2019年08月17日

 せいれつ




梅干しを綺麗に並べるのには幾つか理由があります。

まず、完熟梅は皮が破けやすいのでそっと丁寧に扱う必要があること。次に、満遍なく陽の光を当ててやりたいこと。最後に、こうしなければ気が済まないこと、以上の三点が大きな理由です。こんなにきちんと整列させなくても美味しい梅干しはできますし、時間も短縮できて効率も上がるとは思います。

でもね、一つ一つに心を寄せてきちんきちんと並べて陽に干されているこの梅干し曼荼羅を見ていると、心がとても落ち着くのです。自分の仕事とその出来栄えを完全自己肯定し、私は私を内心褒めています。

今日は横浜も暑かったので、干し作業も頗る捗りました。今夜一晩夜露に当てて、明日取り込みましょう。

posted by かまなりや at 17:55| 梅干し・漬物・保存食

2019年08月16日

 やっと干し




今日やっと小梅を干しました。夏土用はとうに過ぎ、月遅れの盆送りの日に干すのはいささか因果ですが、台風の影響とあってはいたしかたありますまい。ともあれ台風10号一過、明日からはギラギラの太陽が戻って猛暑の予報、しっかりと夏の太陽に焼かれてギュッと締まった美味しい梅干しになることでしょう。



綺麗に並んだ梅を眺めていると、とても幸せです。

posted by かまなりや at 19:14| 梅干し・漬物・保存食

2019年08月10日

 なつやすみ




今日から夏休みをとります。と言っても、教室がないだけでやることは山ほどあります。それにやりかけのことも多々ある(いわば夏休みの宿題)のですが、8日間休みが作れましたのでほどほどがんばって、ほどほど怠けようと思います。

今日は梅干しを干す台を拵えました。明日は益子へ行くので、明後日から干す予定。台風10号の進路が気になるところですが、ちょっとのんびりめに進んでもらって、月火の2日間、晴れてくれると助かります。お天道様、何卒よろしくお願いいたします。

posted by かまなりや at 17:08| 梅干し・漬物・保存食

2019年05月26日

 おりひめ




今年も小田原から梅干し用小梅が届きました。早速、星(ヘタの部分)を取りのぞき、塩漬けにしました。

今まで小梅の品種は分からずに漬けていたのですが、今年は届いた伝票に品種が書かれていました。『織姫』という品種のようです。調べてみると、群馬県の主要品種らしいです。品種名が分かると何となく愛着が湧きますし、増して織姫なんていう夏らしい名前だと更に良い気分です。今年もしっかりと漬け込んで、暑ーい夏土用になったらきれいに並べて干しましょう。

今日などは5月にしては異例の暑さで、梅も干したくなっちゃうような陽気でした。まだ体が暑さに慣れていないので、ずいぶん堪えましたが、湿気がない分だいぶ楽ではありました。いよいよ蚊も出てきそうですな〜、やれやれです。

posted by かまなりや at 18:43| 梅干し・漬物・保存食

2019年03月03日

 みそつき




お雛祭りの今日は生憎の雨になってしまいましたが、陶房かまなりやでは、今年の味噌を仕込んでいます。昨日の予報では振出しが午後の予定だったのでおっとり構えていましたが、朝起きれば既に本降りの雨。急いでテントを用意し、合羽を着て竈を設置、鍋を乗せて火をつけたのが午前8時です。豆は4時間アクを取りながら煮て、軟らかくして潰します。その後、塩と糀と混ぜて樽詰めします。単純な行程ですが時間がかかり、ちょっとしたコツ(茨城岩間の池田さん秘伝)が随所にありますので配合等々気を抜けば来年食べる味噌の味に支障が出ます。今年は特に原材料(大豆と糀)を栃木益子産に切り替えましたので、少々勝手が違います。さて、どんな味わいの味噌になることやら。その手ごたえが解るのは来春です・・・気の長いことですが、丁寧に作って味噌の発酵をじっくり待ちましょう。

