2015年05月04日

 でろでろ


 石膏型を作るべく、土であらかじめ拵
 えた元型に溶いた石膏液を流し込んだ
 らば水分を吸って元型が崩壊してしま
 いました。 あべしー (゚□゚)

元型がいまひとつ乾いていないところへ流し込んだのが失敗
の原因です。型はバラバラ、石膏はデロデロ、見るも無残な
有り様に職人の自尊心は元型同様に崩壊し、その場に崩れ
落ちて泣きました。

どうにも仕様がないのでそのまま固め、写真などを撮って
反省しましたが、いまだ心はヒリヒリ疼きます。

明日、気を取り直して型をとりなおしましょう。

posted by かまなりや at 17:04| 焼きもの

2015年04月29日

 出目金


 金魚それもデメキンの箸置きを試作
 しました。黒泥土を使用しましたので
 クロデメキンです。焼くともっと黒々
 とするので、『らしく』 なるはずです。

金魚という観賞魚は人間が交配し、改良に改良を重ねて
定着させた変種が珍重される、実にマニアックな世界です。
出目金も突然変異で現出した個体を増やして作り出した品
種でしょう。

その一種不気味な姿を写実しつつ愛嬌を醸すのが作り手
の腕の見せ所。自画自賛は憚られるところですが、試作に
しては中々良いのではと思います。さて、これにさらに改良
を加えてもっと 『らしく』 しつつ、道具としての実用性も
追求していきましょう。

いずれ、アカデメキンやパンダデメキンも作りましょう。

posted by かまなりや at 17:31| 焼きもの

2015年04月21日

 益子仕入旅


 益子へ出張り、土とそば粉を仕入れて
 きました。朝5時出発、首都高・常磐道
 は渋滞もなく、友部SAで朝食休憩を
 取って、9時半には現着しました。

午前中に、七井の 『鈴木そば製粉所』 でそば粉を仕入れ、
その足で長年のお取引先 『明智鉱業』 で原料を仕入れ、
いつもお世話になっている 『清窯』 大塚一弘さんの工房
にごあいさつに出向き、効率よく用事を済ませて回りました。

本日一番の楽しみは、お正月にKINTAさんのお宅でお会い
した、坂口さんご夫妻の開いたお店 『キッチン・スロープ』 で
の昼食、KINTAさんご夫妻と同伴で、今月10日にオープンし
たばかりのお店に推参いたしました。

KINTAさんプロデュースの内装は白と黒を基調にした落ち
着いた空間になっていて、そのコンセプトが器にも反映さ
れているというココロニクイ趣向。窓辺にはKINTAさんの
奥さまミユキさんの草木染カーテンが柔らかく陽を通し白
黒の空間を和ませているように感じました。

お料理もとても美味しかったです。お野菜に関する愛と
良識の詰まったお皿でした。

9枚だけですが、お店とお料理の写真をこちらのアルバム
サイト
に揚げました。入場合い言葉は 『ゆめかおり』 これ
は坂口さんの奥様がパンに使われている栃木産の小麦粉
の銘柄です。

益子でのお昼は迷わず上大羽のスロープさんへいきませう。

posted by かまなりや at 18:02| 焼きもの

2015年04月13日

 とうとう


 日本人で、このロゴマークを知らない
 人はほぼいないでしょう。衛生陶器の
 トップブランド 『TOTO』 は日本の衛
 生陶器の六割を占めるそうです。

我々の世代はこのロゴのひとつ前のブランド 『toyotoki
の方が馴染みがあります。だからTOTOのロゴを見ても東
洋陶器の約としての 『とうとう』 をイメージするのですが、
TOTOロゴ世代の人は 『トト』 もしくは 『トートー』 と
いうカタカナイメージをするのではないでしょうか。

アメリカのロックバンドにも 『TOTO』 というのがあり、日本
の陶器メーカーとの関連はないようですが、日本のファンへ
のサービスでこのロゴを示すことがあったとか・・・

