2016年02月09日

 おやかた




作品の削り仕事を倅に教えて手伝わせていますが、若い者のこと、ちいと目を離すとスマホなどをいじくっていますので、親方の似顔絵を貼ったひょうちゃん(横浜名物崎陽軒のシウマイに入っている醤油入れ)を置いて監視役にあてました。

ひょうちゃんのかわいさを損なわない程度に睨みを効かせましたので、これでサボる気にはならぬでしょう。

頼んだぜ、分身親方!

posted by かまなりや at 18:08| 焼きもの

2016年02月05日

 保育士




今日は、港北区新羽の保育園で教室を開かせていただきました。年長5歳児さんのクラスでも、そろそろインフルエンザが流行しているらしく、お休みの子が数名居ましたが元気に登園している皆さんと楽しく土粘土で作りました。

こちらの保育園さんは男性の保育士さんがとても多くいらっしゃいます。一昔前からは想像もつかない保育現場です。恥ずかしながら若かりし頃保育士(その当時は保母・保父といっていた)の勉強をしたことがあり、国家試験を受験しに行ってもかなりの少数派でしたが、保育の現場での男性の役割の必要は叫ばれていました。今、こうして男性保育士さんたちが活躍する現場に居合わせると、ああ、保育の現場は確実に進歩しているのだなぁと思う反面、自分には本当にできただろうかと疑問ばかりがよぎります。結局違う道を進んできましたが、保育園での教室はとても楽しく、これからも続けていきたいものだと思います。

現場ではまだまだ男性の保育士さんはたいへんだろうと思います。ぜひとも頑張っていただきたいものです。がんばれ、男性保育士!君たちこそ保育現場の必須アミノ酸だー。

posted by かまなりや at 18:39| 焼きもの

2016年02月01日

 こまがた




東京駒形の、ギャルリ ニュアージュさんへ鯨井円美さんの個展を観に行って来ました。クジライさんは、江戸川の施設で一緒に陶芸指導をしている同僚です。お知り合いになってまだ日が浅いのでどのような作品を作っていらっしゃるのか楽しみに出かけました。茨城、笠間の土を使った作品はピリリとした正確なろくろで挽かれ、カッチリとしたデザインのクラフト風。デッサンがしっかりしている上に技術の確かさが相まって、無駄のない端正な形が生まれているという印象でした。画像は気に入って買ったカップ。小振りなカップですが、ほんのり青みがかった失透系の釉薬が落ち着いた使いやすいカップです、大事に使いましょう。

せっかく駒形へ出向いたのだから、吾妻橋の藪で昼でもと思いましたが月曜定休で断念・・・じゃぁ並木へ行くかと足を向けかけましたが、遠くからでも店外の行列がうかがえてこれまた断念。ギャラリー裏手の 『麺駒』 というラーメン店でタンメン(650円)を食べました。こじんまりした店ながら、しっかりした仕事の良店で、美味しかったです。こういう飛び込みが当たると嬉しいものですねぇ。

さて、2月。明後日は節分、春は近いですな。

posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの

2016年01月31日

 R2D2




保育園の5歳児さんの作品です。スターウォーズのロボットだと誇らしげに手に持って見せてくれました。そういう彼の目はキラキラと輝いて、とても良い表情でした。

作品もすごく雰囲気が出ています!造形って、技術だけじゃぁないんだと小さなお子さんから学びました。こんな喜びがあるから、土と云う可塑性のある素材は素敵です。

いいなぁ〜、お子の真っ直ぐさ。

posted by かまなりや at 18:01| 焼きもの

2016年01月26日

 轆 轤




今日はまじめに本業のロクロ仕事をしました。少々纏まったご注文をいただき、そのウォーミングアップに今日は半日で40個ほど同じものを挽きました。まだ体が完全にこの形と一体化していませんので捗りませんが、もう50〜100も挽けばしっかりとこの形の手指になるでしょう。

2月になったら、ビシビシ量産します。 あ〜腰が痛い、そんな時こそ 『菊バウアー!』

posted by かまなりや at 19:16| 焼きもの

2016年01月22日

 エルマー




今日は港南区の南日野保育園さんで、教室を開かせていただきました。親子で参加の年長組さんは、元気いっぱいに作品を拵えてくれました。親子さんとご一緒に作る時間を過ごすのはとても微笑ましいもので、ちょっとずつお手伝いをしながらも、親子さんの間に割り込みすぎないように間合いをはかりつつ机間指導を心がけました。

