2018年12月06日

 みかん




冬になると『焼き蜜柑』が頗る美味しくなります。こんがりと皮が黒くなるまで焼いて、ハフハフ言いながら頬張るミカンは最高です。不思議と焼いたミカンは白い筋が皮の方にきれいに残って実がはがれます。これは、スジスジが気になる人にはとても心地よいことですが、栄養的にはミカンの皮の白い内果皮(アルベド)と、筋(維管束)は栄養価が高く食べた方が良いのだそうです。それならば、皮ごと食べれば良いのでしょうけれど、ちと抵抗がありますねぇ。(更に生食のほうが体に良いとの説も有る)

何にしても、焼き蜜柑はやめられませんなぁ。

posted by かまなりや at 18:40| 水・酒・食材

2018年12月03日

 どじゃう




ずいぶんと久しぶりに泥鰌を食べました、柳川です。茨城修行時代にはお金が無くて、夏場は近くの川でとって味噌汁にして食べたもので。横浜に戻ってからはついぞ食べることも無く、わざわざ『どぜう屋』さんへ赴いてまで食べる気にもならない食材でしたので随分と縁遠くなっていましたが、久しぶりに食べてみると骨がコリッとして身はふわふわで旨いものです。東北者の女房はそれほど好きではないようですが、関東者の私はこういった川魚が好きで、泥鰌の柳川で燗酒をきゅっと呑るなんてぇのは、実に乙で嬉しく感じます。

どじゃう・どじょう表記は生きている物、締めて調理すると『どぜう』と表記されるようですが、今はすっかりなじみが薄くなった食材です。いっそ、お若い人にはキビ悪がられるかも知れませんねぇ。

ささがしのごぼうのそばでみなごろし(江戸川柳)

なんまんだぶ なんまんだぶ

posted by かまなりや at 17:41| 水・酒・食材

2018年10月15日

 林 檎




長野在住の両親からリンゴが届きました、品種は『シナノスイート』その名の通り甘さが売りのりんごです。お昼の食後に一つ剥いて食べてみましたが、いや〜、甘い。多くの方がこういった甘い品種を好むのでしょうけれど、甘い物がとんと不調法な私には少々甘すぎるように感じます。

しかしながら、定年後の棲家として信州を選び、齢80を超えて北アルプスの麓で過ごす両親からの地場産林檎の差し入れに思うことは、『ありがたい』の一言です。

posted by かまなりや at 17:44| 水・酒・食材

2018年09月08日

 岩手のさんま




今年はサンマが豊漁で安価だと報道されていたので、どれどれとスーパーへ行ってみたらなるほどプリッとした活きの良いサンマが今頃にしては安く売られていました。早速、炭を熾してじっくりと焼いていただきましたが、いや〜美味かったです。中々今年の北海道のサンマはいいじゃぁないかと産地を確認したら何と、岩手県産でした。走りの初物だったので、てっきり北海道産だと思い込んでいました。

んん、やっぱりサンマは岩手に限る!

(長い魚なので16:9のサイズで撮影しました。)

posted by かまなりや at 18:12| 水・酒・食材

2018年08月14日

 め し





久しぶりに、文化鍋でご飯を炊きました。たった二合ですし、ガスの火ですから、お釜を使って薪の火で焚くのと比べるといかにもスケールか小さいですが、コゲも作らずきれいに炊けました。蟹の穴もしっかりと開いています。もちろん、水多め、飯軟らかめ、です。今日もスカッと晴れて、梅干しにはまたとないお天気です。きっとこの分なら日中干せば仕上がるでしょう。昨日のような雷雨が無いようなら、夜通し干して夜露に当て、明日の明け方しんなりしたところで取り込みましょう。

家事労働担当の女将が釜石へ行ってから一週間、そろそろ自炊にも飽きてきました。

posted by かまなりや at 10:00| 水・酒・食材

2018年07月12日

 えだまめ




行きつけのスーパー『ユーコープ』で売っている『オレ達の枝豆』というのが美味しくて、最近我が家でのお気に入りになっています。製造元は静岡県のすずなりさん、若い人達ががんばっている農場のようです。

