2012年11月11日

 まるしめ

 招き猫といえば、ぱっと思い浮かぶのが常滑焼です。が、
 起源は伏見人形にあるらしく、似通った人形文化は日本中に
 あります。中でも変り種が東京今戸焼きの 『丸〆猫』 です。
 素焼きの土人形ですが、横座りで招く姿に愛嬌があります。

今戸焼きは、江戸の昔から続く由緒ある窯業で瓦や人形などを焼いていた窯場
であったそうです。今は窯元も数件に減ってしまったようですが、脈々と続いてい
るようです。丸〆猫を焼く窯はすでに耐えてしまったようですが、北区の吉田さん
という方が個人で復刻していられます。丸〆とは符丁らしく、丸はお金でそれが
しっかりとしまることから、蓄財のことを指すようです。

江戸っ子が愛した愛嬌たっぷりの丸〆猫、一つ欲しいものです。また、復刻に
孤軍奮闘する吉田さんという方にも機会があればお会いして、苦労話など伺い
たいものです。

YouTube 東京生活99 丸〆猫を探して

『東京の土人形 今戸焼?!今戸人形? いまどき人形』
サイト内では名乗られていないのですが、この掘り下げようと造詣の深さは
まず間違いなく吉田さんのサイトであろうと思います。

posted by かまなりや at 16:40| 焼きもの