そして、恒例となりましたろくろ実演。今日のお題は 『エルマーとりゅう』 みんなが大好きな絵本です。が、立体それもろくろで作るには難しすぎるので、大きなお皿を挽いて絵を書いて勘弁してもらいました。箆でお皿の表面に絵を書いている間みんながエルマーの歌を歌って呉れたのでとても楽しく書けました。

エルマーシリーズは読んだことがありませんでしたが、すごーく読みたくなりました。

ひまわり組さん、お父さんお母さん、保育士の皆さん、ありがとうございました。

posted by かまなりや at 19:37| 焼きもの

2016年01月15日

 ゆりぐみさん




磯子区屏風ヶ浦保育園さんの陶芸教室も佳境に入りつつあります。5月に土ごしらえをして、6月に干し上がった土で感触を楽しみ、3歳さん4歳さんからじっくりと関わってもらってきた陶芸も5歳年長のゆり組さんでついに卒園記念の作品制作です。今年のゆりさんは4歳のばら組さんのころから一目置く造型巧者が多く、今日も実に個性的な作品を張り切って作って呉れました。

年明け初の教室で、久しぶりに会うゆり組の皆さんはぐっと大きくなってその成長ぶりに驚きます。毎年のこととは云いながら、子供たちのその、日一日と成長する健やかさに感動しつつ、ワシもまだまだ若いもんには負けておれんわいと発奮しました。

でも、うっかりするとこのくらいの年ごろの孫がいても不思議ではない年齢になって、ああ、もうずいぶん長いこと屏風ヶ浦保育園さんにはお世話になっているのだなぁと、あらためて感謝の気持ちが湧きました。最初に教室を開かせていただいた時のゆり組さんたちは、もうすっかり立派な社会人になっているのでしょうねぇ。

引き続きご依頼をいただけるのであれば、気力の続く限り伺う所存です、今後ともよろしくお願いいたします。

posted by かまなりや at 18:01| 焼きもの

2016年01月09日

 ヒトガタ




東京杉並の増谷ジョニーさんから小物の焼成依頼を受けました。梱包を解いてみるとかわいい人形がゾロゾロ、並べてみるとそれはそれは楽しいヒトガタワールドができあがりました。



一番のお気に入りはこれ、笛を吹いている人の様な造形なのですが、このひょろついた腰つきが何ともひょうきんです。モチーフはないだろうとは思いますが、大好きなうすた京介さんの 『ピューと吹くジャガー』 が思い起こされて、くすりと笑ってしまいました。

普段ロクロばかり挽いていますので手びねり成形はほとんどしませんが、こういう作品を見るにつけ、人形こそは手びねりの神髄が発揮される技法だなぁと確信する次第です。

しかと焼きましょう。

posted by かまなりや at 17:45| 焼きもの

2016年01月04日

 シゴハジ




仕事始め約して 『しごはじ』 ナハナハ。お正月の酒が抜けきらず、血中のアルコール濃度は高いままで初窯に突入しました。下弦過ぎの月がきらめく午前5時心も清らかに点火、数は少ないものの焚かねばならぬ作品ばかり。今日は1時間90℃ペースできっちりと焚きあげて、気持ちよく本業始動です。

さて明日からはちょっと出張、副業で頑張ります。明日は日報のアップはできそうもありませんので、女将りえ子のfacebookをご覧ください。(アカウントの無い方にはご免なさい、実は私もない)

明後日の朝には揚がりまーす。

posted by かまなりや at 17:53| 焼きもの

2016年01月01日

 おかまさま




明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今年は、窯を焚く回数が多くなりそうです。が、去年の素焼きがまだ入りっぱなしでそのまんま。さらにそのまんまでお供え・・・生業を支える御窯様がこの体たらくで良いのでしょうか?

