2016年05月29日

 だんかずら


昨夕、鎌倉 『てんぷら大石』 さんの20周年をお祝いかたがた家族で食事に出向きました。


長らく工事中だった段葛もすっかり補修が終わり、きれいになりました。灯籠の石が新しくて墓石のようだと概ね評判は芳しくないものの、作り立てはまあそういったものでしょう。10年経ち、30年経ち、50年経ち風雨に晒されて年季が入ればぐっと落ち着いた雰囲気になるでしょう。植え替えた桜も10年も経てば見事な花のトンネルになりましょう。


久しぶりに大石俊明さんの揚げる天ぷらをカウンターでゆっくと堪能して、またまたとっぷりと陽の暮れた段葛を千鳥足で歩いて帰ってきましたが、以前はなかった足元の照明が明るく上に向かって照らされ、ああ花の時季ならさぞイイ気分であろうなぁと想像して歩きました。

神奈川県民にとってやはり、鎌倉は特別な場所だと思います。八幡様を中心に築かれた要塞都市は、南に相模の海を臨み、北に山を背負って扇状に広がります。幕府の時代は終わっても、歴史の重みのようなものを感じる古都は、京都とは一味違った趣を感じます。増して、近いということに加え知り合いも増えましたので尚更の愛着を感じます。

てんぷら大石さんの、益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、鎌倉という街との末永いご縁を願うものであります。

美味しかったな〜、車海老、鱚、鮎、雲丹、穴子、空豆、蓮根・・・

posted by かまなりや at 16:34| 時候・紀行・鑑賞

2016年02月04日

 にがつ




二月になると、ああ、日足が伸びたなぁと実感します。特に夕方の日の入りは一足ずつ遅くなって、地球の公転が春分点に近づきつつあることを喜ばしく思います。

桜の蕾はまだカッチカチですが、木もやがて起きだしてくることでしょう。

はーるぅよー♪ とおきはるよー♪ (松任谷由美)

posted by かまなりや at 18:08| 時候・紀行・鑑賞

2016年01月20日

 寒 中




1月も下旬になりました。日足は少しずつ伸びてきたものの、明日は 『大寒』 冬本番の時季になります。

この歳になって左足の指先に霜焼けができた模様、車の運転中足元にヒーターが効いて温かくなってくると痒くて仕方ありません。子供時分には良く拵えていた霜焼けですが、長じては無かった症状なのでちょっと戸惑っています。

まずはお風呂で良く温めて、オロナインでも塗っておきましょう。

posted by かまなりや at 21:21| 時候・紀行・鑑賞

2016年01月19日

 犬神家




先日、『犬神家の一族』 のリメイク版を観ました。良くできているなと思いましたが、続けざまに前作の方を観ましたら、やっぱり原版の方が良かったです。特に金田一耕助が泊まる宿屋の女中さん 『はる』 は、旧作が坂口良子さん、新作が深田恭子さんで、どちらも良い味を出しているのですけれども、多分に主観的ではありますが坂口さんに軍配が上がります。

然しながらこの 『犬神家』 は、本当によくできた映画で、感心します。良い映画は何度でも見たくなりますので、市川監督を偲びつつまた鑑賞いたしましょう。

posted by かまなりや at 20:06| 時候・紀行・鑑賞

2016年01月18日

 べたゆき




重〜い、雪でした。

昨夜は酔って早々就寝、今朝ドカンと云う物音で飛び起きて外を見ると真っ白。音の出どころを探索すると、葦簀張りの下屋庇が雪の重みで全壊!

茨城修業時代、近所のおばあさんたちが雪の朝には 『ヤなものが降ったっけねぇ〜』 と挨拶していましたが、まったく嫌なものが降ったものです。新井町は積雪10p、だいぶ溶けましたが明日は残った雪がカリカリに凍るでしょう。やだなぁ〜、雪かき。

迷い咲きした河津桜も、いかにも寒そうです。

posted by かまなりや at 22:07| 時候・紀行・鑑賞

2016年01月14日

 寒



やっとこの時季らしい寒さになって、外の水道は凍って氷柱が下がりました。やはり冬はこうでなくちゃ。


お外のピザ窯温度計は今朝1℃。センサーが窯の内部でこの温度ですから、野外は氷点下にまで下がったことでしょう。

さて、こうなると掘っ立て工房の弱点で、作品が凍る恐れがあります。特にろくろを挽きたての作品は水分が多いので凍ったら最後バラバラに壊れてしまいます。

気を入れて養生せねば。

posted by かまなりや at 18:14| 時候・紀行・鑑賞

2015年12月24日

 こはる




何とも暖かい年の瀬です。ハヤトウリに芽が出てしまいました・・・どうしよう、何だか愛らしくて芽を欠くのもかわいそうだし、とは云えこのままで育つはずもなし。 いずれ決断しましょう。

