2013年12月02日

 ししこまいぬ


 とある神社の狛犬です。右側の阿像が何だか
 笑っているように見えて愉快だったので、失礼
 して写真を撮りました。守護獣が微笑んでいる
 のも中々いいモンです。

狛犬の起源は欧州の獅子座思想が中国へ渡り、加工されて日本に
伝来したとされています。元来は獅子、更にこれが仏教の阿吽思想
と結びついて日本特有の一対の獅子狛犬になったとか。この伝来系
のブレンド感がいいですなぁ、実に乙です。

私は神様も仏様もキリスト様も全く信じていません。 然しながら、
弱い人間が作り出した信仰というシステムは肯定しています。そして
そんな人間達が作った信仰の象徴造形物が大好きですし、人の創作
した 『八百万の神々』 をとても愛しく思います。

画像の獅子像も、どこかの石工さんが心を込めて彫った物でしょう。
会ったことも無い作者の想いが表情に表れていて、とても好ましく
感じます。日本人の曖昧な笑みが象徴されているようにも見えます
し、アルカイク・スマイルのようにも見てとれます。

人間いろいろ、神様もいろいろ、唄の文句じゃないですが、
人の心の中にはその数だけ神様が居るのだろうと思います。



なんだかこちらもニンマリしているようにも見えますが、見方ですかな。

posted by かまなりや at 16:48| 哲・考・生