あ、何だかTOTOのアフリカが聞きたくなってきた。

オラも一度行ってみてぇぜぇ♪アーフリカー

posted by かまなりや at 00:00| 焼きもの

2015年04月08日

 てんじょうがいし


 居間天井の照明配線を碍子引きにして
 みました。壁の配線と違って引っ掛ける
 だけというわけにいかず、バインド掛け
 の真似事もしてみました。

碍子が整然と並ぶ姿は実に良いもので、見ているだけで焼物
屋冥利に尽きる感慨があります。女房には碍子だらけで物々
しいと不服を云われますが、『これでいいのだ!』 とバカボン
のパパよろしく碍子道楽を貫きました。

グレーのVVFケーブルに一抹の寂しさを感じないでもないです
が、安全には代えがたいですからビニール被服のケーブルも

『これでいいのだ』

関連記事 2015年4月3日 がいしびき

posted by かまなりや at 17:10| 焼きもの

2015年03月09日

 もりつけ


 磯子区の屏風ヶ浦保育園さんで一
 年を通してじっくりと進めてきた陶芸
 教室の作品が焼き上がり、作品をお
 返しに最後の教室へ行って来ました。

ひとりびとりに作品を確認してもらい、出来上がった作品
を使ってみようということで、ちょっと異例の午前のおやつ
会を催していただきました。記念作品ですから、卒園式に
展示します。その前に壊れてしまうといけませんので、使
う真似事ですが、それでもやはり楽しいものです。

個別包装されたスナック煎餅を二つずついただいて、思い
思いに器を使って食べますが、お菓子ですからすぐに食べ
てしまいます。でも、お一人お皿に盛り付けをしている子が
いて、おお、やるなぁと感心しました。実はこの方、時として
物凄い大声を出したり、じっと座っていられないことがあっ
たりと、多分に個性的な女の子。でも、こういった側面を
見るにつけ、ああやはりお子さんの中には色んな芽が内包
されているのだなぁと、得心します。みなさん、立派に卒園
してゆっくり大人になっていって下さいね。焼き物作りが少し
でも皆さんの成長にプラスになっていれば幸いです。

一年間あっという間でした、ありがとうございました。

posted by かまなりや at 18:00| 焼きもの

2015年03月02日

 せらみす


 陶芸教室の生徒さんから、ナギの木
 の鉢植えをいただきました。『梛』 と
 書くナギは奈良県などに多く分布す
 るマキ科の常緑樹です。

特筆すべきはその用土、何と焼き物です、独逸生まれの
『セラミス』 というチップ。見た目の印象と触感はテラコッタ
のシャモットといった感じ。とても吸水が良く、保水性も優れ
ているようです。焼き物屋としては何とも気になる素材、
しばらく様子を見ながら育ててみて、苗が大きくなったら
植え替えをしてみましょう。

木の成長も楽しみですが、この人工用土の可能性に大い
に心をくすぐられるところです。


posted by かまなりや at 18:16| 焼きもの

2015年02月15日

 かんれき


 横浜名物 『崎陽軒のシウマイ』 に
 ついてくる醤油入れ 『ひょうちゃん』
 が60周年なのだそうです。人間なら
 ば還暦、目出度いことです。

横浜の人間はこのシウマイとともに大きくなりますので、
好き嫌いは措いて兎にも角にも我らがソウルフードです。

これからも末永く愛されて九十九、百までも横浜の名物とし
て引き継がれていってほしいものです。

がんばれ 崎陽軒! がんばれ ヤマキ電器

posted by かまなりや at 15:50| 焼きもの

2015年02月11日

 春近し


 昨日、無事に今年の初窯を焚き終え
 て今日はいささか穏やかな気持ちで
 仕事をしました。6日に挿した梅の花
 も開いて、ちょっと春めいた気分です。

昨日の記事の碍子はどのように使うのか疑問に思う方もいる
かなと思い、引き込み線の写真を撮りました。あの平型碍子
このように使われます

最近は樹脂の碍子も増えてきましたので使われていないご家
庭もあるかと思いますが、きっとあなたのご自宅にもこんな
碍子がついていることと思いますよ。探してみて下さい。