ごく普通の枝豆なのですが、旨味と甘みがとてもバランスよく、飽きの来ない味で、後を引く豆です。昨今だだちゃ豆のような香りの強い豆が流行っていますが、関東者にはあの香りは少々鼻に付いてしまい食べている間に飽きてしまいます。この豆は色こそ薄いものの、どこか懐かしさも感じる昔ながらの夏の味がします。

暑い夏は、枝豆でビール!これに限りますなぁ。

posted by かまなりや at 18:29| 水・酒・食材

2018年06月21日

 チーズタラ




このチープなおつまみが頗る好きで、年中食べています。なとり製の『チーズ鱈』がその嚆矢であり、登録商標もとっているようですが類似品も沢山あって、食べる側には重宝です。なとりにはお徳用の『チータラ』というのもあって、微妙に原材料が違うようですが食べてみても違いは判然としません。発売当時はタラの魚臭さが少し気になったものですが最近のはその辺も改良されていてとても食べやすくなっていますし、メーカーによってチーズが多めだったりと楽しめます。

お安い肴が好きなのは生まれ育ちに起因するからに他なりませんが、これはいまさら変えようも無く、美食の何たるかも理解はしていますが、悲しいかな己の中の『三つ子の魂』が求める心の味覚には逆らえぬものです。この他にも『チーかま』『魚肉ソーセージ』『柿ピー』などは外せぬおつまみですな。

贅沢は味方だと思うのですが、食べつかないものは所詮付け焼刃。身の丈に合った物で幸せを感じるなら、いっそ背伸びする必要もありますまい。よーそろー。

器は茅ヶ崎の『宮崎陶房』宮崎和佳子さんの作品です。

posted by かまなりや at 18:39| 水・酒・食材

2018年06月10日

 おきづけ




鎌倉坂ノ下『喜楽丸』さんで買った生シラスの沖漬けです。鎌倉はじめ湘南界隈ではすっかり定着しつつある珍味ですが、ご存知ない方もまだまだ多いのではないでしょうか?シラス漁であがった鮮度の良いシラスを船上で漬け込むこの肴はお酒に良し、ご飯のおかずに良し、とても美味しい逸品です。

今はちょうど紫陽花の時季ですし、見物方々鎌倉にお越しの際には是非、お土産に釜揚げシラスとご一緒に『生シラスの沖漬け』をお薦めいたします。

posted by かまなりや at 18:01| 水・酒・食材

2018年05月16日

 パンの耳




食パンを買うと大概の場合、両端の部位所謂『耳』は切り落とされている状態で販売されています。この部分は頗る香ばしくて美味しいにもかかわらず切り落とされしまうのは勿体無い限りです。出稽古先の江戸川区の施設のハス向かいにある『リヨンコッペ館』では、そんな耳部(三枚入り)をサービスで呉れます。

実はここのお店はお惣菜パンの種類が豊富で且つ工夫が凝らされていてとても楽しめます。最近のお気に入りは『エビカツコッペ』ぷりぷりのエビをコロッケのようなフライにしてコッペパンにはさんだパンですが、たっぷりの野菜とタルタルソースがとてもバランスよく挟まれていて美味です。

江戸川に通い始めた頃(3年前)には『コンビーフポテト』というノスタルジックなコッペサンド(コンビーフのたっぷり入ったポテトサラダサンド)があって貪るように食べていましたが残念ながら最近は姿が見えません。復刻を願うばかりです。

すっかり耳から話がそれましたが、リヨンコッペ館でお買い物をされる折にはぜひレジ係さんに『耳ください』とお声がけしてみてください。耳はレジの端の目立たない所に置いてあり、『ふつう』と『ごま』の二種類があります。オススメです。

posted by かまなりや at 18:04| 水・酒・食材

2018年04月25日

 ORION




巷で評判の『シークァーサーのビアカクテル』を箱買いしました。(といっても、買ったのはビール好きの女房です)早速呑んでみましたが、中々いけます。爽やかな柑橘の香りとサラッとしたビアテイスト、この夏は贔屓にしたい飲料です。

