2013年08月09日

 とこなめ


 常滑の真焼け土瓶の弦がポロケてしまったので、
 編みなおしました。元の蔓はアケビのようでしたが
 籐で編みました。常滑では焼き締めを 『まやけ』
 と呼びます。 山田絵夢さんの作です。

今は先代の号を世襲し四代常山を名乗っていられますが、この作品は
常山を継ぐ前のものです。既に急須の作りは抜きん出ており、バランス、
蓋の合わせ、注ぎ口の切れ、軽さ、どれ一つ妥協がなく、申し分ない出来
だと思います。でも、それほど気合が入っているにもかかわらずピリピリ
した感じを受けません。青山のギャラリーで作家さんにもお会いしました
が、愛知の言葉でやんわりと話す柔和な印象の方でした。そういったお人
柄がピリピリ感を和らげているんでしょうねぇ。

見るたびに色々と学ぶところの多い急須です。

posted by かまなりや at 18:36| 焼きもの