茨城の農家さんから作り方を教わったときは、杵と臼で豆を搗いて潰して作っていました。だから味噌作りを茨城では『味噌搗き』と、まるで餅搗きのように呼び慣わしていました。分量が多くなった現在我々は豆挽きミンサーで挽いていますが、そんな訳で今でも我々夫婦間では『今年は味噌搗きいつやっぺ?』『んだなや〜、3月の第一日曜あたりがいかっぺぇ』と言う会話が自然に出ます。

岩間仲通(現笠間市上郷)の皆さんはお元気でしょうか。おかげさまであれから30年、横浜でずーっと続けております。秘伝のご伝授、ありがとうございましたー。

posted by かまなりや at 11:31| 梅干し・漬物・保存食

2019年01月26日

 はくさいづけ




待ちに待った『白菜漬け』が、できあがりました。

さーひと口食べてみましょうねー、美味しいですねー、ぱりぱりしてますねー、お酒がすすみますねー、ほんとーに、うまい、うまい、うまい、白菜漬けができましたねー、びっくりしましたねー。それでは、さよなら、さよなら、さよなら。

(あまりの美味しさに淀川長治さんになってしまいました。わかるかな〜?)

posted by かまなりや at 18:43| 梅干し・漬物・保存食

2019年01月24日

 しょうが




これ、生姜です。もう何年も糠床の中に居て、すっかり痩せて小さくなりましたが、正真正銘の生姜です。ショウガの保存に糠床に埋めといた(かなり大きくて立派な生姜だった)のですが、ついぞ使う機会が無く、ずーっと糠床の主として永らえてきました。最早神々しい姿になっていて糠床の仙人様と位置づけて大事にしています。

そんな徳の高い身分になってしまわれた生姜様ですから、多分もう、食べることは無いと思います。どうぞその身が磨り減って糠床と一体となるまで、菌類たちをお守り下さい。

パン パン(柏手)

posted by かまなりや at 18:26| 梅干し・漬物・保存食

2019年01月16日

 皮 蛋




お正月に台湾土産のピータンを貰ったのですが、あまり得手な食材ではなかったので、ちょこっと敬遠していましたが『松花皮蛋』という中々に良い物だということで、おかゆと一緒に食べてみました所謂『ピータン粥』です。やはり、ピータン特有の芳香がちと苦手ではありますがお粥と一緒に食べると緩和されて美味しくいただきました。調べてみたら、ピータンは発酵食品ではないのですねぇ、アルカリで固化させる製法のピータンは熟成食品と呼ぶべきでしょうか・・・てっきり発酵だと思ってました。

子供のころ、セロリの香りが苦手でした。ごく最近まで、パクチーも苦手でした。が・・・今ではセロリもパクチーも大好物です。慣れると病み付きになるのがこの手の香り物、いずれピータンも大好物になるかもしれませんねぇ。さていつになるやら、それはそれで、楽しみです。

posted by かまなりや at 00:00| 梅干し・漬物・保存食

2019年01月14日

 はくさい




先日『道の駅ましこ』で、いい〜白菜を買ってきました。ハナっから白菜漬けをするつもりでの物色でしたが、ズバリストライクの白菜が見つかりそれも安価で三玉買い求めてきました。昨日から全部干して、今日漬け込みました。

季節は寒中、皆が寒い寒いと嫌がります。私も冷え性なので寒中のこの寒さは苦手ですが、草は生えないし、虫は出ないし、食べ物は悪くなりにくいし、良いこともたくさんあります。何より、寒い時分の風呂は温かくて最高ですし、あったかい鍋物と、お燗酒の旨さと来たらやはり冬に限ります。