明後日3日には4日の初窯(素焼き)の窯詰めがありますので、その際に心正しく昨年の品を出して清めましょう。

それまで御窯様にはご辛抱いただいてお休み願います。

posted by かまなりや at 22:12| 焼きもの

2015年12月17日

 ふ え



10月の末に屏風ヶ浦保育園の年中組さんと作った土笛の歌口部分の造作にやっとこ着手し、仕上がりました。画像は車ですが作者は別、少々お互い影響を受けつつもやっぱり個性が出るものです。


ゴロリ。 どこから吹くかのご希望を聞いておいて、目立たないように歌口をつけます。小さな笛ですのでちょっと高めの音になります、音階は出ません。小さな置物として、たまに音を出して、楽しんでもらえたら幸いです。

お届はちょっと押し詰まってしまいそうですが、年内にはお届けします。仕事が遅くて申し訳ありませんが、もうちょっと待っててくださいね。

posted by かまなりや at 17:44| 焼きもの

2015年12月14日

 あとぶた




切子のガラス器に蓋を作って欲しいとのご注文をいただき、焼き縮みを計算に入れつつ作った蓋が焼けました。青い釉が無かったので青白磁にしましたが、涼やかに出来たと思います。やはり、合わせにいくらか隙間ができましたが、あと焼きなのでご勘弁願いましょう。



何点か造った中で、画像の物が一番のお気に入り(あくまで作者の)です。丸く作って持ち手を長めにしたので、ドングリの帽子みたいで愛嬌があります。さて、ご注文主様には随分お待たせしてしまいましたが、喜んでいただければ幸いです。

割れてしまった急須の蓋や、後付け陶器でもよければどのような蓋でも、ご注文承ります。お値段は、品物を見せていただき、検討した上でお見積りいたします。

関連記事 2015年11月8日 ふた

posted by かまなりや at 18:08| 焼きもの

2015年12月01日

 きんちゃく


石川金沢へ旅行した友人からお土産に金平糖(それも金箔入り)を頂戴しました。甘味下戸の私は眺めて楽しんでいますが、これが気の利いた巾着袋に入っていて、中身よりもこの袋を喜んでいます。さて何に使うべいと思案の末、自前の盃を入れることにしました。


サイズはぴったり、お茶道具の仕覆ほど仰々しくないし、この日本的な色合いがまたグッと和心をそそります。薄萌葱、いや花萌葱かな、ともあれ絹物っぽく見せた光沢のチープさも許せてしまう小袋です。


ちょいと外に呑みに行くときなど(実は出不精で滅多に無い)にそっと携えて使いましょうか。居酒屋の安酒もちぃと旨くなることでしょう。

今月は忘年会もいくつか決まっていますので、活躍の機会がありそうです。

posted by かまなりや at 17:10| 焼きもの

2015年11月08日

 ふ た




蓋だけのご注文を頂き、フタを要する器に合わせて縮み寸法を逆算して挽きました、瀬戸の磁器土です。

後付けの蓋は寸法どりが難しく、聊か厄介な仕事なのですが職人の腕の見せ所でもあります。多めに作ってご注文の品を納品し、ハネた蓋だけが残っても使い道がないので蓋用の器も作っときました。寸法は口径60oと小さなもの。

首尾よく焼き上がったとしてさて、何に使いましょうか。

posted by かまなりや at 17:00| 焼きもの

2015年10月22日

 かぶく




手抜き工事で傾いたマンションはウチから5qほどの近所で、たまさか隣接する三井のショッピングパークへ買い物などに行くと、取材陣が陣取っていたりで物々しい雰囲気です。杭打ちをしくじった担当者はデータも改ざんしたようで、こういうのを文字通り 『傾く(カブク)』 と云うのでしょうかねぇ。

実は我が家の窯も長年の重みでか北側(後ろ側に)へ向いてすこーし傾いています。焼成に支障がないのでそのまま焚いていますが、いずれ折を見てジャッキで挙げて直してやらねばなりますまい。

今朝は本焼きの火を入れるために朝5時に外へ出たらば、星がキラリと光っていました。そういえばオリオン座の流れ星はどうかいなと、しばしオリオンの方角を見ていましたが流れる星は見受けませんでした。

