2013年06月04日

 いまどき


 からりとしたお天気で気分良く 『本焼き』 をしながら、
 今日は一丁壷でも拵えるべいかと5寸の底を作り紐を
 積みはじめました。段々と積んでいくうちに積む仕事
 そのものがおもしろくなってしまいました。

えーい、ならば積めるだけ積んでやるかと、窯を見い見い黙々と紐を作っ
ては積みました。信楽の土はこういう大物造形に向いているのか腰も抜け
ずどんどん作品は大きくなっていきます。ほどほどのところでロクロ仕事
をして口を絞るべいと思いつつ、どこまで積むめるか楽しんでいるうちに
高さは50pを超え、さすがにまわして仕上げるにはいっぺんに大きくなり
すぎてしまいました。もうこうなると意地で、気の済むまで積もうと縦横
のバランスの良いところまで積んで測ったら、ちょうど高さ60cm 口径は
30cmになりました。図らずも口径は底の倍、高さは口径の倍になりました。

作業に没頭しているうちに謂わば生まれてしまった作品で、こういう作り方
は本意ではありません。でも、とても楽しかった!茨城で小学校の生徒
さん達と土器作りをしたことを思い出しました。然しながらこれは縄文で
も弥生でもなく 『今土器』 です。もちろん乾燥で切れなければ高温で
焼き締めて 『今焼き』 として発表します。

さて、うまく乾いたとしても窯詰めが容易ではありますまい。
腰を据えてかからねば。

posted by かまなりや at 17:34| 焼きもの