておりました。全てをまわるには時間が足りず、知り合いの関わっている
ところを中心に観てまわってきました、写真でレポートします。今回は画像に
リンクを貼りました、携帯で上手く表示されない場合はごめんなさい。

 益子にはまだまだこういった造りの民家が多く残っていま
 す。先の震災で大きな被害が出ましたが、少しづつ平癒し
 ていくさまがイベントからも伝ってきます。この日は生憎
 の雨でしたが、多くの方がいらしていて活気がありました。


見目陶苑・ギャラリー土空間の 『益子土人形』 造形作家のKINTAさんを中心
に作られた人形たちはその数2,000体!地元の窯元や作家が削った土を再利用
しての造形は地球に優しい土神様といった雰囲気、思わず寛ぐかまなりや女将。


同じく見目陶苑内で行われたワークショップ 『光る泥団子』 本当にピカピカに
光っていました。左官職人の壁塗りの技術を応用した仕上げは化粧土を塗って
丹念に磨くという手法。 いやぁ〜、いい仕事のモンです。


大きな倉庫の壁一面に飾られた益子の土、味岡伸太郎氏のドローイング 『栃木
県益子町地質調査』
 各地で現場採取された土を絵の具にし、描かれた桝目は
土にこれほど多様な色があるのかと驚かされます。そして、この広い空間を演出
する作家さんのスケールの大きさに畏敬いたしました。

 
200年の歴史がある藍染工房での 『灯りのインスタレーション』 は川村忠晴さん
の作品です。大きな梁が飛ぶ古民家の土間に並ぶ藍甕は全て現役、その空間
にススキの灯りがほやほやと灯って良い感じ。 ここで一杯呑みたいなあ。

益子は関東最大の窯場です。関東地方でありながら富士山の火山灰の影響が
少なく、日光周辺の火山の影響が多いのだと、以前国土地理院の方から聞い
た覚えがあります。そのあたりが良い土を産出する起因なのでしょうか?民芸
の里といわれながらもそこに安寧せず、こういったイベントを開く原動力はどの
あたりにあるのでしょうか?知己も多く、材料の調達でもたいへんお世話に
なっている土地だけに、これからも身近に感じていたい場所です。満月まで
あと数日、末席ながら土祭2012のご成功をお祈り申し上げます。

posted by かまなりや at 16:54| 時候・紀行・鑑賞