2013年03月27日

 25


 アメリカ旅行に行った倅に土産代わりに米国の硬貨を
 貰いました。25¢玉、所謂クウォーターです。1965年
 の物ですから、まだ1ドルが360円だった頃の造幣です。
 随分使い込まれて良い感じの骨董になっています。

対ドル為替が固定相場だった頃に教育を受けた世代は、『いちどるさんびゃく
ろくじゅうえん』 とお念仏のように社会科で覚えさせられた記憶があります。
円安が進んだ今では100円を切り、当時90円ほどの価値があったこの25¢も
同じ数字の25円弱、為替というものの不思議を感じます。改めて25円かと思っ
て見るとこの銀貨も少々軽く感じます。

1963年生まれの私と同じくらいの年数を使い込まれ、人から人の手を渡り
歩き、きっと米国中を旅したであろうこの硬貨が奇しくも日本から出る気の
無い私の手元にあるのはこれまた不思議です。縁あって手元にあるコイン
ではありますが、このままここで錆付くのは不憫ですから、外国へ行く方で
もあればお餞別に差し上げましょうか。

でも、25セントじゃあチップにもなりませんなぁ。

posted by かまなりや at 17:05| 哲・考・生