さて、二月も中旬明日窯出しをしたらお待たせしてしまって
いるお蕎麦屋さんのつゆ徳利をお届けに走りましょう。

まったく仕事が遅くて申し訳ない限りです。

posted by かまなりや at 16:57| 焼きもの

2015年02月10日

 ひらがた


 また一つ碍子(がいし)を手に入れまし
 た、平型碍子です。電柱から家庭に配
 線を引き込む際に使うごく一般的な絶
 縁資材ですが、中々ユニークな奴です。

見ようによっては埴輪のようにも土偶のようにも見えて愉快です。
家庭内での転用用途は文鎮くらいにしかならなそうですが、飾っ
ておいても憎めない姿ですから楽しいでしょう。

陶磁器関係者としては一つ持っていたい逸品ですな。

posted by かまなりや at 17:54| 焼きもの

2015年01月29日

 あさロク


 日中集中してロクロにかかる時間が
 取れず、早朝小一時間ずつ数物を挽い
 ています。冬の朝のロクロ仕事は土が
 冷たいですが、とても集中できます。

いわゆる朝飯前の一仕事ですが、まだ暗い時間帯からだん
だんと明るくなる工房は気持ちがよく、一仕事した後は朝ご
飯が頗る美味しいです。

今、挽いているのはお蕎麦屋さんからのご注文のつゆ徳利、
口の絞り具合が微妙で苦労していますが、だんだんと体に
この形が染みてきました。実は、お約束したお届け日時に
間に合いそうもありません、申し訳ないことこの上ありませ
んが、伏して詫びるしかありません。

でもせめて、急ぐあまり粗製濫造になることだけは避けま
しょう。品物はきちんと仕上げてお届けいたします。

posted by かまなりや at 18:12| 焼きもの

2015年01月23日

 おやこでねんど


 今月三園目の保育園出張陶芸教室
 に行って来ました、港南区の南日野
 保育園さんです。今日も親子さんでの
 教室で、楽しい時間が過ごせました。

親子で作る教室はとても良い雰囲気です、お子さんは一緒
に作る楽しさがあるでしょうし、見ていると親御さんの方が
夢中になっているご様子。粘土は幾つになっても楽しいもの
ですし、陶器になると思えばさらにおもしろさが増します。
何より、今日という日のとても良い記念になると思います。

思い起こせば自分が5、6歳の頃は世の中は高度経済成長
期、両親は共働きで忙しく、兄弟三人でお留守番をしていた
記憶の方が鮮明です。たまの団らんが嬉しかったものですが、
一緒に焼き物づくりなどをした思い出はありません。

時代は進んで一億総中流と云われて久しい日本は物心両面
で豊かな国になりました、でもこういう親子さんでの時間は
いつの時代になっても変わらぬ情感が通うものでしょう。

今日のお子さんたちもお父さんお母さんが一生懸命に作る
姿を見て、あらためてお父さんお母さんが大好きになったの
ではないでしょうか。そんな場に呼んでもらえて、お手伝い
ができたことをとても喜ばしく感じます。そして、今日も即興
ろくろ実演をし、アナ雪の 『オラフ』 を作ってきました。
ぬいぐるみを持っている方がいて参考にできたので中々に
感じが出たように思います。

皆さんの作品は卒園に間に合うように焼いてお届けします。
楽しみにしていてくださいねー。

本日の絶品給食 五目うどんと野菜のナムル 美味しかった!

posted by かまなりや at 17:16| 焼きもの

2015年01月21日

 おえどけんざん


 陶芸教室の生徒さんにおもしろい陶器
 を見せてもらいました。京焼きの尾形
 乾山の後継者で、七世乾山を名乗った
 とされる浦野乾哉作らしき向付です。

素地は陶胎の白土で、化粧は施していないように見えます。
貫入が美しく、細かな釉ヒビには鉄か何かの渋を染み込ませ
て景色としています。大柄な色絵は久谷っぽい五彩、椿の絵
の配置は琳派の流れをくむ乾山を彷彿とさせる斬新な巧妙さ。
口に輪花風の変化をつけている所謂 『のぞきむこう』 は、茶
懐石のお道具でしょう。裏には落款が赤絵でドカンとついて
います。

