2013年06月27日

 ヒトの末路


 久しぶりに晴れた夕暮れの空に鰯雲が湧いて、その
 雲の下を飛行機が西に向かって飛んでゆきました。
 あの航空機にもヒトが乗って操縦しているのかと
 思うと見慣れた景色も、いとおかしく思えます。

科学技術が進化し、ヒトは空を飛ぶことができるようになりました。
これからもっと驚くべきことができるようになるのでしょう、未来前途は
洋々に見えます。裏腹にヒトはできなくなってしまうことが多いようにも
思います。炊飯器が普及してヒトはご飯が炊けなくなりました。携帯電話
が普及してヒトは電話番号を覚えなくなりました。自動車が普及してヒト
は長く歩くことが苦手になりました・・・

もっともっとヒトはできなくなることが増えてゆくのでしょう。
そのくせ寿命だけは延びて、無為な生涯に煩悶するのでしょうか・・・

ヒトはどのようになることを望んでいるのでしょうか?

科学の進歩は肯定しますが、ヒトらしさを哲学し、面倒でも
土に足を付けた人間味のある暮らしを目指そうと思います。

posted by かまなりや at 19:08| 哲・考・生