2013年02月15日

 作らなさ


 先週、迂闊にも風邪をひいて延期してもらった港北区
 のオハナ新羽保育園に一日教室で行ってきました。元気
 なイチョウ組のみなさんと楽しく粘土をしてきました。
 画像は園児さんの作った 『ヒラメ』 です。

私は職人肌で、作るとなると手を抜かずとことんいじくってしまいます。今で
は手を入れすぎない良さも分かるようになりましたし、意図的に手数を減らす
こともできるようになりました。それでも造形家の方々が作るような即興的な
創作は不得手です。小さな頃からそうだったので性分に合わないのでしょう。

お子さんたちの作品を見ていると、それが自然にできているようで感心します。
裏返せば技術が稚拙なのですが、それが功を奏するとそれはそれは好ましい
作品が現出するように思います。例えば画像のヒラメも手数は少ないものの、
とても感じが出ています。幼いなりに特徴をつかみ、ポイントだけ外さず且つ
作り過ぎない。これは、できそうでできないことです。 私は、できません。
つくづく、造形活動は技術だけではないのだなぁと、感じます。

保育園の教室では教えに行っているようでその実は私の方が、たくさんのこと
を学んできます。お子さんたちにはそれだけの資質と可能性が内包されている
のでしょう。願わくば、その感性を持ち続けて大きくなってほしいものです。

posted by かまなりや at 16:42| 焼きもの