久しぶりに冬の星座を見て、本格的に冬が近づいているのだなあと思いました。暦は間もなく霜降、サトイモが掘りたくなりますねぇ。

posted by かまなりや at 17:11| 焼きもの

2015年10月18日

 おおどなべ




今年のお正月、そば打ちのお礼兼お誕生プレゼントに頂いた 『大土鍋』 です。益子のKINTAさんと大塚一弘さんの共作で、口径およそ尺五寸、まさに相撲部屋級の大鍋です。デザインはKINTAさん、それを大塚さんが見事にろくろを挽いて実現するところが素晴らしい! お二人のコラボレート土鍋、大切に使わせていただきます。

今日は夕方からちょいとした人寄せがあって、これでおでんを炊いてつつく予定。秋も深まり、箱根駅伝の予選会も終わりました。ことしもあれよと年の瀬が迫ります。

季節のかわりめ、風邪などひきませぬようご自愛願います。

関連記事 2015年1月7日 Ragged

posted by かまなりや at 16:09| 焼きもの

2015年10月02日

 しながわ




長野の友人の作品展を観に品川へ行って来ました。久しぶりに鉄道それも京浜急行に乗っかっての電車旅、とは云え快特で横浜から品川まではたったの15分。駅三つと云うチョイノリでしたが、赤い電車は早く快適でした。

久しぶりに草來舎の大越夫妻とお会いできると楽しみにしていたら、会場でばったりトキエミさんとクボタ夫妻にお会いしてびっくり倍増ドン!ついつい話に花が咲いて会場で同窓会よろしく話し込んでしまいました。

茨城で知り合ってかれこれ30年弱、今でもご縁があってお付き合いできるのは嬉しいことです。皆それぞれに色々な心配事を抱える歳になりましたが、たまさか会って笑いあえるのは、あの頃若いなりに同じ時間を一生懸命に過ごしたからだろうと思います。

ご縁の続く限り、永のおつきあいを願いたいものです。

いや〜、楽しかった。

posted by かまなりや at 19:03| 焼きもの

2015年09月12日

 うわえ




増谷ジョニーさんより、上絵の焼成のご依頼をいただき小さなタイルがたーくさん届きました。

赤、青、黄、きれいでかわいい絵が小さなタイルに一つ一つ上絵付けされています。焼く方もウキウキとした気分になります。

きちんと焼かねば!

posted by かまなりや at 18:45| 焼きもの

2015年09月03日

 てつき


今日は屏風ヶ浦保育園の3歳児さんたちと粘土で遊んできました。毎度思うことですが、ちょっとした注意(口に入れないようにしてねと云うくらい)と、ごく簡単な説明だけしてハイどうぞと作ってもらうのですが、みなさん実に、実に、良い手つきで拵えてくれます。もちろん保育士の先生方が日々の保育で、この日に向けてお子さんたちの気持ちを調える努力をして下さっていることでしょうけれど、それにしてもお子さんの内包している力には驚きます。







どのお子さんも 『物造りニッポン人』 の素晴らしい遺伝子を継いでいるのだなあと毎年毎年感心します。こんなに良い手つきで作れば悪い作品が出来上がる道理がありません。私も自分の作品を作るときには、こんなきれいな手つきで作れるようにまず、心を澄ましておきましょう。 50年配の濁り切った心を澄ませるにはよほどの心神鍛錬が必要でしょうが・・・

技術は二の次なんですな、やっぱり。

posted by かまなりや at 18:16| 焼きもの

2015年08月24日

 じ き




暦は処暑を過ぎ、夕方には随分涼やかな風が立つようになりました。今日などは晩酌もお燗酒です。さて、この湯呑み、鎌倉の蔵を改造したギャラリーで粗品に頂いたものですが、気に入ってもう10年以上使っています。ギャラリーはもう閉店してしまいましたが、蔵は確かまだ残っていたと思います。

焼き物屋ですから色々な陶器を持っていますが、普段使っているのは割り合いと磁器が多いです。白くて堅牢で軽いのが好きなのかもしれません。でも熱〜くつけると持っていられないのが焼き締まった磁器素地の弱点でもありましょうか。

日本人は陶器が好きです。よごれやすく、割れやすく、実に弱点の多い陶器をこれほど好むのは不思議ですが、その不完全な脆さに美を見出す日本人特有の美意識があるのでしょう。変化するものの良さは四季の移ろう美と共通するものを感じますねぇ。

秋が近付いています。

posted by かまなりや at 18:20| 焼きもの