真贋のほどは全くわかりませんが、興味深いのは七世乾山は
東京の入谷、今戸で窯を焚いていたという史実。何と東京焼き
なのです!今戸焼は今でも継承されている方がいらっしゃると
聞きますが、乾山一派もお江戸で焼いていたなんて痛快です。

江戸は諸国の吹き溜まりなんてぇことを言いますが、京の陶人
たちも江戸の活気に惹かれて下ったのかと思えば、中々どうし
て捨てたもんじゃぁありません。東京は震災と空襲でほとんどの
物が壊れてしまいました。今戸焼や隅田川焼きも出るのは地方
の蔵ばかり、それでも 『まる〆猫』 を復刻している人がいら
したりと、小さな火は続いています。

半かな東京生まれではありますが、こういうエピソードに触れ
ると生地への慕情がちいとだけ胸に湧いてきます。

posted by かまなりや at 16:34| 焼きもの

2015年01月17日

 親子教室


 昨日に続き今日も保育園の陶芸教室
 へ出張りました。今日は港南区のオハ
 ナ上永谷保育園さんで、親子で作る
 卒園記念陶芸でした。

5〜6歳のお子さんにとって親御さんと一緒に作るのは、とっ
ても楽しくて刺激的なことだと思います。作ることに関しては
もう自立の兆しがある年齢ですが、大人に作ってもらう喜び
や、合作する喜びはかけがえのない体験になることでしょう。

みんなの作品ができた後は電気ロクロで水挽きろくろの実演
をします。お題を貰って作る即興ろくろは毎度毎度腕の見せ
所です、今日のお題は 『トトロ』 胴体を挽いて細かいところ
は手で作ってくっ付けました。絵心拙く、似ても似つかない
トトロで、ジブリの皆さんには申し訳ないばかりですが、お子
さんたちは素直に喜んでくださいました。

そして今日は教室後昼食懇談会という趣向で、栄養士の保護
者さんが市販のルーを使用せずに拵えた、本格保育園カレー
を御馳走になりました。辛くなく旨味は豊かで、幼児さんに不
足しがちな鉄分とカルシウムを強化した特製は、保育園カレー
好きにはそれはそれは美味しく感じました。

皆さんの作品はていねいに焼いてお届けします。
楽しみに待ってて下さいね。

posted by かまなりや at 17:32| 焼きもの

2015年01月16日

 ねんちょうさん


 もう20年近く出入りさせていただいて
 いる磯子区の屏風ヶ浦保育園さんの
 年長クラス、ゆり組さんの陶芸教室
 で今年も出稽古初めとなりました。

久しぶりに会ったゆりさんはみんなぐっと大きくなっていて、
頼もしくなっていました。粘土にも慣れてきたのでしょう、
とてもスピーディーに手が動きます。だから写真を撮っても
手がぶれてしまいますが、その感じがとても格好良くていい
感じ。やっぱり年長さんは園のリーダー格なのですね。

卒園まであともう少し、インフルエンザなどにかからない
ように春まで元気に過ごしてください。

麺打ちも唸る作品、題は 『ざるそばとはし』 

posted by かまなりや at 18:33| 焼きもの

2015年01月13日

 はつがま


 小正月も目前の今日13日にやっと
 今年の初窯を焚きました。とはいえ
 まずは素焼きの窯、本焼きの初窯
 は今月末になるでしょう。

窯を焚きながらお風呂の混ぜ棒を修理しました。長年使っ
ているもので愛着があるものの、経年劣化で柄が折れてし
まい暫く使っていませんでした。ちょうどいい枝をみつくろっ
て据え、復活。薪の風呂には自然木が似合うことでしょう。

