2013年06月06日

 え


 5月6日に作った筒物の箆目をもっと強く入れても
 良いのではと、益子のKINTAさんからアドバイス
 をいただきました。成る程そういわれて良く見ると、
 おっかなびっくりといった印象があります。

それもそのはず職人気質は均質に作ることに神経を注ぎますから対称形
に作ったものの均衡を崩すことは実に不得手です。でも、それなら箆目な
ど不要なのですから入れるなら迷い無い箆目を入れるべきでしょう。理屈
は理解できてもそれが中々できないのですよと電話で弱音を吐いたらば、
字を書くようにやってみたらいいのではと更にヒントをいただきました。

なるほどと腑に落ちたので今日は筒を挽いて、えいやーと指で一気に書き
ました。ひらがなの 『え』 です。最初の点などはもう穴が開くほどに力を
入れました。あとは一気にぐりんと書いて仕舞のはらいは気持ちよくすーっ
と抜けました。 これ、中々気持ち良くて癖になりそうです。

偶然にも、ちょうどひと月たった6月6日に面白い仕事ができました。
道々の先達の助言は本当にありがたいものです。

一丁いろは48文字分作ってみましょうか。

posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの