2013年01月13日

 ちょうば


嫂の御袋様が急逝され、急遽葬儀となりました。急なことだし遠方なので無理
に参列してくれなくとも良いと兄は言ってくれましたが、きちんとお別れがした
かったので是非にとお願いをして、富士吉田まで通夜に行ってきました。

 義理に厚く、人望もあり、親類も大勢いらして通夜式は
 かなり大掛かりな様子でした。一説に山梨の葬式は香典
 をすぐ開けるとは聞いていましたが、まさしくその通りで
 受付けのおじさんは手際良く現金を確認していました。

その際おじさんは 『袋はいらないんだょ・・・』 と一人ごちていました。やあやあ、
サバケた受付けもあるもんだと驚いていたら何と両替のコーナーまであり、むら
むらと調査欲求が湧きました。調べてみると、これは 『帳場』 というそうで、
一般的な 『受付け』 とは性格の異なるものらしく、親族ではない組内の人達が
担当するそうです。無駄を省き、正確に香典を捌く風習で場合によってはお釣り
や領収証もいただけるそうです。  詳しくはこちらの記事をご参照下さい。

ご無沙汰続きのうちに他界されたお袋様は、年齢こそ平均寿命に届いていました
が晩年は認知症を患われ、施設でのお寂しい臨終であったそうです。昨日はきちん
とお別れをさせていただき、今日の告別式こそ失礼させていただいたものの、民俗
学的社会学習にもなり、意義深い葬儀参列でした。

今朝早くに彼の地を後にしましたが、冬の富士山はそれはそれは綺麗でした。

posted by かまなりや at 17:04| 哲・考・生