いつまでこの小春は続くのでしょうか、年明けもこの調子でしょうかねぇ。

posted by かまなりや at 17:38| 時候・紀行・鑑賞

2015年12月18日

 らくよう




作詞家の岡本おさみさんの訃報を耳にし、大好きな作詞家さんの死を悼んでおります。襟裳岬、旅の宿、祭りのあと、どれも好きな作品です。好きな歌をたどると作詞家さんが同じことが多いですが、岡本おさみさんと松本隆さんは大好きなお二人です。

今宵はひとつ、ウクレレ片手に 『落陽』 でも歌いましょう。

ご冥福をお祈り申し上げます。

posted by かまなりや at 20:15| 時候・紀行・鑑賞

2015年12月09日

 はつしも




今朝、横浜新井町は初霜がおり、畑の土がうっすらと白くシモゲました。これで心置きなくサトイモが掘れます。

冬至まであと2週間、もう大手を振って股引も穿きましょう。何だかきちんと冬になったという実感がわきました。

posted by かまなりや at 17:40| 時候・紀行・鑑賞

2015年12月05日

 氷 結




昨日霜が降りないなどと云っていたら、今朝はぐっと冷え込んで車の窓が凍りました。やはり季節はきちんと進んでいる模様、地球はまわっているのですんなぁ、でもまだ霜は降りていません。

因みに、お外の気温は5℃でした。

posted by かまなりや at 07:18| 時候・紀行・鑑賞

2015年12月04日

 ソロソロ




そろそろ霜が降りても良い季節なのに、今年は暖冬傾向でしょうか。昨年この界隈はは6日に霜が降り、7に初氷を観測しています。お天気の予報では来週は暖かいなどと云っています、この分では冬の到来はもう少し後になりそうですね。

まだしばらく股引は要らないかな。

posted by かまなりや at 18:42| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月26日

 だ ん




今日もぐっと冷えて、早朝に打つおソバの加水が増えて往生しました。それでもソバの生地が硬く感じ、ああ、暖房が欲しいな、と思わずにはおれませんでした。

芋乃市場の暖房器、薪ストーブのクラフトマンは4年前のちょうど今頃、釜石の石村工業さんから買い求めました。薪の調達に不安はあったものの、運良く各方面から廃材や植木の剪定材を頂戴することができ、順調に運用しています。

今年もそろそろ薪のストーブに火を入れたくなる時季になってきました。去年煙突掃除をしていますから今年は点検程度で大丈夫でしょう。週末からさらに冷え込む予報、煙突周りの枯草やごみを片付けて、いつでも火を入れられるようにしておきませう。

posted by かまなりや at 18:19| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月24日

 つきよ




お天気が回復して、空が澄んで、東の空に良いお月様が顔を出しました。月齢の若い月はまん丸ではないものの、早く出るので嬉しいです。

ウチの台所の東側には窓があって、ちょうど月が拝めます。ラジオのFM放送ではクリスマスのひと月前だと騒ぎ立てますが、馬鹿馬鹿しく時期尚早な電飾を眺めるよりも、今日只今の月を拝んで心を洗いましょう。

今日は、ラジオも消しましょう。

posted by かまなりや at 17:07| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月22日

 ぼんさい


陶芸教室の生徒さんが出品している 『小品盆栽展』 を観にみなとみらいへ行って来ました。横浜のそれもみなとみらい地区へ繰り出すのは久しぶりでしたが、とても良い展示で楽しく見せていただきました。


画像では大きく見えるかと思いますが、この盆栽で鉢のサイズは10pもありません。にもかかわらず、立派な樹形に育ててしっかりと紅葉している景色は心憎いばかり。


野鳥ファンとしては添え物の雀が気になってついつい接写。これは本当に豆粒ほどのサイズです。

大きな木を小さく仕立てる盆栽をさらに小さくする 『小品』 の景色は可愛らしさの中にも古木の風格が醸されて風流です。昨今ミニ盆栽が流行っていますが、一砂会さんの展示はお手軽な盆栽モドキではなく本格小品盆栽で、実に見応えのある展示でした。

小品盆栽に興味のある方はこちらのサイトをご覧になってください。 横浜小品盆栽一砂会

posted by かまなりや at 18:18| 時候・紀行・鑑賞

2015年11月02日

 いせがはま




いよいよ11月、今年も納めの九州場所の初日が8日と迫ってきました。先場所は一人横綱の鶴竜が良く踏ん張って土俵を沸かせました。然しながらその内容は横綱の名を危うくするような引き相撲が多く、お世辞にも横綱相撲とは言い難いもの。今場所は三人の横綱が揃って呉れることを願うばかりですが、中でも目が離せないのが伊勢ケ浜部屋の面々です。
 
日馬富士、照ノ富士、誉富士、宝富士と元横綱旭富士の伊勢ケ浜親方率いる 『富士軍団』 が、ひと暴れしてくれそうな予感がします。中でもベテラン安美錦のしぶとい取り回しに期待が集まります。先場所からまた番付を上げて今場所は西の三枚目に名を連ねています。

勝っても負けても飄々とした談話が好ましく、そのせいか土俵際の引き技や注文相撲にも観客が肝要なのが面白いところです。普通ならアナウンサーも 『あーっと、引いてしまいました。お客さんも溜息です。』 となるところ、安美錦関には 『おーっと、これがあります安美錦。お客さんも思わず拍手。』 って、なっちゃうのが不思議な魅力なんです。

