2013年09月18日

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 先週の土曜日、意を決して歯医者へ行きま
 した。あまりに舌を噛むことと、9日にぼんや
 り夕飯を食べていて、何か硬いものを悪い
 方の奥歯で噛んでしまったからです。

噛んだ瞬間はビリッとして思わず 『あうっ』 と声が出ましたが、伐髄
しているからか痛みは鈍く食事に支障はありませんでした。が、翌日
から歯の動揺は激しくなり遂にまた13日の夜、がりんと舌を噛んでし
まい悶絶、激しく流血し食事は台無し、部屋でそぅっと泣きました。

前回の治療でお世話になった歯科に早々に予約をとって伺うと、先生
は一目見るなり 「ああ、これはもう抜くしかないですね」 と逡巡せず
に即答、レントゲンで確認後すぐさま麻酔、抜歯となりました。麻酔が
充分に効いたところで何かペンチのようなもので挟んでの抜歯術で
したが、こじることもなくポンと取れて、 「まるで乳歯を抜くようでした
ね」 と、医者。 「一番奥ですから義歯も要らないでしょう、無くても
噛めますからね」 との追い討ちに、綿を噛んだまま 「はあ」 とくぐ
もった声で答えるのが精一杯でした。

麻酔が解けた後も痛みはまるで無く、抜いた後はさっぱりとしたもの
でした。術後の炎症等も無く今日あたりは歯肉も概ね塞がってその上
舌を噛む不安も霧消し、実に晴れ晴れとした気分です。が・・・やはり
自分の部品が減るのにはいくばくかの寂しさが有り、もうここに歯は
生えてこないのかと思えば、秋風がいっそう身に沁みる心持ちです。

歯科医師会では80歳で20本の歯を残せるよう頑張りましょうと啓発し
ていますが最近ではもっと残せる筈だと更に啓蒙を図る医師もいます。
7年後のことも予想が覚束ない私ですが、80まで永らえたとして一体
何本の歯が残っているでしょうか? 只今50歳1本減の27本です。

posted by かまなりや at 17:38| 養生話・献血・湯屋