春は待ち遠しいですけれど、冬の間に楽しめることは冬のうちにじっくりと噛みしめておきましょう。

白菜漬け、楽しみ、楽しみ。

posted by かまなりや at 18:47| 梅干し・漬物・保存食

2018年12月30日

 もちつき




2018年の餅搗きも無事終りました。お天気もよく、朝6時にお湯を沸かし始め、昨夜から浸漬してあったお米を笊で水切りし、蒸籠を組んで7時半から10分間隔で四つの蒸籠で蒸し始めました。一つおよそ40分で蒸しあがり、順番に搗くこと都合27臼(もち米総量74kg)午後1時までに全て搗きあがりました。と、書くと如何にも無機的に淡々と搗いたように聞こえますが、大勢で交代交代画像のように楽しく笑いながら進みました。もうすっかりベテランの域になりつつある倅の幼馴染み山下君(画像杵担当)桑原くん(手がえし担当)と倅の3人に加えて参加家族各家のお子たち(と言っても、もう皆20代後半)が中心になって若い力で進めてくれるので、我々は段取りと進行に気を配っていればどんどん餅が搗きあがります。そして今年も神奈川大の留学生エマ君(イタリア)とパートナーのバレちゃん(コロンビア)神大の同期生チョウさん(中国)が手伝いに来てくれて、実に国際色豊かなお餅つきになりました。

物心付くころからこの土地で脈々と続けてきたお餅つきも私の代で四代、倅で五代、私ら夫婦はもち米の準備と蒸し方担当、先代の親爺は熨し方、義父が釜前担当、うまい具合に分担ができて三世代での餅搗きは概ね首尾良く運んでいます。いずれ段々とまた世代が移っていくのでしょうけれど、続けられる限り続けていくつもりでおります。

さて明日は大晦日、餅を切って、お掃除をして、本年も終了です。

posted by かまなりや at 00:00| 梅干し・漬物・保存食

2018年11月21日

 みかん




この時季、色々なところから蜜柑を頂戴します。露地ものの蜜柑はどれも美味しくて、事有るごとにパクパク食べています。何やら蜜柑は一日に三個食べるとよいとか聞きました、多分何かのテレビ番組でやっていたのでしょうから眉唾ではありますが、適度に摂るのは体に悪いわけはありますまい。

画像は近所のお宅のお庭に生った『新井町ミカン』今年は甘みが多めで実も大きいようです。夏の猛暑の影響でしょうか。ミカンは日持ちのする果物ですので、ゆっくりと楽しめそうです。

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2018年11月10日

 ふゆへ




立冬を過ぎて、季節はいよいよ冬へ向かいますが陽気は思いのほか冷え込まず、今日などは日中20℃を越えて温かいどころか小暑い陽気でした。今年は暖冬でもありましょうか・・・

糠漬けをするのにハヤトウリのヘタ側をちょこんと切ったら花模様みたいに見えたので、大根の切り口に置いて写真を撮ったらば、逆光のせいで面白い画像になりました。この陽の入り込み方はやっぱり、冬ですねぇ。

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2018年10月25日

 隼人瓜




いよいよハヤトウリが出回り始めました。これが出てくると秋も本番です。熱帯の原産で、一株に100から実を付けることから千成瓜の異名を持つ植物ですが、これの糠漬けは頗る美味しいのです。早速今朝糠床に埋めました。

気温が下がって漬かるのに二晩ほどかかるようになってきましたので食べられるのは明後日ですが、良い具合に漬かったら芋乃市場のお食事で付け合せにお出ししましょう。

楽しみ、楽しみ。

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2018年10月14日

 いなば




最近気に入って常食している焼き鳥缶、メーカーはいなば』さん。画像はタレですが、塩もよく買って食べています。いくつものメーカーが発売している定番缶詰ですが、私のお気に入りはこの『にこごり感』焼き鳥のつゆがしっかりとゼラチン状になって肉にからみ、口の中でジュワっと溶けて広がる感じは堪りません。

ちょっと前の記事でタイシリーズも紹介させていただきましたが、今回も言わせていただきます。

いなばさん、いい〜仕事です。

関連記事 2018年5月5日 カレー缶

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2018年10月10日

 なまぬか




暫く仕入れていなかった佐渡島産のコシヒカリを仕入れました。玄米での仕入れですので精米の必要があります。そこで、都筑区の農協の直売所のコイン精米機へ持って行って(ここは2台の精米機があって効率が良い)米を搗いてきました。副産物として米糠が貰える(まあもともと自分の物なのですが)ので、糠取り用(糠ハウスという)の窓口から糠を掻き出して持って帰ってきて量ってみると3kgありました。20kgの米を七分搗きにして白米が18kgでしたので1kg多い計算です。多分前の方の分が少し残っていたのでしょう、儲ーけ。