今場所は、強くて、おもしろい相撲が見たいです、ガンバレ伊勢ケ浜部屋!

posted by かまなりや at 17:20| 時候・紀行・鑑賞

2015年10月27日

 田 圃




横浜にもまだ、田んぼはあります。緑区の恩田川沿いの一角ですが、この時季はなるべく見に行くようにしています。広々とした稲刈り間近の田んぼを見ていると時間を忘れます。時折吹く強い風も田の上を滑る波になって可視化され目に心地よく、穂が垂れて実りの姿を見るにつけ、夏の暑さをありがたく感じます。育てるのはいかばかりかのご苦労があったことと思いますが、きっとこの田の持ち主も報われたことでしょう。



隣の田んぼでは天日干しの真っただ中、何ときれいなオダ(茨城では稲の干し場をこう呼んでいました)掛けでしょう。田んぼの持ち主さんの几帳面さがココロニクイばかりで、いい〜仕事です。



そのまた隣は脱穀を終え、藁が干してありました。

秋の田園風景に、心洗われたひとときでした。

posted by かまなりや at 17:51| 時候・紀行・鑑賞

2015年09月09日

 あ め




台風18号が大雨を降らせ、関東横浜でも大雨警報が出るほどの降水となりました。雨漏りのするボロ工房は湿気にむせ返り、洗濯物は脱水して吊るしておいても一向乾かず、新聞や雑誌はしんなりと曲がります。それでも夕方になると台風もだいぶ遠ざかったためか時折り雲が切れて陽も差し、雲間の青空がきれいです。

どうやらこの台風は日本海に抜けても秋雨前線を大いに刺激し、置き土産の雨は明日も降り続くという予報。業腹ではありますが、お天道様には逆らえますまい。

逆らえぬモノに逆らうのは得策に非ず、甘んじて秋の長雨とお付き合いましょう。

posted by かまなりや at 17:53| 時候・紀行・鑑賞

2015年08月20日

 夏が萎む




夏の高校野球も終わりました。何だか気分的には急に夏が終わりに近づくような淋しさを覚えます。秋の到来は嬉しいものですが、夏の終わりって独特の焦燥を感じます。

急げカマキリ、君たちの繁殖時期もあとわずかだぞ。良い伴侶を見つけ出し命を賭して子孫を残すのだ。

posted by かまなりや at 17:38| 時候・紀行・鑑賞

2015年08月07日

 こしば




久里浜の方へ出向く野暮用ができ、仕事絡みでは無いので夫婦揃ってドライブ気分で鎌倉から逗子葉山を廻り、三崎街道から北久里浜へ抜け16号線をとことこと北上、お昼に 『小柴』 でアナゴ料理を食べて帰ってきました。



柴漁港の中の特設食堂 『小柴のどんぶりや』 は、テラス席のみで、この暑い中ですがお外での会食。海風がそよとも吹かぬ内湾の磯臭い漁港での食事は中々にワイルドでした。



これが一押しの煮穴子定食、一本丸で煮た穴子はとろける軟らかさ。付け合せに天ぷらと小鉢がついて1450円!満腹になること請け合いです。

直売所が開いていて蝦蛄でもあればと思っていましたが直売所はお休み。小柴名物江戸前の蝦蛄は手に入りませんでしたが、穴子を満喫して幸せ度は満タンです。

涼しくなって蝦蛄が子を抱くころにまた訪ねてみましょう。

posted by かまなりや at 17:49| 時候・紀行・鑑賞

2015年07月05日

 湿 湿


土曜日曜と繁忙に追われ更新ができませんでした、そんなわけで昨日分を今頃(6日午前)書いています。今日はしっかり雨降りで気分も沈静、素焼きの窯を焚きながら他の仕事は措いといて窯だけに集中しながら事務しています。



作家の藤沢周平氏は 『々』 の字を使うことを嫌いました。小説には必ずと云って良いほどこの記事のタイトルのように漢字を二つ並べて表記しています。(これを畳語という)そもそも 『々』 は漢字ではなく繰り返しの符号で 『踊り字』 と呼び習わされます。形状から、ノマ点と云う向きもあるとか。私のパソコンでは 『おなじ』 『くりかえし』 と入力すると変換候補に出てきます。

おなじ語が二つ繰り返されると二度目の語は濁音化する傾向があり、例えば人々はひとびと、神々はかみがみとなりますが湿々はしめじめではなく、じめじめとなるのは何故でしょうか?きっと湿った気分を誇張するうえからこうなったものか、じめじめに当て字を振ったからそうなったのではないでしょうか。

畳語がすべて濁音化したら違う意味になってしまうことも懸念されますので、二語目の濁音化で良いのでしょうねぇ。人々(びとびと)神々(がみがみ)国々(ぐにぐに)じゃあ何が何だかわからないですもんねぇ。

7日は 『小暑』 季節は、徐徐に移ります。

posted by かまなりや at 00:00| 時候・紀行・鑑賞