初窯を焚くと、今年も仕事をするぞという気分になります。
今月は3ヶ所の保育園さんで教室があります。元気な年長
組の皆さんと楽しい教室ができるように体調を整えましょう。

陶房かまなりや、本格始動いたしました。

posted by かまなりや at 17:20| 焼きもの

2014年12月15日

 うつし


 都筑区のおそば屋さんから、薬味皿
 とつゆ徳利のご注文をいただきまし
 た。今お店で使っているものが馴染ん
 でいるので似せてほしいとのご要望。

一般的な陶器作家ならばコピーなどは請け負わないのでしょ
うが、職人気質はこういう仕事も興味津々、元の器の絵付け
の筆がとても達者で 『写し』 を作ると良い修行になると思い、
喜んで引き受けました。本歌を焼かれた作家さんは現在は製
作活動をしていないのだそうです。

この手の絵付けは筆にスピードが必要です。トロトロ書いて
いると線が鈍くなりますので、面相筆に絵の具を含ませたら
しゃっしゃと走らせます。薄墨もサッとひと筆で書くのが肝要、
もっさりしているとデロッとした嫌味が浮いて出てしまいます。

益子の皆川マス大先達のようにはいきませんが、元絵を損な
わない程度に自分らしい絵付けができたように思います。
おかげで、とても良い勉強ができました。

しっかりと還元で焼いて先方にお届けいたしましょう。

posted by かまなりや at 19:15| 焼きもの

2014年12月03日

 かまだん


 今日は日本中冷え込んで、関東横浜
 でも朝は5℃まで気温が下がりました。
 でも、ちょうど今日は本焼きで工房は
 窯の余熱でぽっかぽか。

床暖ならぬ窯暖で、お昼には室温は20℃になり、午後5時
現在は24℃にまで上がって暑いくらい。窯の中は1200℃で
すからその輻射熱で部屋が温まるのは当然と言えば当然
ですが、寒い日にはことのほか有り難く感じます。

これで風呂も沸いたら、言うことないなぁ。

posted by かまなりや at 17:02| 焼きもの

2014年11月26日

 青 柳


 陶器の整理をしていたら、以前軽井沢
 の骨董屋で買ったブルーウィローの
 ティーカップが出てきました。色々な
 意味で懐かしい逸品です。

この模様は昭和時代に流行し、本家ヨーロッパのボーンチャイ
ナの写しがたくさん出回りました。今でもファンの多い模様で
すが、多分に簡略化されて色々なパターンが出ています。

ウチのは国産の安物、メーカーすら明示されていません。欧州
の名のある窯で拵えたものは品がよく、シノワズリーの代表格
として蒐集家も多く見受けます。こまごまと書き込まれている
模様は、中国の悲哀物語を抽象化したものらしいですが、この
雑居感がまたたまらない魅力です。ご存知の方は、懐かしさを
覚えるのではないでしょうか。(ソーサー画像

詳しくは、こちらの個人サイトがとても参考になります。

ブルーウィロー若しくはウィローパターンと云われるこの陶器、
焼き物に興味のある方は、集めてみるのも一興です。

posted by かまなりや at 17:24| 焼きもの

2014年11月23日

 統制陶器


 一昨日、益子の骨董屋さんで岐阜製
 (美濃)の統制陶器を見つけました。
 戦時中物資を国家が統制していた時
 代の、ちょっと悲しい遺物です。

これは、俗に国民食器と呼ばれていたものだそうで緑の二重
線デザインは主に工場などで使われていたようです。骨董屋
さんには同じデザインの飯椀とお皿がたくさんありましたが、
裏の高台内の印判模様が一番きれいな飯椀を一つ買ってき
ました。戦中派でこれを使っていた方が見れば胸を痛めるで
あろう品物ですが、戦後生まれの焼き物屋には一つは持って
いたい蒐物です。

たまにこれでご飯を食べて往時を偲び、非戦の誓いを新たに
いたしましょう。

関連記事 2014年5月26日 とうせい

posted by かまなりや at 17:11| 焼きもの