秋から冬の野菜が美味しくなりつつありますので、この活きの良い生糠を糠床に足して美味い漬物を漬けましょう。

posted by かまなりや at 18:22| 梅干し・漬物・保存食

2018年08月22日

 半分青い




東北のお盆で飾るバナナは、かなり未熟な真っ青なバナナを使います。昨年知ったことですが、今年もその青バナナを貰ってきて熟すのを待っていました。お盆から一週間、だいぶ黄色くなってきたし、余り甘いのも好かないので一つもいで食べてみました。が・・・とても食べられる代物ではなく、いや渋い渋い、堪らず吐き出してしまいました。勿体無いことです。

もう少し待ってみましょう。

関連記事 2017年8月17日 あおばなな

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2018年08月19日

 瓜 瓜 瓜 瓜




岩手から益子、笠間と経由して昨日横浜へ帰ってきました。行った先行った先でスーパーや道の駅の産直コーナーに顔を突っ込んでは野菜を物色、糠漬け担当の私の狙いは『瓜』一本、これだけの収穫がありました。画像は、上からユウガオ、スイカ、ハグラウリ、シロウリ、大きなキュウリ(釜石のスーパーで発見、これは中々売り場には並ばない、1本何と20円)正に瓜尽くし。

釜石に行っている間、糠床をかき混ぜられないので、糠が草臥れないように活きの良い生糠と塩をたっぷり足していきました。帰宅後かき混ぜてみると、とても良い状態に発酵していました。さあ、ウリを漬けますよー。

うりうりうりうり〜。

関連記事 2018年8月10日 うり

posted by かまなりや at 18:05| 梅干し・漬物・保存食

2018年08月15日

 干 了



二日間、良く晴れてくれたおかげで小梅干しはすっかりきれいに干しあがりました。昨夜は一晩夜露干しをして、今朝早く取り込みました。一安心です。


干し場の片づけをしていたら、流しのところにアオダイショウを発見。大きな個体ではないものの、やはり蛇は体が長いのでちょっとびっくりしました。顔を良く見ると小顔で中々カワイイやつです。写真を撮っている間も逃げもせず、何枚か写真や動画を撮ってiPadをパタンと畳んだらその音に驚いたものかスルスルと木の上に逃げていってしまいました。久しぶりに朝の蛇を見て良い気分でした。

さ、今日から私もお盆休みです。夏の疲れを、梅干しの寝不足を、しっかりと癒すことにしましょう。

posted by かまなりや at 00:00| 梅干し・漬物・保存食

2018年08月13日

 ぼんぼし



5月に漬け込んで2ヵ月超、やっとこ小梅の干し方を始めました。土用干しならぬ『盆干し』です。昨日のうちに棚は拵えてありましたので今日は、早朝の涼しいうちに笊にあけて、せっせと整列作業です。


今年は小梅のみ20kg、きちんと並べないと笊に乗り切りません。えっちらおっちら整列をし、すべて並べきるのに3時間弱の時間がかかりました。只きれいに並べるだけでなく、大きさも考えつつ更に、へそはすべて外側に向けてあります。(こうしておくと、明日裏返すのに良い目安になります)


さて、きれいに並び一安心です。今日はお天気も上々、午後には夕立がありましたが、ひとまず室内に取り込んで難を逃れました。さ、明日もう一日干せばだいたい仕上がるでしょう。

梅干し仕事が終わると、私もやっとお盆休みです。

posted by かまなりや at 18:49| 梅干し・漬物・保存食

2018年07月18日

 糠床猛暑歓迎




連日の酷暑で、糠はそれこそ元気一杯です。12時間もあれば浅漬けは出来上がり、24時間経つともう古漬けの味わい。今宵は今朝糠床に埋めたばかりの胡瓜を肴に晩酌です。

日中は暑くてうんざりですが、夏野菜の糠漬けで冷えたビール、これがあるから頑張れます。

posted by かまなりや at 17:09| 梅干し・漬物・保存食