オリオンビールさん、いい〜仕事です。

posted by かまなりや at 17:25| 水・酒・食材

2018年03月07日

 ぴざまん




今月の10日に久しぶりに『肉まん』を食べて、ああ旨いものだなと思い今度はピザまんを食べてみようと思いつつ忘れていましたが、つい先日コンビニエンスでふと思い出して購入して食べました。肉まんに比べると色々と加工品的な味が多くて駄菓子っぽいなという印象でしたが、美味しく楽しみました。若い頃と違って嗜好がシンプルになっているせいか肉まんのほうが好ましく思いますが、これはこれで面白い食べ物ではあります。

暖かくなるとこれら饅頭の食欲も減退することでしょうから、寒さの残るうちに楽しんでおきましょうか。

関連記事 2018年2月10日 肉 饅

posted by かまなりや at 00:00| 水・酒・食材

2018年02月10日

 肉 饅




ずいぶん久方ぶりに『にくまん』を食べました。夕方に小腹が空くと、おにぎり(お気に入りは和風ツナマヨネーズ)を食べることが多いのではありますが、今日は暖かい物が食べたくてホカホカの中華饅頭を選びました。久しぶりの肉まんは暖かくてふわふわでことのほか美味しく感じました。

肉饅頭は、人の頭を象ったという説がありますが、なるほど中の餡は脳味噌のようでもあり、中々に乙な食物です。次はカレーまんやピザまんも食べてみましょう。

posted by かまなりや at 00:00| 水・酒・食材

2018年01月24日

 みそしる




久しぶりに、たこ焼きの味噌汁を食べました、美味かったです。

たこ焼きは冷めたものを後から入れたもので、基本の味噌汁は小松菜と油揚げ。小松菜を上に寄せて油揚げを横にして顔を作ってみました。作り物の顔ではありますが、中々微笑ましい表情です。味噌汁にたこ焼きと聞けば、げげぇと思う方もいらっしゃると思いますが、これ、とても美味しいんですよぉ、お麩や山芋団子に近いおいしさがあります。でも、ソースは合いませんのでかけない状態でのトッピングをお勧めします。

あ、おたぁめしぃあぁれぇ。(歌舞伎調)

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2017年12月24日

 い も




今朝もぐっと冷えてこの時季らしい凛とした寒さでした。畑の土もかりんと凍り、何度も霜の当ったサトイモの茎はすっかりしんなりとなりました。今日は八つ頭をふた株ほど掘ってみました。台風で倒伏してしまった株ですのでやはりあまり大きくはなっていないものの、何とか食べることはできそうです。小芋が多めに付いているのも何か気候の影響でしょうか・・・何にしても結果は素直に受け入れて無駄なくいただきましょう。

それにしても、芋の裏側というのは、さだめしキメウな印象ですねぇ。

posted by かまなりや at 17:40| 水・酒・食材

2017年12月21日

 ひゃくねん




いきつけの酒店にお酒を仕入れに行ってきました。欲しかったお酒の銘柄がきれいに揃い、とても良い気分で帰宅しました。黒木本店の長期熟成麦焼酎『百年の孤独』も定価で手に入りました。このお酒、100年寝かせたわけではなく3〜5年オーク材の木製樽で熟成して作るそうです。原酒はやはり黒木さんの有名銘柄『中々』これも一升やはり定価で買ってきました。

中々は、23日開催の高谷亜由さんのお料理で楽しむ『ベトナム料理で芋乃酒場』で、ご提供。百年の孤独は、来週催される出稽古先の江戸川の施設の忘年会に差し入れします。

良いお酒は、人生をとても豊かにしてくれます。そんなお酒を醸して下さる酒蔵さんと、良心的な価格でご提供くださる酒店さんにぃー、感謝exclamation

posted by かまなりや at 18:26| 水・酒・食材

2017年12月03日

 ぼ ー




ベトナムのお土産を頂戴しました。一見魚肉ソーセージのようですが、bòはベトナムの言葉で牛のこと。食べてみたらなるほど畜肉の加工品です。ちょっと懐かしい感じの味で、子供のころ食べた赤いソーセージを思い出しました。タコの形にして焼いてみましょうかねぇ。

メーカーのロゴが日本の自動車メーカーのようで、クスッと笑えました。

posted by かまなりや at 17:20| 水・酒・食材

2017年11月11日

 あ じ



沖釣りを嗜む生徒さんから鯵を頂戴しました。知る人ぞ知る横須賀走水(はしりみず)の大鯵です、今が旬で、いただいたものもゆうに一尺を超えてホッケかと思うほど堂々の魚体。一塩して開きにしてあるのですぐに食べられます。早速、晩酌の肴に焼いていただきました。旨い!大きな鯵なのに身はほんわかと軟らかく、その語源にもなったとおり味は申し分ありません。


燗酒を呑みながらすっかりたいらげました。さて、SNS映えする画像が撮れましたので、インスタグラムにアップしましょう。

な〜んてね・・・インスタやってません。 すんません。

posted by かまなりや at 18:24| 水・酒・食材

2017年11月03日

 かくうち




先日、阿佐ヶ谷へ行った際に小粋な酒屋さんを見つけました。場所は南口商店街パールセンター青梅街道寄りの一角です。清酒、ワインの種類が豊富で、分けてもビールの在庫はビツクリの酒屋さんです。そして、お店の奥には立ち飲みのコーナーその名も『裏の部屋』があり、お店で買った好みのお酒をいただけます。その名の通りお店の裏手の奥の奥へ進んだところに小洒落たスペースがあって、広い窓から公園などを眺めつつお酒が嗜めるようになっています。私が伺った時間はちょうど夕暮れ時で、他にお客さんは居らずゆっくりと冷奴を肴に一杯ひっかけてきました。

何やら、立ち飲みのことを符丁で『角打ち』というらしく、調べてみると枡で酒を計る際に待ちきれず角からきゅーと呑んでしまうさまと、店の角で待ちきれずきゅぅ〜っと呑んでしまうさまからそのように呼ばれるようになったとか。で、あるならば『かどうち』と読みたいところですが敢えて『かくうち』と呼ぶのは将棋の手(対局で相手の角行を取りここ一番打ち込む妙手と、空き腹に枡酒をきゅーっと流し込む妙味)を引っ掛けているのではと、勝手ながら解釈します。

若い時分は、立ち飲み屋に入る勇気がありませんでしたが、程よく歳を重ねてこういう場所が居心地が良くなりました。子供のころは酒屋の一角で呑んでるおじさんたちがおっかなく感じたものですが、いつの間にかそちら側の人間になったようです。

おぢさんになった ってぇことですな。   (11月5日記)

酒ノみつや  twitter

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2017年10月11日

 みかん




ご近所さんからお庭で生った蜜柑をたくさん頂戴しました。この時季これほど貰って嬉しい果物はありません。運動会の頃の、露地物の、青みが残る走りのミカンのこの甘酸っぱさは今でなければ味わえません。酸っぱいから誰も食べないのよねと下さった方は仰いますが、私にとっては無類の御馳走。

これから毎日、おやつにいただきましょう。 感謝!

posted by かまなりや at 18:03| 水・酒・食材

2017年10月01日

 びしょく



昨日、岩手釜石の親類から秋の新サンマが届きました。ちょうど芋乃市場の最終日とあって、作家さん、スタッフさん、お友達数名と早速打ち上げに初物の秋刀魚を塩焼きにして食べました。(炭火焼き方担当は、芋乃市場スイーツ担当タケトミさんのご伴侶、シュンさん)噂どおり今年は魚体が小さくかわいい魚でしたが、程よく脂が乗って味はよく、大根おろしとカボスを添えて美味しくいただきました。


自慢ではありませんが魚を食べるのが上手(自慢じゃん)です。骨を残してきれいに解体し、余さず食します。歯の良い方等が骨一本残さずバリバリと召し上がるのを見受けることがありますが、失礼ながら野卑な印象で好みません。箸を使ってきれいに骨を分け、食べ終わった姿が美しい作品となって残るのが、好ましい食後の皿景色と心得ます。『美食』 は、かの北大路魯山人が多用した言葉ですが、鮮度の良い美味しい食材や、きれいに盛り付けた美しい食事という意味に加えて、うつくしく食べるという意味合いも含まれると解釈します。

食の器を作る職人として、命のいただき方は美しくありたいものだなぁと思う秋です。

posted by かまなりや at 16:15| 水・酒・食材